レプリケーション運用
レプリケーション運用を行う場合のシステム構成を説明します。
レプリケーション運用ではサーバ間レプリケーション運用のため、バックアップ対象のサーバとは別に、バックアップ操作を行うサーバが必要です。したがって、2台以上のサーバ構成にする必要があります。
図G.8 レプリケーション運用構成例
業務サーバ(管理対象サーバ): SV-1 (AdvancedCopy Managerへの登録名)
バックアップサーバ(運用管理サーバ): BKSV(AdvancedCopy Managerへの登録名)
システム用ストレージプール: STP1
業務用ストレージプール: STP2
ディスク
物理ディスク | 接続サーバ | デバイス名 | 用途(ストレージプール) |
---|---|---|---|
システムVOL | SV-1 | c1t1d1s0 | STP1 |
業務VOL-1 | SV-1 | c1t1d2 | STP2 |
業務VOL-2 | SV-1 | c1t1d3 | STP2 |
バックアップVOL-1 | BKSV | c1t1d11s2 | |
バックアップVOL-2 | BKSV | c1t1d12 | |
バックアップVOL-3 | BKSV | c1t1d13 |
AdvancedCopy Manager CCM運用
AdvancedCopy Manager CCM運用を行う場合のシステム構成を説明します。
バックアップ対象のサーバとは別に、バックアップ操作を行うサーバが必要です。したがって、2台以上のサーバ構成にする必要があります。
図G.9 AdvancedCopy Manager CCM運用構成例
業務サーバ: SV-1
CCMサーバ: BKSV
システム用ストレージプール: STP1
業務用ストレージプール: STP2
ディスク
物理ディスク | LU番号 | 接続サーバ | デバイス名 | 用途(ストレージプール) |
---|---|---|---|---|
システムVOL | 0x01 | SV-1 | c1t1d1s0 | STP1 |
業務VOL-1 | 0x02 | SV-1 | c1t1d2 | STP2 |
業務VOL-2 | 0x03 | SV-1 | c1t1d3 | STP2 |
バックアップVOL-1 | 0x11 | - | - | - |
バックアップVOL-2 | 0x12 | - | - | - |
バックアップVOL-3 | 0x13 | - | - | - |