Interstage AR Processing Serverでは、ファイル管理に関する仕様について説明します。
登録できるファイル名は拡張子込みで100文字以内です。
登録できるファイルサイズは推奨5MBです。
登録できるファイルのmimetypeは以下の通りです。
MIMEタイプ | 拡張子 |
---|---|
application/pdf | |
application/msword | .doc |
application/vnd.openxmlformats-officedocument.wordprocessingml.document | .docx |
application/vnd.ms-excel | .xls |
application/vnd.openxmlformats-officedocument.spreadsheetml.sheet | .xlsx |
application/vnd.ms-powerpoint | .ppt |
application/vnd.openxmlformats-officedocument.presentationml.presentation | .pptx |
image/jpeg | .jpg .jpeg |
image/png | .png |
image/gif | .gif |
video/3gpp | .3gp |
video/mp4 | .mp4 |
video/mpeg | .mpg .mpeg |
video/quicktime | .mov |
video/x-ms-wmv | .wmv |
IEを使用してファイルにアクセスすると、内容からファイルの種類を判断し、サーバから指定されたmimetypeを無視して表示してしまう場合があります。また、ファイルにhtmlやjavascriptのコードが記述されていた場合、mimetypeにかかわらず実行されてしまい、XSSなどの危険が生じる可能性があります。
HTTPリクエストは、WEBサーバ→JavaEE実行環境→本機能という流れで処理を行います。そのため、フロントのWEBサーバやJavaEE実行環境で処理が折り返されるため、以下のような現象が起きる可能性があります。
HTTPメッセージフォーマット/パスフォーマット/JSONフォーマット/値型に違反した場合、フロントの他コンポーネントが400/500番台の異常系ステータスコードでレスポンスしてしまい、Interstage AR Processing Serverのレスポンスを返せない場合があります。
スマートデバイスとJavaEE実行環境との間に設置する機能(HTTPサーバ)により、HTTPステータスコードが変わる場合があります。
数値型のパラメータに型の最大値を超える値を指定すると、マイナス値やNULLに変換される場合があります。
Interstage AR Processing Serverに巨大な定義を渡すと、サーバ処理能力低下を招く危険性があります。悪意のある第三者による攻撃だけでなく、正式利用者からの誤用を避けるためにも、APIのリクエストボディの最大値制約を設けてください。
文字セットはUnicode, リクエスト/レスポンスのエンコーディングは、UTF-8とします。
文字列長制約は、UTF-16(0面以外はサロゲートペアの2文字表現)での数とします。
文字列値に0x00を含めることはできません。また、文字シーケンス異常(サロゲートペアの並び順誤り等)や、非文字(U+FFFE, U+FFFF等)を指定すると、流通経路やデータストアで落ちる(0x3Fになる等)可能性があります。
ソート順は、Unicodeコードポイント順とします。