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Interstage Shunsaku Data Manager データベース連携ガイド
Interstage

2.1.2 表形式でデータを格納している場合の構成

Symfowareデータベースに表形式で格納しているデータを、Shunsakuに取り込む場合の構成について以下に説明します。

サーバの構成

注1)動作OSの詳細は、CRing DCの“ソフトウェア説明書”または“インストールガイド”を参照してください。
注2)CRing DCのクライアント機能(Visual Designer)です。データの受信から加工・編集、格納までの一連の業務定義(連携環境の定義)をビジュアルに行うことができます。
Shunsaku連携テンプレートを利用して業務を定義することで、データベースとShunsakuの連携環境を容易に構築することができます。
注3)サーチサーバは、LinuxまたはWindowsです。
注4)データの取込みは、shundimportコマンドで行います。

Shunsakuを構成する各サーバは、以下のOSの組合せで使用することができます。
なお、本書では、Shunsakuの基本構成(searcherを別のサーバで運用するシステム)を対象に説明します。

クライアント (注)

データベースサーバ

ディレクタサーバ

サーチサーバ

注) CRing DCのクライアント機能のインストール先です。


ファイルの構成

各ファイルの内容について、以下に示します。


クライアント

ファイル種別

個数

用途

備考

業務定義ファイル(注)

データの受信から加工・編集、格納までの一連の業務(連携環境)の定義情報です。

Visual Designerで作成します。マッピングルールファイルも業務定義の一部として作成します。

注) 詳細については、“Interstage CollaborationRing Data Collection Server ユーザーズガイド”および“Interstage CollaborationRing Data Collection Server Visual Designer ヘルプ”を参照してください。


データベースサーバ

ファイル種別

個数

用途

備考

テキストファイル(CSV形式)

1以上

XML形式のデータを作成するための入力ファイルになります。

rdbunlコマンド(注)で出力先を指定します。また、ファイル転送時のコマンドで指定します。

注) Symfoware Serverのコマンドです。
コマンドの詳細については、“FUJITSU Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。


ディレクタサーバ

ファイル種別

個数

用途

備考

テキストファイル(CSV形式)

1以上

XML形式のデータを作成するための入力ファイルです。

業務定義(注)で指定します。

テキストファイル(XML形式)

1

directorにデータを取り込むための入力ファイルです。

業務定義(注)で出力先を指定します。

業務定義ファイル(注)

データの受信から加工・編集、格納までの一連の業務(連携環境)の定義情報です。

マッピングルールファイル

1

CSV形式のデータをXML形式のデータに変換するための変換ルールが記述されたファイルです。

業務定義(注)で指定します。

注) CRing DCのVisual DesignerでShunsaku連携テンプレートを利用して作成します。マッピングルールファイルも業務定義の一部として、Visual Designer上で作成します。
詳細については、“Interstage CollaborationRing Data Collection Server ユーザーズガイド”および“Interstage CollaborationRing Data Collection Server Visual Designer ヘルプ”を参照してください。