JournalTransferは、Linkexpress Transactional Replication optionの通信基盤であり、グローバルサーバ上のTJNLのJournalTransferと連携して、Solarisサーバ、WindowsサーバまたはLinuxサーバとグローバルサーバ間のメッセージ送受信機能を提供します。
サーバ間の通信は、TCP/IPネットワーク上でJournalTransfer独自のプロトコル(以降、ブリッジプロトコルと略します)を使用しており、高信頼かつ高性能なメッセージ送受信機能を提供します。
“図22.1 JournalTransferの位置づけ”にLinkexpress Transactional Replication optionのJournalTransferとグローバルサーバ上のTJNLにおけるJournalTransferの位置づけとメッセージの流れを示します。
ここでは、JournalTransferのメッセージ送受信機能を以下の順に説明します。
メッセージ送信機能
メッセージ受信機能
応答時間監視機能
自動再接続機能