NetWorker クライアントのスタンバイ運用を実現します。
PRIMECLUSTER で構築されたクラスタシステムに存在する、共用ディスク、ローカルディスク上のデータに対し、クラスタ環境で整合性の取れたバックアップ運用 (フェイルオーバが発生しても NetWorker の定義を変更する必要がない) を可能とします。
仮想クライアントバックアップ
サーバクラスタ運用と同様の仮想的なクライアント名 (論理ノード名) でのバックアップを可能とします。
クラスタ構成ノードのローカルバックアップ
サーバクラスタ運用と同様の物理的なクライアント名でのバックアップを可能とします。
NetWorker クライアントのスタンバイ運用
PRIMECLUSTER と連携し、クラスタのフェイルオーバ時に必要な NetWorker クライアントを運用/待機ノードで起動することにより、NetWorker クライアントのスタンバイ運用を実現します。
また、ディテクタが NetWorker クライアントプロセスを監視し、異常が発生した場合に PRIMECLUSTER に通知することにより、PRIMECLUSTER のリカバリ/フェイルオーバ機能を使用することができるため、NetWorker を使用したバックアップ運用システムの可用性を高めます。
参照
サーバクラスタ運用については、"1.1.1 サーバクラスタ運用" を参照してください。