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Interstage AR Processing Server V1.0.1 導入ガイド
FUJITSU Software

2.1.3 セットアップ(Windows)

2.1.3.1 セットアップの実行

  1. Interstage AR Processing Serverをセットアップするサーバに管理者としてログインします。

  2. コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行します。

    "%インストールディレクトリ%\bin\setup\arsv_setup.bat"
  3. セットアップが開始します。

    Interstage AR Processing Server SETUP START.
  4. セットアップの完了を確認します。

    Interstage AR Processing Server SETUP END.

注意

  • セットアップコマンドを実行するコマンドプロンプト画面は、必ずインストール処理が完了してから起動してください。起動する際は、コンテキストメニューの[管理者として実行]を選択するなど、管理者権限で起動してください。

  • OSのユーザー作成

    モデルA/Bを選択した場合、データベース機能にアクセスするためのユーザー(arsvdmpg)、および、Webコンテナ機能にアクセスするためのユーザー(arsvgfad)が自動的に追加されます。パスワード等の設定変更や削除はしないでください。設定変更や削除した場合、正常に動作しなくなる可能性があります。

  • セットアップ完了について

    Webコンテナ機能のセットアップには時間がかかる場合があります。セットアップ直後のアクセスでエラーが発生した場合、しばらく待ってから再接続してください。

2.1.3.2 セットアップ時のトラブル対処方法

セットアップ中に何らかの異常が発生した場合、セットアップ前の状態に戻します。異常が起きた場合、セットアップ時に参照するパラメーターファイルに問題がないか確認してください。

セットアップの実行経過についてログファイルを出力しています。セットアップが失敗する場合には、以下のログファイルを確認してください。

"%インストールディレクトリ%\logs\ISARinst.setup.log"
パラメーターファイルの記述誤り

以下のようなメッセージが続けて出力された場合、パラメーターファイルの記述誤りの可能性があります。

** cmd execute failure 数字 **
*** FAILURE 機能名 setup ** 

パラメーターファイルの内容について確認してください。

  • キーに抜けや誤りがないこと

  • 値に入力可能文字が指定されていること

  • 指定するポート番号は重複していないこと

内部生成するユーザー(arsvdmpg)が既に存在

以下のようなメッセージが出力された場合、内部生成するユーザー(arsvdmpg)が既に存在しています。

net user arsvdmpg ****** /add アカウントは既に存在します

内部生成ユーザーが存在しないことを確認し、再度セットアップを実行してください。