AR重畳表示コンテンツは、3Dの形状を持つポリゴン(四角形)と、テクスチャと呼ばれる表面に貼られる画像により構成されます。テクスチャはリソースとして取得したJPGやPNGなどの画像ファイルで構成されるイメージテクスチャと、文字情報で構成されるテキストテクスチャ、クライアントオーサリングツールの手書き機能で作成したハンドライティングテクスチャの3種類が存在します。
Interstage AR Processing ServerがAR重畳表示コンテンツを描画するために、以下の情報をサーバから取得します。取得した情報を基に、AR重畳表示コンテンツを描画します。
AR重畳表示定義
重畳表示を行うためにARマーカーに予め関係づけられた情報のこと。どのシナリオ、シーンの場合にどのARマーカーに対して、どのAR重畳表示コンテンツをどれくらいの大きさ、角度で表示するかなどを定義しています。
リソース
AR実行サーバやその他のメディアクラウドなどに格納されている、タップアクションやAR重畳表示コンテンツに使用するファイルです。
図1.2 AR重畳表示コンテンツ例