DBサービス定義機能による、DBサービス定義の登録/登録抹消の手順を説明します。DBサービス定義の登録/登録抹消は、DBサービスグループ単位に行います。
DBサービス定義で使用するコマンドの詳細ついては、"第7章 操作コマンド"を参照してください。
また、DB連携定義ツールによりDBサービス定義ファイルを作成できます。
DB連携定義ツールについては、"第8部 DB連携定義ツール"を参照してください。
DBサービスグループの登録手順は以下のとおりです。なお、DBサービスグループ名は、システムで一意の名前にしてください。
DBサービス定義ファイルを作成します。
DBサービス定義ファイルの配置場所は、ユーザディレクトリの配下としてください。製品のインストールディレクトリ配下には配置しないでください。
DBサービス定義ファイルの配置場所やファイル名は、以下の規約に従ってください。
DBサービス定義ファイルは、"インストールフォルダ\TRO\MANAGER\DB\_GEN"配下に配置してください。
DBサービス定義ファイルの拡張子は".def"としてください。
DBサービス定義ファイル名は、半角英数字または半角アンダースコア"_"を使用し、拡張子を除いて8文字以内のファイル名としてください。
以下に、DBサービス定義ファイルの記述例を示します。
INTABLE |
DBサービスグループの登録
登録対象のDBサービスグループ名およびDBサービス定義ファイルを指定して、lxrtmgensvコマンドを実行します。
たとえば、DBサービスグループ名を"SVCGRP1"として、DBサービス定義ファイル"sample.def"をDBサービスグループに登録する場合は、以下のとおりです。
lxrtmgensv -s SVCGRP1 -f sample.def |
lxrtmdspsvコマンドにより、登録したDBサービスグループを確認します。
lxrtmdspsv |
登録済みのDBサービスグループを抹消する手順は以下のとおりです。
DBサービスグループの登録抹消を行う場合、対象になるDBサービスグループは運用を停止している必要があります。
DBサービスグループの登録抹消
登録を抹消するDBサービスグループ名および-Dオプションを指定して、lxrtmgensvコマンドを実行します。DBサービスグループ名が"SVCGRP1"である場合の例は、以下のとおりです。
lxrtmgensv -s SVCGRP1 -D |
lxrtmdspsvコマンドにより、DBサービスグループが登録抹消されていることを確認します。登録抹消されたDBサービスグループ名は表示されません。
lxrtmdspsv |