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Interstage Business Application Server トラブルシューティング
FUJITSU Software

12.3.1 Webサービスインタフェースの生成で発生する異常

以下のどちらかの問題により、Webサービスインタフェースの生成が失敗する場合があります。

問題を解決後、再度Webサービスインタフェースの生成を実行してください。

COBOL登録集の解析に失敗している場合

Webサービスインタフェースを生成時にCOBOL登録集の解析に失敗した場合、Webサービスインタフェースの生成に失敗します。以下に、COBOL登録集の解析に失敗した場合に表示されるメッセージを示します。

パラメタの設定が不正です。アプリケーション情報の設定で、COBOLプログラムに渡すパラメタがCOBOL登録集に正しく定義されているかどうかを確認してください。

この問題を回避するには、“Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド”の“サーバアプリケーション編”の“サーバアプリケーションの開発(COBOL)”の“サーバアプリケーションの新規作成時の手順”の“COBOL登録集の作成・修正”を参照してCOBOL登録集の内容を確認および修正してCOBOL実行基盤インタフェースの再生成した後で、再度Webサービスインタフェース生成ツールを実行してください。

■生成されるファイルのパス長が長すぎる場合

Webサービスインタフェース生成機能を実行した際、生成されるファイルのパスが長すぎるため、Webサービスインタフェースの生成に失敗することがあります。

[COBOL実行基盤インタフェース生成]画面、または[Webサービスインタフェース]の以下の項目の設定値を短くして、再度Webサービスインタフェース生成を実行してください。

COBOL実行基盤インタフェース生成画面の設定項目

■リモートビルド時に開発環境でのファイルの修正が反映されない場合”を参照してください。

Webサービスインタフェース生成画面の設定項目

画面名

項目名

説明

[Webサービスインタフェースの生成]ウィザード > [Webサービス情報の指定]画面

Webサービス名

Webサービスインタフェースで使用されるソースファイルのクラス名として使用されます。

[Webサービスインタフェースの生成]ウィザード > [出力情報の指定]

ソースフォルダ

指定されたソースフォルダのパスにWebサービスインタフェースで使用するソースファイルが出力されます。

設定値を修正しても問題が解決しない場合、以下の確認をしてください。問題がある場合は対処を実施し、再度Webサービスインタフェース生成を実行してください。

確認項目

説明

対処

[Webサービスインタフェースの生成]ウィザードの[出力情報の指定]画面の[ソースフォルダ]で指定したプロジェクトのパス

Webサービスインタフェース生成機能を実行すると、[Webサービスインタフェースの生成]ウィザードの[出力情報の指定]画面の[ソースフォルダ]で指定したプロジェクト配下にファイルを生成します。

プロジェクトのパスが長い場合、このファイル生成に失敗する場合があります。

[Webサービスインタフェースの生成]ウィザードの[出力情報の指定]画面の[ソースフォルダ]にパスが短いプロジェクトを指定して、Webサービスインタフェースの生成を実行してください。

Interstage Studioのインストールフォルダのパス

Webサービスインタフェース生成機能を実行すると、Interstage Studioのインストールフォルダ配下の作業フォルダが利用され、Webサービスインタフェースが生成されます。
Interstage Studioのインストールフォルダのパスが長い場合、この作業フォルダ配下でのファイル生成に失敗する場合があります。

パスが短い場所にInterstage Studioをインストールしなおし、Webサービスインタフェースの生成を実行してください。