運用管理サーバ、管理対象サーバ上のデーモンを停止します。通常、システムの停止時に自動的に停止します。
何らかの理由でデーモンを停止したい場合は、停止したいサーバで以下のコマンドを実行使用してください。
# /opt/swstorage/bin/stopacm |
注意
stopacmコマンド実行前に、環境変数SWSTGNODEが設定されていないことを確認してください。
運用管理サーバのAdvancedCopy Managerは、Symfowareの機能を利用しています。他ソフトウェアでSymfowareを監視している場合、デーモンの停止が失敗することがあります。そのため、運用管理サーバのデーモンを停止する前に、Symfowareの監視を停止してください。
stopacmコマンド実行前に、LD_LIBRARY_PATH_64環境変数の値に、"/opt/FSUNrdb2b/lib"を設定してください。
運用管理サーバまたは管理対象サーバをクラスタ運用している場合、デーモンの停止はクラスタシステムから行います。停止方法は、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
デーモンを個別に停止するとき
クラスタ運用している場合に、何らかの理由でAdvancedCopy Managerの業務を構成するデーモンを個別に停止するときの手順は、以下のとおりです。
通信デーモンの場合
AdvancedCopy Managerの業務単位(Storageローカル業務を含む)に停止する必要があります。業務ごとに以下の手順を繰り返してください。
操作対象の通信デーモンに応じて以下のコマンドを実行し、通信デーモンが停止しているかを確認します。通信デーモンが停止している場合、手順2以降は不要です。
操作対象がグローバルゾーンの通信デーモンで、Oracle Solarisゾーンサポート機能を使用する運用の場合
# ps -z globale -f | grep stgxfws |
a.以外の場合
# ps -ef | grep stgxfws |
この結果、以下のように表示された場合、デーモンは起動しています。
/opt/FJSVswstf/bin/stgxfws logicalNodeName |
環境変数SWSTGNODEに該当業務を行う論理ノード名を設定します。
通信デーモンを停止します。
停止コマンドは、「9.5.1 通信デーモンの起動と停止」を参照してください。
ポイント
通信デーモンが処理中に通信デーモンの停止を実施した場合、コマンドが終了するまで最大10秒かかることがあります。
通信以外のデーモンの場合
環境変数SWSTGNODEに該当業務を行う論理ノード名を設定します。
以下を参照し、デーモンを停止します。
RMIデーモンの場合: 「9.5.2 RMIデーモンの起動と停止」
RDBデーモンの場合: 「9.5.3 RDBデーモンの起動と停止」