Interstage AR Processing Serverのアーキテクチャについて説明します。
図1.1 アーキテクチャ
画像認識型のARを実現するためのスマートデバイス上で動作する実行環境です。現実のカメラ画像にサーバなどから取得した画像、文字といったデジタル情報を重ね合わせて表示します。
カメラで取得したプレビュー画像を画像認識し、ARマーカーのID番号や、スマートデバイスとの距離や姿勢を検出します。
AR重畳表示定義を解析し、AR重畳表示コンテンツの生成・描画を行います。
AR実行クライアントが扱うデータやネットワークの処理を行います。
Web層で使うデータやレンダラーで使うデータ、タップイベントで呼び出すファイルをスマートデバイス内ファイル領域にキャッシュします。
スマートデバイスのファイル領域にアクセスする汎用的な参照・検索インタフェースを提供します(ContentProvider形式)。
サーバとの通信を行います(データのアップロード・ダウンロード)。
AR実行クライアント共通のユーティリティ機能として、外部リソースファイルの保存・解析機能、及びログ出力機能等を提供します。
AR実行クライアント内のコンポーネントを使用し、全体の構造を組み立て、画像認識からAR重畳表示コンテンツの描画までのシーケンスを制御します。
また、Webブラウザを内部に保持し、ブラウザ上で動作するJavaScriptライブラリと連携した処理を行うための接続部となります。
スマートデバイス上で直感的にAR重畳表示定義をオーサリング(追加・編集)できる機能を提供します。
Webアプリケーションとネイティブアプリケーションを繋ぐ、JavaScriptライブラリを提供します。Interstage AR Processing ServerのAR実行クライアントはAndroid、iOS、Windowsで動作するため、どちらの端末上でも同じインタフェースで動作するJavaScriptライブラリです。
Interstage AR Processing Serverが持つデータを一元管理し、システム利用者に適切な重畳表示を行えるよう、AR重畳表示定義を管理します。
Interstage AR Processing Serverが使用するARマーカーやシナリオ、AR重畳表示定義などの様々な情報をRDBで管理します。
データ管理では管理できない大きなデータ(画像などのファイルデータ)や形式の決まっていないファイルを管理します。