DBサービス定義に指定するデータ項目について説明します。
入力データ形式とDBサービス定義の項目設定例を"図4.4 DBサービス定義の項目設定例"に示します。
なお、DBサービス定義の詳細については"第8章 DBサービス定義"を参照してください。
例の説明
ジャーナルのシステム取得項目には、"TJNLRESOURCE"、"TJNLDBOP"、"TJNLTIME"を必ず指定してください。
INTABLE定義文のITEMオペランドは、ジャーナルの更新データ項目に対して1対1になるよう定義する必要があります。図では、項目a~dのすべてを定義します。また、ジャーナルのシステム取得項目の"TJNLRESOURCE"および"TJNLDBOP"を、"@TRHEADER"および"@DBOP"として定義する必要があります。
EXTRACT定義文のSELECTオペランドは、INTABLE定義文の項目名と一致させる必要があります。INTABLE定義文の項目dを反映しない例を示しています。
OUTTABLE定義文のITEMオペランドは、EXTRACT定義文の項目と1対1になるよう定義する必要があります。
OUTTABLE定義文およびデータの操作の種類を示すTJNLDBOPに応じたSQL文が発行されます。
DBサービス定義で指定していない列については、データベース製品の仕様に従います。たとえば、データベース側で列のデフォルト値を定義している場合、INSERT文では、指定されていない列はデータベース側で定義されているデフォルト値が格納されます。
項目有効表示
項目有効表示は、ジャーナル項目の内容が有効であるかを示す情報です。
INTABLE定義文では、入力データ属性の項目有効表示(ナル値識別用フィールド)の扱いを指定できます。
項目有効表示の詳細については、"TJNL解説書"を参照してください。