イベントチャネルの起動が、es30109のエラーメッセージにより失敗する原因として以下が考えられます。該当する場合は、対処方法に従って運用方法またはアプリケーションを修正してください。
Interstageを起動した場合
Interstageの起動時に必要な環境変数が設定されているか確認してください。設定内容の詳細については、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“アプリケーションサーバの運用”を参照してください。
メッセージとDBの整合性保証機能を使用している場合
メッセージとDBの整合性保証機能では、業務用データベースとメッセージ格納DBは同一のトランザクションで処理されます。
したがって、アプリケーション内でデッドロックやハングアップが発生するとメッセージ格納DBのレコードの排他が解除されない状態となり、その後のイベントチャネルの起動が排他待ちによるタイムアウトで失敗することがあります。
本現象を確認するためには、データベース製品が提供するコマンドなどで、業務用データベースの排他情報を確認し、長時間排他を獲得したままの業務処理実行アプリケーションが存在しないか確認してください。
該当するアプリケーションが存在する場合、アプリケーションが配備されているワークユニットを強制停止した後、イベントチャネルを再起動してください。