Symfowareデータベースに表形式で格納しているデータを、Shunsakuに取り込む場合の構成について以下に説明します。
サーバの構成
注1)動作OSの詳細は、CRing DCの“ソフトウェア説明書”または“インストールガイド”を参照してください。
注2)CRing DCのクライアント機能(Visual Designer)です。データの受信から加工・編集、格納までの一連の業務定義(連携環境の定義)をビジュアルに行うことができます。
Shunsaku連携テンプレートを利用して業務を定義することで、データベースとShunsakuの連携環境を容易に構築することができます。
注3)サーチサーバは、LinuxまたはWindowsです。
注4)データの取込みは、shundimportコマンドで行います。
Shunsakuを構成する各サーバは、以下のOSの組合せで使用することができます。
なお、本書では、Shunsakuの基本構成(searcherを別のサーバで運用するシステム)を対象に説明します。
クライアント (注) | データベースサーバ | ディレクタサーバ | サーチサーバ |
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注) CRing DCのクライアント機能のインストール先です。
ファイルの構成
各ファイルの内容について、以下に示します。
クライアント
ファイル種別 | 個数 | 用途 | 備考 |
---|---|---|---|
業務定義ファイル(注) | - | データの受信から加工・編集、格納までの一連の業務(連携環境)の定義情報です。 | Visual Designerで作成します。マッピングルールファイルも業務定義の一部として作成します。 |
注) 詳細については、“Interstage CollaborationRing Data Collection Server ユーザーズガイド”および“Interstage CollaborationRing Data Collection Server Visual Designer ヘルプ”を参照してください。
データベースサーバ
ファイル種別 | 個数 | 用途 | 備考 |
---|---|---|---|
テキストファイル(CSV形式) | 1以上 | XML形式のデータを作成するための入力ファイルになります。 | rdbunlコマンド(注)で出力先を指定します。また、ファイル転送時のコマンドで指定します。 |
注) Symfoware Serverのコマンドです。
コマンドの詳細については、“FUJITSU Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。
ディレクタサーバ
ファイル種別 | 個数 | 用途 | 備考 |
---|---|---|---|
テキストファイル(CSV形式) | 1以上 | XML形式のデータを作成するための入力ファイルです。 | 業務定義(注)で指定します。 |
テキストファイル(XML形式) | 1 | directorにデータを取り込むための入力ファイルです。 | 業務定義(注)で出力先を指定します。 |
業務定義ファイル(注) | - | データの受信から加工・編集、格納までの一連の業務(連携環境)の定義情報です。 | - |
マッピングルールファイル | 1 | CSV形式のデータをXML形式のデータに変換するための変換ルールが記述されたファイルです。 | 業務定義(注)で指定します。 |
注) CRing DCのVisual DesignerでShunsaku連携テンプレートを利用して作成します。マッピングルールファイルも業務定義の一部として、Visual Designer上で作成します。
詳細については、“Interstage CollaborationRing Data Collection Server ユーザーズガイド”および“Interstage CollaborationRing Data Collection Server Visual Designer ヘルプ”を参照してください。