以下の手順に従って、Storage Cruiserマネージャーの環境をバックアップしてください。
参考
手順内の表記について
ディレクトリ名 | 説明 |
---|---|
$BAK_DIR | バックアップ先のディレクトリ |
$INS_DIR | マネージャーをインストールしたときの「プログラムディレクトリ」 |
$ENV_DIR | マネージャーをインストールしたときの「環境設定ディレクトリ」 |
$TMP_DIR | マネージャーをインストールしたときの「作業用ディレクトリ」 |
Storage Cruiserマネージャーを停止します。
Windowsのサービス画面で、以下のサービスを停止してください。
ETERNUS SF Storage Cruiser Manager
装置管理情報をバックアップします。
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\opencimom\logr
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$TMP_DIR\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\opencimom\logr | $BAK_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\opencimom\logr |
性能管理機能に関するファイルをバックアップします。
性能管理機能を使用していない場合は、この手順は不要です。また、サブディレクトリやファイルがない場合は、バックアップ不要です。
注意
性能管理機能に関するファイルが大量に存在する場合があります。ファイル量に応じて、バックアップ時間を見積もってください。
エクスプローラなどで、以下のバックアップ用ディレクトリを作成します。
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current
$BAK_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\perf
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\perf.conf | $BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current |
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$TMP_DIR\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\perf | $BAK_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\perf |
カスタマイズ可能なファイルをバックアップします。
存在しないファイルやディレクトリは、バックアップ不要です。
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\eventmail
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\sanma.conf | $BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current |
$ENV_DIR\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\ssmgr.conf | |
$ENV_DIR\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\trapop.bat | |
$ENV_DIR\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\traprm.bat |
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\eventmail | $BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\eventmail |
SNMPトラップ XML 定義ファイルをバックアップします。
SNMPトラップ XML 定義ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
以下は、SNMPトラップ XML 定義ファイル 1_3_6_1_1588_2_1_1_1.xml をカスタマイズしている場合の例です。この例と同様に、ファイルを1つずつバックアップしてください。
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\snmpth
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\snmpth\1_3_6_1_1588_2_1_1_1.xml | $BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\snmpth |
装置ポーリング設定ファイルをバックアップします。
装置ポーリング設定ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
以下は、装置ポーリング設定ファイル DP_config.xml をカスタマイズしている場合の例です。この例と同様に、ファイルを1つずつバックアップしてください。
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\devicepolling
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\devicepolling\DP_config.xml | $BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\devicepolling |
ポーリングサービス設定ファイルをバックアップします。
ポーリングサービス設定ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
ポーリングサービス設定ファイル pollingService.xml をカスタマイズしている場合は、以下の手順に従ってバックアップしてください。
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\polling
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\polling\pollingService.xml | $BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\polling |