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PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 4.3 導入運用手引書

付録F シングルノードクラスタ運用

ここでは、シングルノードクラスタ運用でPRIMECLUSTER Wizard for Oracleを使用する場合の構築手順、保守手順について説明します。

構築手順

構築手順は、ASMの使用有無、使用するASMのバージョンで異なります。使用する環境に合わせて以下の手順で構築してください。Oracle Solarisゾーン環境のシングルノードクラスタ運用についても同様に、以下の手順で構築します。

"F.1 ASMを使用しない場合"で、各手順の詳細を説明します。

"F.2 Oracle 10g R2/11g R1のASMを使用する場合"で、各手順の詳細を説明します。

"F.3 Oracle 11g R2のASMを使用する場合"で、各手順の詳細を説明します。

注意

  • Oracle 11g R2でASMを使用する場合はOracle Grid Infrastructureをインストールする必要があります。Oracle Grid Infrastructureをインストールする場合はOracle DatabaseのインストールユーザーとOracle Grid Infrastructureのインストールユーザーを分割する構成をサポートします。単一インストールユーザーの構成はサポートしません。

  • Oracle 11g R2でASMを使用する場合、Oracle DatabaseのインストールユーザーのORACLE_BASE環境変数と、 Oracle Grid InfrastructureのインストールユーザーのORACLE_BASE環境変数は異なるディレクトリを指定してください。

  • PRIMECLUSTER Wizard for Oracleで、Oracle 11g R2のASMをシングルノードクラスタ運用で使用する場合、Oracleのサービスリソースは使用できません。

保守手順

シングルノードクラスタ運用の保守手順は、"第3章 運用"を参照してください。Oracle Solarisゾーン環境のシングルノードクラスタ運用の保守手順は、"E.3 保守手順"を参照してください。