3.7.3 タップ操作

AR重畳表示コンテンツをタップして設定されているClickActionを動作させたい場合は、AR.OS.onBodyClick()を使用してhtml層でのタップイベントをネイティブAR表示層に通知するようにしてください。ネイティブAR表示層の上をWebview層が覆っているため、直接操作することができません。通知した座標上にARコンテンツが存在すれば、設定されたClickActionが実行されます。

注意

Android版およびiOS版は、端末の画面サイズとhtmlのサイズが一致していないとタップイベントの座標がずれる場合があります。必ずhtmlのヘッダでviewportを設定し画面サイズを調整してください。
```
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1, minimum-scale=1, maximum-scale=1, user-scalable=no">
```
Windows版はviewportの設定反映に対応していません。

例

タップイベントの登録例

//画面タップのイベントリスナを登録します。
if(window.navigator.userAgent.match(/(iPad|iPhone|iPod)/i)) //iOSの場合
  document.addEventListener("touchstart", bodyclick, false);
else 
  document.addEventListener("click", bodyclick, false); //android, Windowsの場合

bodyclick = function(){
  //ネイティブAR表示層にタップ座標を通知します。
  AR.OS.onBodyClick(event, onSuccess, onError);
};