HA Database Readyでは、業務ネットワークに対して、Active-Standby方式の経路二重化に対応しています。お客様の業務ネットワークが経路二重化で構築されているかどうかに関わらず、HA Database Readyからお客様の業務ネットワーク用お客様スイッチへの接続には2本のLANケーブルを使用します。なお、業務ネットワークへの接続は、お客様の環境に応じて10GbE、または1GbEの選択が可能です。
業務ネットワークへの接続手順は以下の通りです。
図4.5 業務ネットワーク接続手順
お客様の業務ネットワークへの接続作業は、HA Database Readyのセットアップ(“利用ガイド”の“セットアップ”を参照)後に行ってください。接続方法は以下を参照してください。
業務ネットワーク接続ポート番号
以下のポートと業務ネットワーク用お客様スイッチを接続してください。
接続方法 | ExternalSwitch#1 | ExternalSwitch#2 |
---|---|---|
1GbE接続 | Port16 | Port16 |
10GbE接続 |
SFP+ Moduleの取り付け方法
SFP+ Moduleオプションがある場合は、以下の手順で取り付けてください。
SFP モジュールのレバーを下げてロックを解除し、取り外します。
正しい向きであることを確認し、カチッと音がするまでポートに挿入します。
SFP+ Moduleのキャップが取り外されている場合は、レバーが上がった状態であることを確認してから取り付けてください。レバーが下がったまま差し込むと、レバーを上げてもロックされずに、外れやすい状態になります。
以下に、接続例を示します。
図4.6 例1) お客様業務ネットワークが経路二重化で構築されている場合
図4.7 例2) お客様業務ネットワークが経路二重化で構築されていない場合