アプリケーション連携実行基盤で使用するイベントチャネルにデータベース連携を使用したイベントチャネルを使用しているにも関わらず、メッセージが滞留しているイベントチャネルを停止後、再度イベントチャネルを起動しても滞留していたメッセージが復旧せず消失してしまう場合、データベース連携を使用したイベントチャネルを使用する環境設定に誤りがある可能性があります。
以下の環境設定を見直してください。
Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [イベントサービス] > [イベントチャネル] > “イベントチャネル名” > [設定情報]タブで、データベース連携詳細設定のデータベース連携を“使用する”に設定されていることを確認してください。
Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [サービス] > [アプリケーション連携実行基盤] > [フロー定義] > [環境設定]タブで、メッセージ格納DBのJDBCデータソースに、メッセージ格納DBのデータソース定義名が正しく設定されていることを確認してください。
また、データベース連携を使用したイベントチャネルを使用する場合は、メッセージ送信時の標準ログのシステムログに、メッセージID“8035”のメッセージが出力されることを確認してください。
出力例)フロー定義名がFlowA、コリレーションIDがID0001、送信先キュー名がQueue001の場合
IBS-AP-SYSTEM Message-QueueType 8035 ***** FlowA ID0001 ***** ***** ***** ***** Normal ***** Queue001[DB] |
標準ログのシステムログを確認する際、ログレベルをデフォルトから変更している場合は、ログレベルを9以上の値に設定して確認してください。
標準ログについては、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“運用情報の採取のための標準ログの利用”を参照してください。