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Interstage Business Application Server トラブルシューティング
FUJITSU Software

4.3.2 データベースにORACLEを使用している場合

本削除手順は、ORACLEソフトウェア所有者ユーザで実施してください。また、ORACLE_SID環境変数など、ORACLEソフトウェアを利用するために必要な環境変数が、本削除手順の実行環境で設定済みであることを前提としています。

4.3.2.1 フロー定義DBの削除方法

以下の手順で、フロー定義DBを削除してください。

手順

概要

内容

1

フロー定義DB作成状態確認

以下のコマンドおよびSQLを実行してください。

#su - oracleソフトウェア所有者ユーザ
#sqlplus system/[systemユーザのパスワード]
SQL> select username from all_users
    2 where username = ‘APFW_FLOW’;

上記SQLを実行して、APFW_FLOWと出力された場合は、手順2を実施してください。APFW_FLOWが出力されなかった場合は、手順3を実施してください。

2

フロー定義DBのユーザ削除

以下のSQLを実行して、フロー定義DBのユーザを削除してください。

SQL> DROP USER APFW_FLOW CASCADE;

3

アプリケーション連携実行基盤の他のデータベースが作成されていないか確認

手順3-aを実施してください。

3-a

メッセージトラッキングDBの存在確認

以下のSQLを実行して、メッセージトラッキングDBの存在を確認してください。

SQL> select username from all_users
    2 where username = ‘APFW_TRACK’;

上記SQLを実行して、APFW_TRACKが出力された場合は、手順6を実施してください。APFW_TRACKが出力されなかった場合は、以降の手順を実施してください。

3-b

メッセージ格納DBの存在確認

以下のSQLを実行して、メッセージ格納DBの存在を確認してください。

SQL> select username from all_users
    2 where username = ‘APFW_MSG’;

上記SQLを実行して、APFW_MSGが出力された場合は、手順6を実施してください。APFW_MSGが出力されなかった場合は、以降の手順を実施してください。

4

アプリケーション連携実行基盤ユーザの削除

以下のSQLを実行して、アプリケーション連携実行基盤ユーザの登録状況を確認してください。

SQL> select username from all_users
    2 where username = ‘データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤管理者ユーザID’;

上記のSQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤管理者ユーザIDが表示された場合は、4-aの手順を実施し、表示されなかった場合は、以下のSQLを実行してください。

SQL> select username from all_users
    2 where username = ‘データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤利用者ユーザID’;

上記SQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤利用者ユーザIDが表示された場合は、手順4-bを実施し、表示されなかった場合は、手順5を実施してください。

4-a

アプリケーション連携実行基盤管理者ユーザ削除

以下のSQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤管理者ユーザを削除してください。

SQL> DROP USER [データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤管理者ユーザID] CASCADE;

4-b

アプリケーション連携実行基盤利用者ユーザ削除

以下のSQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤利用者ユーザを削除してください。

SQL> DROP USER [データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤利用者ユーザID] CASCADE;

5

テーブルスペース確認

以下のSQLを実行して、テーブルスペースの状況を確認してください。

SQL> select name from v$tablespace where name like 'APFW%';

上記SQLの実行結果の表示例を、以下に示します。

APFW_FLOW_TEMP    ・・・(a)
APFW_FLOW_INDX    ・・・(b)
APFW_FLOW_TABLE  ・・・(c)

(a)が表示された場合は、手順5-aを実施してください。
(b)が表示された場合は、手順5-bを実施してください。
(c)が表示された場合は、手順5-cを実施してください。

(a)(b)(c)の何れも表示されなかった場合は、手順6を実施してください。

5-a

テンポラリテーブルスペースの削除

以下のSQLを実行して、フロー定義DBで使用するテンポラリテーブルスペースを削除してください。

SQL> DROP TABLESPACE APFW_FLOW_TEMP INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES;

5-b

インデックステーブルスペースの削除

以下のSQLを実行して、フロー定義DBで使用するインデックステーブルスペースを削除してください。

SQL> DROP TABLESPACE APFW_FLOW_INDX INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES;

5-c

データテーブルスペースの削除

以下のSQLを実行して、フロー定義DBで使用するデータテーブルスペースを削除してください。

SQL> DROP TABLESPACE APFW_FLOW_TABLE INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES;

6

通常モードへの切替え

以下のSQLを実行して、データベースを通常モードに切替えてください。

SQL> ALTER SYSTEM DISABLE RESTRICTED SESSION;

4.3.2.2 メッセージトラッキングDBの削除方法

以下の手順で、メッセージトラッキングDBを削除してください。

手順

概要

内容

1

メッセージトラッキングDB作成状態確認

以下のコマンドおよびSQLを実行してください。

#su - oracleソフトウェア所有者ユーザ
#sqlplus system/[systemユーザのパスワード]
SQL> select username from all_users
    2 where username = ‘APFW_TRACK’;

上記SQLを実行して、APFW_TRACKと出力された場合は、手順2を実施してください。APFW_TRACKが出力されなかった場合は、手順3を実施してください。

2

メッセージトラッキングDBのユーザ削除

以下のSQLを実行して、メッセージトラッキングDBのユーザを削除してください。

SQL> DROP USER APFW_TRACK CASCADE;

3

アプリケーション連携実行基盤の他のデータベースが作成されていないか確認

手順3-aを実施してください。

3-a

フロー定義DBの存在確認

以下のSQLを実行して、フロー定義DBの存在を確認してください。

SQL> select username from all_users
    2 where username = ‘APFW_FLOW’;

上記SQLを実行して、APFW_FLOWが出力された場合は、手順6を実施してください。APFW_FLOWが出力されなかった場合は、以降の手順を実施してください。

3-b

メッセージ格納DBの存在確認

以下のSQLを実行して、メッセージ格納DBの存在を確認してください。

SQL> select username from all_users
    2 where username = ‘APFW_MSG’;

上記SQLを実行して、APFW_MSGが出力された場合は、手順6を実施してください。APFW_MSGが出力されなかった場合は、以降の手順を実施してください。

4

アプリケーション連携実行基盤ユーザの削除

以下のSQLを実行して、アプリケーション連携実行基盤ユーザの登録状況を確認してください。

SQL> select username from all_users
    2 where username = ‘データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤管理者ユーザID’;

上記のSQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤管理者ユーザIDが表示された場合は、4-aの手順を実施し、表示されなかった場合は、以下のSQLを実行してください。

SQL> select username from all_users
    2 where username = ‘データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤利用者ユーザID’;

上記SQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤利用者ユーザIDが表示された場合は、手順4-bを実施し、表示されなかった場合は、手順5を実施してください。

4-a

アプリケーション連携実行基盤管理者ユーザ削除

以下のSQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤管理者ユーザを削除してください。

SQL> DROP USER [データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤管理者ユーザID] CASCADE;

4-b

アプリケーション連携実行基盤利用者ユーザ削除

以下のSQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤利用者ユーザを削除してください。

SQL> DROP USER [データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤利用者ユーザID] CASCADE;

5

テーブルスペース確認

以下のSQLを実行して、テーブルスペースの状況を確認してください。

SQL> select name from v$tablespace where name like 'APFW%';

上記SQLの実行結果の表示例を、以下に示します。

APFW_TRACK_TEMP    ・・・(a)
APFW_TRACK_INDX    ・・・(b)
APFW_TRACK_TABLE  ・・・(c)

(a)が表示された場合は、手順5-aを実施してください。
(b)が表示された場合は、手順5-bを実施してください。
(c)が表示された場合は、手順5-cを実施してください。

(a)(b)(c)の何れも表示されなかった場合は、手順6を実施してください。

5-a

テンポラリテーブルスペースの削除

以下のSQLを実行して、メッセージトラッキングDBで使用するテンポラリテーブルスペースを削除してください。

SQL> DROP TABLESPACE APFW_TRACK_TEMP INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES;

5-b

インデックステーブルスペースの削除

以下のSQLを実行して、メッセージトラッキングDBで使用するインデックステーブルスペースを削除してください。

SQL> DROP TABLESPACE APFW_TRACK_INDX INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES;

5-c

データテーブルスペースの削除

以下のSQLを実行して、メッセージトラッキングDBで使用するデータテーブルスペースを削除してください。

SQL> DROP TABLESPACE APFW_ TRACK_TABLE INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES;

6

通常モードへの切替え

以下のSQLを実行して、データベースを通常モードに切替えてください。

SQL> ALTER SYSTEM DISABLE RESTRICTED SESSION;

4.3.2.3 メッセージ格納DBの削除方法

以下の手順で、メッセージ格納DBを削除してください。

手順

概要

内容

1

メッセージ格納DB作成状態確認

以下のコマンドおよびSQLを実行してください。

#su - oracleソフトウェア所有者ユーザ
#sqlplus system/[systemユーザのパスワード]
SQL> select username from all_users
    2 where username = ‘APFW_MSG’;

上記SQLを実行して、APFW_MSGと出力された場合は、手順2を実施してください。APFW_MSGが出力されなかった場合は、手順3を実施してください。

2

メッセージ格納DBのユーザ削除

以下のSQLを実行して、メッセージ格納DBのユーザを削除してください。

SQL> DROP USER APFW_MSG CASCADE;

3

アプリケーション連携実行基盤の他のデータベースが作成されていないか確認

メッセージ格納DBの作成先業務データベース名がAPFWDBである場合は、手順3-aを実施してください。メッセージ格納DBの作成先業務データベース名がAPFWDBでない場合は、手順4を実施してください。

3-a

フロー定義DBの存在確認

以下のSQLを実行して、フロー定義DBの存在を確認してください。

SQL> select username from all_users
    2 where username = ‘APFW_FLOW’;

上記SQLを実行して、APFW_FLOWが出力された場合は、手順6を実施してください。APFW_FLOWが出力されなかった場合は、以降の手順を実施してください。

3-b

メッセージトラッキングDBの存在確認

以下のSQLを実行して、メッセージトラッキングDBの存在を確認してください。

SQL> select username from all_users
    2 where username = ‘APFW_TRACK’;

上記SQLを実行して、APFW_TRACKが出力された場合は、手順6を実施してください。APFW_TRACKが出力されなかった場合は、以降の手順を実施してください。

4

アプリケーション連携実行基盤ユーザの削除

以下のSQLを実行して、アプリケーション連携実行基盤ユーザの登録状況を確認してください。

SQL> select username from all_users
    2 where username = ‘データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤管理者ユーザID’;

上記のSQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤管理者ユーザIDが表示された場合は、4-aの手順を実施し、表示されなかった場合は、以下のSQLを実行してください。

SQL> select username from all_users
    2 where username = ‘データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤利用者ユーザID’;

上記SQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤利用者ユーザIDが表示された場合は、手順4-bを実施し、表示されなかった場合は、手順5を実施してください。

4-a

アプリケーション連携実行基盤管理者ユーザ削除

以下のSQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤管理者ユーザを削除してください。

SQL> DROP USER [データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤管理者ユーザID] CASCADE;

4-b

アプリケーション連携実行基盤利用者ユーザ削除

以下のSQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤利用者ユーザを削除してください。

SQL> DROP USER [データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤利用者ユーザID] CASCADE;

5

テーブルスペース確認

以下のSQLを実行して、テーブルスペースの状況を確認してください。

SQL> select name from v$tablespace where name like 'APFW%';

上記SQLの実行結果の表示例を、以下に示します。

APFW_MSG_TEMP    ・・・(a)
APFW_MSG_INDX    ・・・(b)
APFW_MSG_TABLE  ・・・(c)

(a)が表示された場合は、手順5-aを実施してください。
(b)が表示された場合は、手順5-bを実施してください。
(c)が表示された場合は、手順5-cを実施してください。

(a)(b)(c)の何れも表示されなかった場合は、手順6を実施してください。

5-a

テンポラリテーブルスペースの削除

以下のSQLを実行して、メッセージ格納DBで使用するテンポラリテーブルスペースを削除してください。

SQL> DROP TABLESPACE APFW_MSG_TEMP INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES;

5-b

インデックステーブルスペースの削除

以下のSQLを実行して、メッセージ格納DBで使用するインデックステーブルスペースを削除してください。

SQL> DROP TABLESPACE APFW_MSG_INDX INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES;

5-c

データテーブルスペースの削除

以下のSQLを実行して、メッセージ格納DBで使用するデータテーブルスペースを削除してください。

SQL> DROP TABLESPACE APFW_MSG_TABLE INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES;

6

通常モードへの切替え

以下のSQLを実行して、データベースを通常モードに切替えてください。

SQL> ALTER SYSTEM DISABLE RESTRICTED SESSION;