データベースアクセス管理機能を利用したサーバアプリケーションで発生するトラブルについて、事例およびその対処について説明します。
本章に記載されていないトラブルや、事例に一致しないトラブルの場合は、Oracleが提供するマニュアルを参照し対処を行ってください。
以下の可能性があります。
■サーバアプリケーションの作成方法に誤りがあります。または、サーバアプリケーションの運用モードに誤りがあります。
プロセスモードで作成したサーバアプリケーションをスレッドモードで運用しています。
サーバアプリケーション作成時におけるプレコンパイル、コンパイル、およびリンク時のオプションを確認し、ワークユニットの運用モードと一致しているか調査してください。
一致していない場合は、サーバアプリケーションを再作成するか、ワークユニットの運用モードを変更してください。
■データベースアクセス管理機能が有効ではありません。
データベースアクセス管理機能が有効でない可能性があります。
システム構築シートを利用している場合は、業務用データベースを「使用する」に設定して再定義してください。
システム構築シートを利用していない場合は、アプリケーション連携実行基盤定義ファイルを編集し、“dbconnect-config”に業務データベースのデータベースリソースを記載してください。