第7部では、リモートデータベース環境における運用について説明します。
リモートデータベースの環境で運用する場合、本製品(Linkexpress Transactional Replication option)が動作しているサーバとは別のサーバ(DBサーバ)にデータベースを構築します。
本製品が動作するサーバ(DBクライアント)には、本製品、本製品の必須ソフトウェア、および、データベース製品のクライアントソフトウェアをインストールし、TROからリモートデータベースに接続するための環境を構築します。
なお、リモートデータベースのサポート対象の機能はTROです。TJNLはサポートしていません。
第7部で使用するおもな用語を以下に示します。
用語 | 意味 |
---|---|
ローカルデータベース | 本製品と同じサーバにインストールされているデータベース |
リモートデータベース | 本製品とは別のサーバにインストールされているデータベース |
ローカル接続 | TROがローカルデータベースに接続する運用形態 |
リモート接続 | TROがリモートデータベースに接続する運用形態 |
DB | "データベース"または"データベース製品"の略称 |
リモート接続における、データベースが動作しているサーバ | |
リモート接続における、本製品が動作しているサーバ。 | |
シングル構成 | DBサーバ側が1台のサーバで構成される運用形態 |
クラスタ構成 | DBサーバ側が複数で構成される運用形態 |
ホスト名 | DBサーバのOS上に定義しているサーバの名称。 |