「L-Server」にInterstage Application Serverをインストールしたときに複写・実行するコマンドの出力メッセージについて以下に記載します。
その他のコマンドのメッセージについては、『Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集』を参照してください。
[可変情報]
%s:ディレクトリパス
[意味]
ディレクトリの作成に失敗しました。
[処理]
処理を中止します
[ユーザーの対処]
可変情報に指定されたパスについて以下の対処を実施してください。
ファイルとして存在する場合は、ファイルを削除してから再度実行してください。
上位ディレクトリに書き込み権限が付加されているか確認し、再度実行してください。
[意味]
引数が不足しています。
[処理]
処理を中止します。
[ユーザーの対処]
コマンド実行時に指定した引数を確認したあと、再度実行してください。
[可変情報]
%s:指定した引数
[意味]
引数に誤りがあります。
[処理]
処理を中止します。
[ユーザーの対処]
コマンド実行時に誤った引数が指定されました。引数を確認したあと、再度実行してください。
また、前後にメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの対処を行ってください。
[意味]
実行する権限がありません。
[処理]
処理を中止します。
[ユーザーの対処]
直前に行ったオペレーションに対する権限がありません。管理者ユーザーで実行してください。
また、ソフトウェアパラメーター設定機能の利用時に出力された場合は、前後に出力されているメッセージ対処を行ってください。
[可変情報]
%s:コマンド名
[意味]
%sのコマンド処理を開始しました。
[可変情報]
%s:コマンド名
[意味]
%sのコマンド処理は正常終了しました。
[可変情報]
%s:コマンド名
[意味]
%sのコマンド処理中にエラーが発生しました。
[処理]
%sのコマンド処理を中止します。
[ユーザーの対処]
本エラーメッセージの前に出力されたエラーの原因を取り除いて、再度処理を実行してください。
改善されない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取したあと、技術員に連絡してください。
[可変情報]
%s:サービス名
[意味]
%sに対する処理を開始しました。
サービス名 | サービス資源名 |
---|---|
ISCOM | Interstageセットアップ資産 |
OD | CORBAサービス資産 |
ISJEE | Java EE共通資産 |
[可変情報]
%s:サービス名
[意味]
%sに対する処理は正常に完了しました。
[可変情報]
%s:サービス名
[意味]
%sの処理は失敗しました。
[処理]
連携スクリプトの処理を中止します。
[ユーザーの対処]
“運用ガイド(基本編)”の“バックアップ/リストア”を参照し、本エラーメッセージの前に出力されたエラーメッセージおよびシステムログのメッセージの対処を行ってください。
[可変情報]
%s:詳細情報
[意味]
システムエラーが発生しました。
[処理]
処理を中止します。
[ユーザーの対処]
以下の詳細情報に応じた対処を行ってください。
本エラーメッセージの前にエラーメッセージが出力されている場合には、その内容も合わせて確認してください。
以下に該当しない詳細情報の場合には、iscollectinfoコマンドを使用した調査情報と下記ディレクトリ配下のすべてのファイルを採取したあと、技術員に連絡してください。
L-ServerがWindowsの場合
%IS_HOME%\var\clone\log
(%IS_HOME%はInterstageのインストールディレクトリ)
L-ServerがLinuxの場合
/opt/FJSVisas/var/clone/log
詳細情報 | 対処 |
---|---|
Environment variable IS_HOME is not set | Interstage Application Serverがインストールされていない環境でコマンドを実行した可能性があります。 環境を確認してください。 |
コマンド名 cannot execute on this environment コマンド名:isgethostinfo または issethostinfo | 管理サーバ機能をインストールした環境でコマンドが実行された可能性があります。 環境のサーバタイプを確認してください。 コマンドは以下のサーバタイプでは使用できません。
|
Directory does not exist(path={0}) path:L-Platformテンプレート配備時に必要な資材が格納されたディレクトリバス | L-Platformテンプレート作成時にisgethostinfoが実行されていない可能性があります。 L-Platformテンプレート作成手順を確認してください。 |
[可変情報]
%s:コマンド名
[意味]
ほかのプロセスが同じコマンドを実行中です。
[処理]
処理を中止します。
[ユーザーの対処]
ほかのプロセスが終了したあと、必要に応じて再度処理を実行してください。
しばらく待ってもメッセージが繰り返し出力される場合、コマンドの多重実行を防止するための制御ファイルが残存している可能性があります。
以下の制御ファイルがある場合は、削除してから再度処理を実行してください。
なお、ほかのプロセスが実行中の場合は削除できません。
L-ServerがWindowsの場合
%IS_HOME%\var\[コマンド名].lck
(%IS_HOME%はInterstageのインストールディレクトリ)
L-ServerがLinuxの場合
/opt/FJSVisas/var/[コマンド名].lck