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ETERNUS SF Express 16.1 / Storage Cruiser 16.1 / AdvancedCopy Manager 16.1 移行ガイド
FUJITSU Storage

8.3.1 バージョンアップインストール前の作業

AdvancedCopy Manager Copy Control Moduleのバージョンアップインストールを実施する前に行っておくべき作業について、説明します。

8.3.1.1 インストールするプログラムの決定

AdvancedCopy Manager Copy Control Moduleをバージョンアップする方法には、以下の2通りがあります。

ポイント

方法1では、従来のCLIに加えて、WebコンソールからもAdvancedCopy Manager Copy Control Moduleに関する操作ができます。しかし、以下のデメリットがあります。

  • プログラムをインストールするのに必要なディスクの空き容量が、方法2に比べて多くなる

  • 排他ソフトウェアが、方法2に比べて多くなる

  • データベース領域の見積りが必要となる

上記について理解したうえで、インストールするプログラムを決定してください。

8.3.1.2 環境設定ファイルのバックアップ

旧バージョンレベルの運用環境をバックアップします。

参照

バックアップ方法は、「A.6 環境設定ファイルのバックアップ」を参照してください。

8.3.1.3 ディスクの空き容量の確認

バージョンアップインストールを行うサーバのディスクに、バージョンアップインストールに必要な容量が空いているかを確認してください。
バージョンアップインストールに必要な空き容量は、本バージョンレベルに必要な空き容量から、旧バージョンレベルに必要な空き容量を引いた値です。

本バージョンレベルに必要な空き容量

本バージョンレベルの、ETERNUS SF ManagerプログラムまたはAdvancedCopy Manager Copy Control Moduleプログラムをインストールするのに必要な空き容量です。
必要な空き容量は、本バージョンレベルの『ETERNUS SF 導入ガイド』の以下部分を参照してください。

  • ETERNUS SF Managerプログラムに含まれているAdvancedCopy Manager Copy Control Moduleを使用する場合

    「ETERNUS SF Managerの動作環境」

  • AdvancedCopy Manager Copy Control Moduleプログラムをインストールして使用する場合

    「AdvancedCopy Manager CCMの動作環境」

旧バージョンレベルに必要な空き容量

旧バージョンレベルのAdvancedCopy Manager Copy Control Moduleプログラムをインストールするのに必要な空き容量です。
必要な空き容量は、該当する旧バージョンレベルの『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 Copy Control Module編』の「動作環境」を参照してください。

8.3.1.4 排他ソフトウェアのアンインストール

本バージョンレベルのAdvancedCopy Manager Copy Control Moduleに対する排他ソフトウェアの、インストール状況を確認してください。
インストールされている場合は、排他ソフトウェアのマニュアルを参照して、排他ソフトウェアをアンインストールしてください。

参照

排他ソフトウェアは、本バージョンレベルの『ETERNUS SF 導入ガイド』の「動作環境」を参照してください。

8.3.1.5 データベース領域の見積り

ETERNUS SF Managerプログラムをインストールする場合、データベース領域が必要です。
バージョンアップインストールを行う前に、データベース領域を見積ってください。

参照

詳細は、本バージョンレベルの『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのインストール」にある「インストール前の作業」を参照してください。