クライアントオーサリングの動作イメージについて説明します。クライアントオーサリングでは選択したシーンにおけるAR重畳表示定義を直観的な操作で作成します。
クライアントオーサリングの基本的な流れを以下に説明します。
スマートデバイス上でクライアントオーサリングツールを起動し、定義されているシナリオリスト・シーンリストを取得します。
リストから定義させたいシナリオ、シーンを選択します。
選択したシーンのデータをサーバからダウンロードします。
スマートデバイスをARマーカーにかざし、選択したARマーカーに対して文字や画像などの情報を定義します。
作成した内容を保存し、サーバにアップロードします。
図1.10 クライアントオーサリングの基本的な動作イメージ例
ポイント
クライアントオーサリングを行う前に、ARマーカーの管理やシナリオ、シーンの作成はARデータ管理クライアントから実施しておく必要があります。
サーバオーサリングで定義したAR重畳表示定義を、クライアントオーサリングにて修正することができます。