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Interstage Business Application Server トラブルシューティング
FUJITSU Software

12.2.1 COBOL実行基盤インタフェースの生成で発生する異常

以下のどちらかの問題により、COBOL実行基盤インタフェースの生成が失敗する場合があります。

問題を解決後、再度COBOL実行基盤インタフェースの生成を実行してください。

COBOL登録集の解析に失敗している場合

COBOL実行基盤インタフェースを生成時にCOBOL登録集の解析に失敗した場合、COBOL実行基盤インタフェースの生成に失敗します。以下に、COBOL登録集の解析に失敗した場合に表示されるメッセージを示します。

この問題を回避するには、“Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド”の“サーバアプリケーション編”の“サーバアプリケーションの開発(COBOL)”の“サーバアプリケーションの新規作成時の手順”の“COBOL登録集の作成・修正”を参照してCOBOL登録集の内容を確認および修正した後、再度COBOL実行基盤インタフェースの生成を実行してください。

生成されるファイルのパス長が長すぎる場合

COBOL実行基盤インタフェース生成機能を実行した際、生成されるファイルのパスが長すぎるため、COBOL実行基盤インタフェースの生成に失敗することがあります。

[COBOL実行基盤インタフェース生成]画面、および[アプリケーション情報の設定]画面の以下の項目の設定値を短くして、再度COBOL実行基盤インタフェースの生成を実行してください。

画面名

項目名

説明

[COBOL実行基盤インタフェース生成]画面

クライアントアプリケーションの設定

出力先のプロジェクト名

指定されたプロジェクトのパスにクライアントアプリケーションで使用するソースファイルが出力されます。

出力先のフォルダ名

指定されたフォルダのパスにクライアントアプリケーションで使用するソースファイルが出力されます。

[アプリケーション情報の設定] > [基本情報]画面

プログラム名

クライアントアプリケーションで使用するソースファイルのプレフィックス名として使用されます。

[アプリケーション情報の設定] > [実行基盤インタフェースの出力情報]画面

出力ファイルのプレフィクス

サーバアプリケーションで使用するCOBOL実行基盤インタフェースのソースファイル、および定義ファイルのプレフィックス名として使用されます。

パッケージ名

クライアントアプリケーションで使用するソースファイルのフォルダ名として使用されます。

COBOL開発支援ツールの項目の設定値を修正しても問題が解決しない場合、以下の確認をしてください。問題がある場合は対処を実施し、再度COBOL実行基盤インタフェースの生成を実行してください。

確認項目

説明

対処

COBOL実行基盤インタフェース生成機能を実行したCOBOLプロジェクトのパス

COBOL実行基盤インタフェース生成機能を実行すると、COBOLプロジェクト配下にファイルを生成します。
プロジェクトのパスが長い場合、このファイル生成に失敗する場合があります。

パスが短いプロジェクトでCOBOL実行基盤インタフェースの生成を実行してください。

Interstage Studioのインストールフォルダのパス

COBOL実行基盤インタフェース生成機能を実行すると、Interstage Studioのインストールフォルダ配下の作業フォルダが利用され、COBOL実行基盤インタフェースが生成されます。
Interstage Studioのインストールフォルダのパスが長い場合、この作業フォルダ配下でのファイル生成に失敗する場合があります。

パスが短い場所にInterstage Studioをインストールしなおし、COBOL実行基盤インタフェースの生成を実行してください。