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ETERNUS SF Express 16.0/ ETERNUS SF Storage Cruiser 16.0/ ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.0 移行ガイド
FUJITSU Storage

4.1.4 バージョンアップインストール後の作業

Storage Cruiserマネージャーをバージョンアップインストールした後は、以下の作業を行います。

4.1.4.1 旧バージョンレベルのリストア

4.1.1.1 旧バージョンレベルのバックアップ」で退避した運用環境をリストアします。

AdvancedCopy Managerの運用環境

AdvancedCopy Managerをインストールしていた場合は、「4.1.1.1 旧バージョンレベルのバックアップ」で退避した運用環境をリストアします。

注意

運用環境のリストアは、コマンド実行用に新しく画面を起動し、その画面で実施してください。

参照

運用環境のリストアは、以下を参照して実施してください。

サーバ種別

OS種別

参照先

運用管理サーバ

Windows

A.9 リポジトリデータのリストア(Windows環境)

Solaris、
Linux

A.10 リポジトリデータのリストア(Solaris/Linux環境)

運用管理サーバ兼管理対象サーバ

Windows

以下の順に作業してください。

  1. A.9 リポジトリデータのリストア(Windows環境)

  2. A.11 管理情報のリストア(Windows環境)

Solaris、
Linux

以下の順に作業してください。

  1. A.10 リポジトリデータのリストア(Solaris/Linux環境)

  2. A.12 管理情報のリストア(Solaris/Linux環境)

AdvancedCopy Manager Copy Control Moduleの運用環境

AdvancedCopy Manager Copy Control Moduleをインストールしていた場合は、「4.1.1.1 旧バージョンレベルのバックアップ」で退避した運用環境をリストアします。

参照

リストア方法は、「A.14 環境設定ファイルのリストア」を参照してください。

4.1.4.2 リポジトリ用データベースアクセスユーザーのパスワード変更

リポジトリ用データベースアクセスユーザーのパスワードをデフォルト値のまま使用すると、セキュリティ面で問題となることがあります。

オペレーティングシステムのユーザー情報を変更し、stguserset(リポジトリアクセスユーザー変更コマンド)を使用して、リポジトリアクセスユーザーの情報を再設定してください。

参照

パスワードの変更手順は、使用するオペレーティングシステムに対応する『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド』の「リポジトリアクセスユーザーに指定したユーザーの削除/パスワードの変更」を参照してください。

4.1.4.3 構成情報インポートコマンドの実行

管理者権限でesfadm devconf importコマンドを実行して、旧バージョンレベルの構成情報を移行します。esfadm devconf importコマンドを実行する前に、管理対象の装置・サーバにアクセスできる状態であることを確認してください。

esfadm devconf importコマンドを実行したあとは、esfadm devconf importstatusコマンドで[IMPORT STATUS]欄が"Complete"になることを確認してください。
また、移行対象のインポート状況の[STATUS]欄が"Complete"になることを確認してください。"Failed"の場合、構成情報の移行に失敗しているため、「9.4 異常発生時の対処」を参照し対処してください。

注意

esfadm devconf importコマンド実行時に管理対象の装置・サーバにアクセスできない状態の場合、装置の構成情報が移行されていないため、esfadm devconf importコマンドの再実行が必要です。

4.1.4.4 ユーザーアカウントの設定

ETERNUS SF Managerの機能を使うために、ユーザーアカウントの設定をします。

参照

設定方法は、本バージョンレベルの『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ユーザーアカウントの設定」を参照してください。

4.1.4.5 Webコンソールを利用するための設定

Webコンソールを起動するPCと運用管理サーバの間にファイアーウォールを設置する場合は、ファイアーウォールを通過できるように設定をします。

参照

設定方法は、本バージョンレベルの『ETERNUS SF 導入ガイド』の「Webコンソールを利用するための設定」を参照してください。

4.1.4.6 ETERNUS ディスクアレイにアクセスできるアカウント情報の設定

ETERNUS ディスクアレイにアクセスできるアカウント情報(ユーザー名とパスワード)を設定します。

参照

設定方法は、本バージョンレベルの『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「ETERNUS ディスクアレイにアクセスできるアカウント情報の設定/変更」を参照してください。

4.1.4.7 ライセンスの設定

必要なライセンスを設定します。

参照

設定方法は、本バージョンレベルの『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ライセンスの管理」を参照してください。

4.1.4.8 不足情報の再定義