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Interstage Business Application Server トラブルシューティング
FUJITSU Software

11.3.2 データベースアクセスを行うサーバアプリケーション(Oracleの場合)

データベースアクセス管理機能を利用したサーバアプリケーションで発生するトラブルについて、事例およびその対処について説明します。
本章に記載されていないトラブルや、事例に一致しないトラブルの場合は、Oracleが提供するマニュアルを参照し対処を行ってください。

11.3.2.1 SQL文により参照・更新が行われない

以下の可能性があります。

サーバアプリケーションの作成方法に誤りがあります。または、サーバアプリケーションの運用モードに誤りがあります。

プロセスモードで作成したサーバアプリケーションをスレッドモードで運用しています。
サーバアプリケーション作成時におけるプレコンパイル、コンパイル、およびリンク時のオプションを確認し、ワークユニットの運用モードと一致しているか調査してください。
一致していない場合は、サーバアプリケーションを再作成するか、ワークユニットの運用モードを変更してください。

データベースアクセス管理機能が有効ではありません。

データベースアクセス管理機能が有効でない可能性があります。
システム構築シートを利用している場合は、業務用データベースを「使用する」に設定して再定義してください。
システム構築シートを利用していない場合は、アプリケーション連携実行基盤定義ファイルを編集し、“dbconnect-config”に業務データベースのデータベースリソースを記載してください。