クラスタシステムのほとんどの操作は、クラスタ運用管理ビューにより行います。クラスタ運用管理ビューの詳細については、SafeCLUSTERの導入運用ガイドを参照してください。クラスタシステムの基本的な運用の流れについて、"図28.24 クラスタシステムでの運用の流れ"に示します。
クラスタサービス起動
クラスタの運用管理ビューで設定したクラスタサービスを起動します。これにより、同一クラスタサービス内で設定された起動優先度に従ってデータベースシステム(Symfoware/RDBを使用する場合はSymfoware/RDB、Oracleを使用する場合はTNSリスナーとOracleインスタンス)、TRM、JournalTransferおよびTROが起動されます。クラスタサービスの起動は、クラスタ運用管理ビューを使用して行います。
復旧作業
異常が発生したノードでは、ハードウェアやソフトウェアの障害が発生しています。その原因を取り除いてください。
クラスタサービスを組込み可能に変更
異常が発生したクラスタサービスは、組込み不可モードになっています。この状態を、組込み可能なモードに変更します。組込みモードの変更は、クラスタ運用管理ビューを使用して行います。
組込み
切替えまたは切捨てによりインスタンスが停止中となった場合は、エラーの原因を取り除いた後、そのインスタンスをクラスタサービスに組込んでください。組込みは、クラスタ運用管理ビューを使用して行います。
切戻し
必要に応じて切戻しを行い、スタンバイクラスの再配置を行ってください。切戻しは、クラスタ運用管理ビューを使用して行います。
クラスタサービス停止
クラスタサービスを停止します。クラスタサービスの停止により、データベースシステム(Symfoware/RDBを使用する場合はSymfoware/RDB、Oracleを使用する場合はTNSリスナーとOracleインスタンス)、TRM、JournalTransferおよびTROが停止します。クラスタサービスの停止は、クラスタ運用管理ビューを使用して行います。