アプリケーション連携実行基盤の運用中にトラブルが発生した場合、iscollectinfoコマンドで調査資料を採取します。iscollectinfoコマンドを、一括情報採取ツールと呼びます。トラブル発生時は、技術員に連絡する前に、本コマンドを使用して調査資料を採取してください。
一括情報採取ツールで採取する情報を、以下に示します。
Interstage Application Serverが出力する障害情報
アプリケーション連携実行基盤が出力する障害情報
高信頼性ログについての障害情報
ポイント
FJQSS(資料採取ツール)により、iscollectinfoコマンドと同じ情報を採取できます。
FJQSSについては、以下で表示されるマニュアルを参照してください。
「スタート」メニューの「FJQSS(資料採取ツール)」-「FJQSS ユーザーズガイド」
FJQSSについては、以下に格納されているマニュアルを参照してください。
マニュアルパッケージの“FJQSS”フォルダ配下
注意
一括情報採取ツールは、トラブルが発生したアプリケーションサーバ上やデータベースサーバ上で実行してください。
一括情報採取ツールを使用する際は、調査資料の格納先に十分な空き容量があることを確認後、一括情報採取ツールを実行してください。容量が不足している状態で一括情報採取ツールを実行した場合は、調査資料の採取に失敗することがあります。
Symfoware ServerおよびOracleの障害情報は採取していないので、各製品の障害調査に必要な資料は別途採取してください。
iscollectinfoコマンドの詳細については、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。