以下のどちらかの問題により、COBOL実行基盤インタフェースの生成が失敗する場合があります。
問題を解決後、再度COBOL実行基盤インタフェースの生成を実行してください。
■COBOL登録集の解析に失敗している場合
COBOL実行基盤インタフェースを生成時にCOBOL登録集の解析に失敗した場合、COBOL実行基盤インタフェースの生成に失敗します。以下に、COBOL登録集の解析に失敗した場合に表示されるメッセージを示します。
この問題を回避するには、“Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド”の“サーバアプリケーション編”の“サーバアプリケーションの開発(COBOL)”の“サーバアプリケーションの新規作成時の手順”の“COBOL登録集の作成・修正”を参照してCOBOL登録集の内容を確認および修正した後、再度COBOL実行基盤インタフェースの生成を実行してください。
■生成されるファイルのパス長が長すぎる場合
COBOL実行基盤インタフェース生成機能を実行した際、生成されるファイルのパスが長すぎるため、COBOL実行基盤インタフェースの生成に失敗することがあります。
[COBOL実行基盤インタフェース生成]画面、および[アプリケーション情報の設定]画面の以下の項目の設定値を短くして、再度COBOL実行基盤インタフェースの生成を実行してください。
画面名 | 項目名 | 説明 | |
[COBOL実行基盤インタフェース生成]画面 | クライアントアプリケーションの設定 | 出力先のプロジェクト名 | 指定されたプロジェクトのパスにクライアントアプリケーションで使用するソースファイルが出力されます。 |
出力先のフォルダ名 | 指定されたフォルダのパスにクライアントアプリケーションで使用するソースファイルが出力されます。 | ||
[アプリケーション情報の設定] > [基本情報]画面 | プログラム名 | クライアントアプリケーションで使用するソースファイルのプレフィックス名として使用されます。 | |
[アプリケーション情報の設定] > [実行基盤インタフェースの出力情報]画面 | 出力ファイルのプレフィクス | サーバアプリケーションで使用するCOBOL実行基盤インタフェースのソースファイル、および定義ファイルのプレフィックス名として使用されます。 | |
パッケージ名 | クライアントアプリケーションで使用するソースファイルのフォルダ名として使用されます。 |
COBOL開発支援ツールの項目の設定値を修正しても問題が解決しない場合、以下の確認をしてください。問題がある場合は対処を実施し、再度COBOL実行基盤インタフェースの生成を実行してください。
確認項目 | 説明 | 対処 |
COBOL実行基盤インタフェース生成機能を実行したCOBOLプロジェクトのパス | COBOL実行基盤インタフェース生成機能を実行すると、COBOLプロジェクト配下にファイルを生成します。 | パスが短いプロジェクトでCOBOL実行基盤インタフェースの生成を実行してください。 |
Interstage Studioのインストールフォルダのパス | COBOL実行基盤インタフェース生成機能を実行すると、Interstage Studioのインストールフォルダ配下の作業フォルダが利用され、COBOL実行基盤インタフェースが生成されます。 | パスが短い場所にInterstage Studioをインストールしなおし、COBOL実行基盤インタフェースの生成を実行してください。 |