本削除手順は、ORACLEソフトウェア所有者ユーザで実施してください。また、ORACLE_SID環境変数など、ORACLEソフトウェアを利用するために必要な環境変数が、本削除手順の実行環境で設定済みであることを前提としています。
以下の手順で、フロー定義DBを削除してください。
手順 | 概要 | 内容 |
---|---|---|
1 | フロー定義DB作成状態確認 | 以下のコマンドおよびSQLを実行してください。 #su - oracleソフトウェア所有者ユーザ 上記SQLを実行して、APFW_FLOWと出力された場合は、手順2を実施してください。APFW_FLOWが出力されなかった場合は、手順3を実施してください。 |
2 | フロー定義DBのユーザ削除 | 以下のSQLを実行して、フロー定義DBのユーザを削除してください。 SQL> DROP USER APFW_FLOW CASCADE; |
3 | アプリケーション連携実行基盤の他のデータベースが作成されていないか確認 | 手順3-aを実施してください。 |
3-a | メッセージトラッキングDBの存在確認 | 以下のSQLを実行して、メッセージトラッキングDBの存在を確認してください。 SQL> select username from all_users 上記SQLを実行して、APFW_TRACKが出力された場合は、手順6を実施してください。APFW_TRACKが出力されなかった場合は、以降の手順を実施してください。 |
3-b | メッセージ格納DBの存在確認 | 以下のSQLを実行して、メッセージ格納DBの存在を確認してください。 SQL> select username from all_users 上記SQLを実行して、APFW_MSGが出力された場合は、手順6を実施してください。APFW_MSGが出力されなかった場合は、以降の手順を実施してください。 |
4 | アプリケーション連携実行基盤ユーザの削除 | 以下のSQLを実行して、アプリケーション連携実行基盤ユーザの登録状況を確認してください。 SQL> select username from all_users 上記のSQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤管理者ユーザIDが表示された場合は、4-aの手順を実施し、表示されなかった場合は、以下のSQLを実行してください。 SQL> select username from all_users 上記SQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤利用者ユーザIDが表示された場合は、手順4-bを実施し、表示されなかった場合は、手順5を実施してください。 |
4-a | アプリケーション連携実行基盤管理者ユーザ削除 | 以下のSQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤管理者ユーザを削除してください。 SQL> DROP USER [データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤管理者ユーザID] CASCADE; |
4-b | アプリケーション連携実行基盤利用者ユーザ削除 | 以下のSQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤利用者ユーザを削除してください。 SQL> DROP USER [データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤利用者ユーザID] CASCADE; |
5 | テーブルスペース確認 | 以下のSQLを実行して、テーブルスペースの状況を確認してください。 SQL> select name from v$tablespace where name like 'APFW%'; 上記SQLの実行結果の表示例を、以下に示します。 APFW_FLOW_TEMP ・・・(a) (a)が表示された場合は、手順5-aを実施してください。 (a)(b)(c)の何れも表示されなかった場合は、手順6を実施してください。 |
5-a | テンポラリテーブルスペースの削除 | 以下のSQLを実行して、フロー定義DBで使用するテンポラリテーブルスペースを削除してください。 SQL> DROP TABLESPACE APFW_FLOW_TEMP INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES; |
5-b | インデックステーブルスペースの削除 | 以下のSQLを実行して、フロー定義DBで使用するインデックステーブルスペースを削除してください。 SQL> DROP TABLESPACE APFW_FLOW_INDX INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES; |
5-c | データテーブルスペースの削除 | 以下のSQLを実行して、フロー定義DBで使用するデータテーブルスペースを削除してください。 SQL> DROP TABLESPACE APFW_FLOW_TABLE INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES; |
6 | 通常モードへの切替え | 以下のSQLを実行して、データベースを通常モードに切替えてください。 SQL> ALTER SYSTEM DISABLE RESTRICTED SESSION; |
以下の手順で、メッセージトラッキングDBを削除してください。
手順 | 概要 | 内容 |
---|---|---|
1 | メッセージトラッキングDB作成状態確認 | 以下のコマンドおよびSQLを実行してください。 #su - oracleソフトウェア所有者ユーザ 上記SQLを実行して、APFW_TRACKと出力された場合は、手順2を実施してください。APFW_TRACKが出力されなかった場合は、手順3を実施してください。 |
2 | メッセージトラッキングDBのユーザ削除 | 以下のSQLを実行して、メッセージトラッキングDBのユーザを削除してください。 SQL> DROP USER APFW_TRACK CASCADE; |
3 | アプリケーション連携実行基盤の他のデータベースが作成されていないか確認 | 手順3-aを実施してください。 |
3-a | フロー定義DBの存在確認 | 以下のSQLを実行して、フロー定義DBの存在を確認してください。 SQL> select username from all_users 上記SQLを実行して、APFW_FLOWが出力された場合は、手順6を実施してください。APFW_FLOWが出力されなかった場合は、以降の手順を実施してください。 |
3-b | メッセージ格納DBの存在確認 | 以下のSQLを実行して、メッセージ格納DBの存在を確認してください。 SQL> select username from all_users 上記SQLを実行して、APFW_MSGが出力された場合は、手順6を実施してください。APFW_MSGが出力されなかった場合は、以降の手順を実施してください。 |
4 | アプリケーション連携実行基盤ユーザの削除 | 以下のSQLを実行して、アプリケーション連携実行基盤ユーザの登録状況を確認してください。 SQL> select username from all_users 上記のSQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤管理者ユーザIDが表示された場合は、4-aの手順を実施し、表示されなかった場合は、以下のSQLを実行してください。 SQL> select username from all_users 上記SQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤利用者ユーザIDが表示された場合は、手順4-bを実施し、表示されなかった場合は、手順5を実施してください。 |
4-a | アプリケーション連携実行基盤管理者ユーザ削除 | 以下のSQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤管理者ユーザを削除してください。 SQL> DROP USER [データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤管理者ユーザID] CASCADE; |
4-b | アプリケーション連携実行基盤利用者ユーザ削除 | 以下のSQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤利用者ユーザを削除してください。 SQL> DROP USER [データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤利用者ユーザID] CASCADE; |
5 | テーブルスペース確認 | 以下のSQLを実行して、テーブルスペースの状況を確認してください。 SQL> select name from v$tablespace where name like 'APFW%'; 上記SQLの実行結果の表示例を、以下に示します。 APFW_TRACK_TEMP ・・・(a) (a)が表示された場合は、手順5-aを実施してください。 (a)(b)(c)の何れも表示されなかった場合は、手順6を実施してください。 |
5-a | テンポラリテーブルスペースの削除 | 以下のSQLを実行して、メッセージトラッキングDBで使用するテンポラリテーブルスペースを削除してください。 SQL> DROP TABLESPACE APFW_TRACK_TEMP INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES; |
5-b | インデックステーブルスペースの削除 | 以下のSQLを実行して、メッセージトラッキングDBで使用するインデックステーブルスペースを削除してください。 SQL> DROP TABLESPACE APFW_TRACK_INDX INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES; |
5-c | データテーブルスペースの削除 | 以下のSQLを実行して、メッセージトラッキングDBで使用するデータテーブルスペースを削除してください。 SQL> DROP TABLESPACE APFW_ TRACK_TABLE INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES; |
6 | 通常モードへの切替え | 以下のSQLを実行して、データベースを通常モードに切替えてください。 SQL> ALTER SYSTEM DISABLE RESTRICTED SESSION; |
以下の手順で、メッセージ格納DBを削除してください。
手順 | 概要 | 内容 |
---|---|---|
1 | メッセージ格納DB作成状態確認 | 以下のコマンドおよびSQLを実行してください。 #su - oracleソフトウェア所有者ユーザ 上記SQLを実行して、APFW_MSGと出力された場合は、手順2を実施してください。APFW_MSGが出力されなかった場合は、手順3を実施してください。 |
2 | メッセージ格納DBのユーザ削除 | 以下のSQLを実行して、メッセージ格納DBのユーザを削除してください。 SQL> DROP USER APFW_MSG CASCADE; |
3 | アプリケーション連携実行基盤の他のデータベースが作成されていないか確認 | メッセージ格納DBの作成先業務データベース名がAPFWDBである場合は、手順3-aを実施してください。メッセージ格納DBの作成先業務データベース名がAPFWDBでない場合は、手順4を実施してください。 |
3-a | フロー定義DBの存在確認 | 以下のSQLを実行して、フロー定義DBの存在を確認してください。 SQL> select username from all_users 上記SQLを実行して、APFW_FLOWが出力された場合は、手順6を実施してください。APFW_FLOWが出力されなかった場合は、以降の手順を実施してください。 |
3-b | メッセージトラッキングDBの存在確認 | 以下のSQLを実行して、メッセージトラッキングDBの存在を確認してください。 SQL> select username from all_users 上記SQLを実行して、APFW_TRACKが出力された場合は、手順6を実施してください。APFW_TRACKが出力されなかった場合は、以降の手順を実施してください。 |
4 | アプリケーション連携実行基盤ユーザの削除 | 以下のSQLを実行して、アプリケーション連携実行基盤ユーザの登録状況を確認してください。 SQL> select username from all_users 上記のSQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤管理者ユーザIDが表示された場合は、4-aの手順を実施し、表示されなかった場合は、以下のSQLを実行してください。 SQL> select username from all_users 上記SQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤利用者ユーザIDが表示された場合は、手順4-bを実施し、表示されなかった場合は、手順5を実施してください。 |
4-a | アプリケーション連携実行基盤管理者ユーザ削除 | 以下のSQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤管理者ユーザを削除してください。 SQL> DROP USER [データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤管理者ユーザID] CASCADE; |
4-b | アプリケーション連携実行基盤利用者ユーザ削除 | 以下のSQLを実行して、データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤利用者ユーザを削除してください。 SQL> DROP USER [データベース環境作成時に指定したアプリケーション連携実行基盤利用者ユーザID] CASCADE; |
5 | テーブルスペース確認 | 以下のSQLを実行して、テーブルスペースの状況を確認してください。 SQL> select name from v$tablespace where name like 'APFW%'; 上記SQLの実行結果の表示例を、以下に示します。 APFW_MSG_TEMP ・・・(a) (a)が表示された場合は、手順5-aを実施してください。 (a)(b)(c)の何れも表示されなかった場合は、手順6を実施してください。 |
5-a | テンポラリテーブルスペースの削除 | 以下のSQLを実行して、メッセージ格納DBで使用するテンポラリテーブルスペースを削除してください。 SQL> DROP TABLESPACE APFW_MSG_TEMP INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES; |
5-b | インデックステーブルスペースの削除 | 以下のSQLを実行して、メッセージ格納DBで使用するインデックステーブルスペースを削除してください。 SQL> DROP TABLESPACE APFW_MSG_INDX INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES; |
5-c | データテーブルスペースの削除 | 以下のSQLを実行して、メッセージ格納DBで使用するデータテーブルスペースを削除してください。 SQL> DROP TABLESPACE APFW_MSG_TABLE INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES; |
6 | 通常モードへの切替え | 以下のSQLを実行して、データベースを通常モードに切替えてください。 SQL> ALTER SYSTEM DISABLE RESTRICTED SESSION; |