業務処理実行アプリケーションの処理時間が、受信キューに対応するイベントチャネルのタイムアウト時間よりも長い場合、受信したメッセージのタイムアウトが先に発生し、当該アプリケーションの処理結果にも関わらず、トランザクションがロールバックされます。
メッセージのタイムアウトが発生した場合、異常処理定義に関わらず、当該メッセージは、業務処理実行アプリケーションに再度通知されます。
したがって、タイムアウト値が上記関係の場合、受信キューにメッセージが滞留し続ける現象が発生します。
本現象が発生した場合、以下のどれかの対処を行ってください。
アプリケーションが誤っている場合
アプリケーションの論理ミスを修正し、アプリケーションを配備し直してください。
タイムアウトの関係が誤っている場合
“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“タイムアウトの設計”をもとにタイムアウト値を正しく設定してください。
フローのタイムアウト機能を使用する場合
メッセージに有効期間を設定できる場合は、業務処理開始アプリケーションで、フローのタイムアウト機能を使用してください。