AdvancedCopy Manager Copy Control Moduleのバージョンアップインストールを実施する前に行っておくべき作業について、説明します。
AdvancedCopy Manager Copy Control Moduleをバージョンアップする方法には、以下の2通りがあります。
[方法1] ETERNUS SF Managerプログラムをインストールし、ETERNUS SF Managerプログラムに含まれているAdvancedCopy Manager Copy Control Moduleを使用する
[方法2] AdvancedCopy Manager Copy Control Moduleプログラムをインストールして使用する
ポイント
方法1では、従来のCLIに加えて、WebコンソールからもAdvancedCopy Manager Copy Control Moduleに関する操作ができます。しかし、以下のデメリットがあります。
プログラムをインストールするのに必要なディスクの空き容量が、方法2に比べて多くなる
排他ソフトウェアが、方法2に比べて多くなる
データベース領域の見積りが必要となる
上記について理解したうえで、インストールするプログラムを決定してください。
旧バージョンレベルの運用環境をバックアップします。
参照
バックアップ方法は、「A.6 環境設定ファイルのバックアップ」を参照してください。
バージョンアップインストールを行うサーバのディスクに、バージョンアップインストールに必要な容量が空いているかを確認してください。
バージョンアップインストールに必要な空き容量は、本バージョンレベルに必要な空き容量から、旧バージョンレベルに必要な空き容量を引いた値です。
本バージョンレベルの、ETERNUS SF ManagerプログラムまたはAdvancedCopy Manager Copy Control Moduleプログラムをインストールするのに必要な空き容量です。
必要な空き容量は、本バージョンレベルの『ETERNUS SF 導入ガイド』の以下部分を参照してください。
ETERNUS SF Managerプログラムに含まれているAdvancedCopy Manager Copy Control Moduleを使用する場合
「ETERNUS SF Managerの動作環境」
AdvancedCopy Manager Copy Control Moduleプログラムをインストールして使用する場合
「AdvancedCopy Manager CCMの動作環境」
旧バージョンレベルのAdvancedCopy Manager Copy Control Moduleプログラムをインストールするのに必要な空き容量です。
必要な空き容量は、該当する旧バージョンレベルの『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 Copy Control Module編』の「動作環境」を参照してください。
本バージョンレベルのAdvancedCopy Manager Copy Control Moduleに対する排他ソフトウェアの、インストール状況を確認してください。
インストールされている場合は、排他ソフトウェアのマニュアルを参照して、排他ソフトウェアをアンインストールしてください。
参照
排他ソフトウェアは、本バージョンレベルの『ETERNUS SF 導入ガイド』の「動作環境」を参照してください。
ETERNUS SF Managerプログラムをインストールする場合、データベース領域が必要です。
バージョンアップインストールを行う前に、データベース領域を見積ってください。
参照
詳細は、本バージョンレベルの『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのインストール」にある「インストール前の作業」を参照してください。