【原因】
使用権限がありません。または、他のアプリケーションで使用中です。
【対処】
ファイルの使用権限を確認してください。または、他のアプリケーションで使用していないことを確認してください。特に、Windowsのファイルマネージャでは表示中のディレクトリやファイルが使用中となるため、注意が必要です。
【原因】
ファイル転送が処理実行中に停止されました。
【対処】
ファイル転送を再度起動してください。
【原因】
詳細情報に応じて以下のような原因が考えられます。
アクセス権限がありません。
ログインしたIDで、該当操作に対するファイル転送の使用権限がありません。
【対処】
詳細情報に応じて以下のどちらかの対処をしてください。
ファイルのパーミッションモードを確認します。
ログインしたIDの権限の確認を行い、必要であれば、使用権限をACLマネージャに登録します。
【原因】
ポート番号がすでに使用されています。詳細情報がbindの場合、原因として、以下に示す2つが考えられます。
すでにコネクションの受け付け処理が動作していて、重複起動が行われた場合
他のプログラムで使用しているポート番号と重複した場合
【対処】
上記の原因を取り除いてください。
【原因】
クライアント側からセションが切断されています。
【対処】
クライアント側で出力されるメッセージに従って対処してください。
【原因】
クライアント側からセションが切断されました。
【対処】
クライアント側で出力されるメッセージに従って対処してください。
【原因】
サーバまたはクライアントとのセションが切断されました。
【対処】
相手先サーバまたはクライアント側で出力されるメッセージに従って対処してください。
【原因】
相手先サーバとのセション接続が拒否されました。
【対処】
相手先サーバで出力されるメッセージに従って対処してください。または、以下の原因が考えられるため、環境を確認してください。
相手サーバのファイル転送が未起動
自システムまたは相手サーバservicesファイルの定義誤り
相手サーバが起動中
【原因】
サーバまたはクライアントとのセションが切断されました。
【対処】
相手先サーバまたはクライアント側で出力されるメッセージに従って対処してください。
【原因】
ファイル転送の動作に必要なDLLファイルが見つかりません。
【対処】
ファイル転送が正常にインストールされていない、またはインストールした環境が破壊されていることが考えられます。インストール環境を確認してください。
【原因】
相手先サーバからエラーが通知されました。
【対処】
相手先サーバで出力されるメッセージに従って対処してください。
【原因】
システムから予期しないエラー番号が通知されました。または、本メッセージの前後にファイルスペース不足を意味するシステムのメッセージが出力された場合は、ファイルスペース不足が原因です。
【対処】
エラー発生原因を取り除いてから、再実行してください。
【原因】
システムから予期しないエラー番号が通知されました。または、本メッセージの前後にファイルスペース不足を意味するシステムのメッセージが出力された場合は、ファイルスペース不足が原因です。
【対処】
エラー発生原因を取り除いてから、再実行してください。
【原因】
サーバ間のHTTP通信処理で、エラーが通知されました。
【対処】
ファイル転送が出力したメッセージを参照し、通知されたエラー原因を取り除いてから、再実行してください。エラー原因は同時に出力されるメッセージを参照してください。ファイル転送通信時の詳細情報は、(分類コード、エラーコード)の形式で出力されます。
以下に詳細情報の意味を示します。
分類コード | エラーコード |
---|---|
10: 環境異常 | errnoを設定(errnoがない場合は“0”を設定) |
20:通信異常 | errnoを設定(errnoがない場合は“0”を設定) |
30:相手システム異常 | errnoを設定(errnoがない場合は“0”を設定) |
40:強制停止 | errnoを設定(errnoがない場合は“0”を設定) |
50:その他 | errnoを設定(errnoがない場合は“0”を設定) |
【原因】
サーバ間のHTTPS通信処理で、エラーが通知されました。
【対処】
ファイル転送が出力したメッセージを参照し、通知されたエラー原因を取り除いてから、再実行してください。エラー原因は同時に出力されるメッセージを参照してください。ファイル転送通信時の詳細情報は、(分類コード、エラーコード)の形式で出力されます。
以下に詳細情報の意味を示します。
分類コード | エラーコード |
---|---|
10:環境異常 | errnoを設定(errnoがない場合は“0”を設定) |
20:通信異常 | errnoを設定(errnoがない場合は“0”を設定) |
30:相手システム異常 | errnoを設定(errnoがない場合は“0”を設定) |
40:強制停止 | errnoを設定(errnoがない場合は“0”を設定) |
50:その他 | errnoを設定(errnoがない場合は“0”を設定) |
【原因】
シグナルによってファイル転送の処理が終了しました。
【対処】
シグナルの発生原因を調査、修正します。
【原因】
システムの環境変数ftranrootで指定したパス名が不当です。
【対処】
システムの環境変数ftranrootの内容を確認してください。この環境変数にはファイル転送のインストール時に指定したインストール先ディレクトリが設定されている必要があります。
【原因】
インストール先に指定したファイルが存在しないため、ファイル転送サービスの起動に失敗しました。
【対処】
ファイルが改名されたか、削除されています。またはftranrootが正しくありません。ファイルを復旧してください。
【原因】
媒体障害またはソフト障害による破壊が原因です。ディレクトリの参照または更新ができません。
【対処】
ファイル名が存在するディレクトリを復旧させてから、再実行してください。
【原因】
ファイル名を指定するべきところに、ディレクトリ名が指定されています。
【対処】
コマンドのオプションを確認し、再度実行してください。
【原因】
パス名の長さが259バイトを超えました。または、ファイル名の長さが256バイトを超えました。
【対処】
パス名またはファイル名の長さを正しくしてから、再実行してください。
【原因】
パス名の長さが{MAXPATHLEN}を超えました。または、ファイル名が{NAME_MAX}を超えました。
【対処】
パス名またはファイル名の長さを正しくしてから、再実行します。
【原因】
ネットワーク上のコネクションが確立できませんでした。
【対処】
ネットワーク環境の異常が考えられます。環境を確認してください。
【原因】
ネットワークパスが使用できない機能に対して、ネットワークパスが使用されています。原因としては以下のことが考えられます。
コマンド実行時のカレントドライブにネットワークドライブを使用した。
ネットワークドライブ先のファイルを転送しようとした。
【対処】
詳細情報を確認して、ネットワークドライブからローカルドライブに変更してください。ネットワークドライブ先のファイルは、ローカルドライブに複写した後、再度実行してください
【原因】
システム内でオープン中のファイルが多すぎます。または、システムで定義されているオープン最大数を超えました。
【対処】
不要なファイルをクローズしてから、再実行させてください。
【原因】
一時的に接続されていないディスク媒体が指定されました。
【対処】
キーワードから原因を確認して取り除いた後、再度実行してください。
【原因】
パス名が存在しません。
【対処】
パス名を見直してから、再実行してください。
【原因】
指定したファイルが存在しません。
【対処】
コマンドのオプションを確認し、再度実行してください。
【原因】
メモリ不足が発生しました。
【対処】
メモリ不足の原因を調査し、エラー原因を取り除いてから、再実行してください 。
【原因】
ファイル転送管理ファイルが破壊されています。
【対処】
管理ファイルを復元してから、再実行してください。
【原因】
ファイルの存在する媒体上に空き領域が存在しません。
【対処】
不要なファイルを削除し、媒体上に空き領域を作成してから、再実行してください。
【原因】
ディレクトリを指定するべきところに、ディレクトリ以外が指定されています。
【対処】
コマンドのオプションを確認し、再度実行してください。
【原因】
自システムまたは相手システムがサポートしていない機能が使用されました。
【対処】
該当機能は、本システムでは使用できません。または、メッセージにシステム名が表示されている場合、そのシステムは、該当機能が使用できません。システムのバージョンレベルを確認してください。
【原因】
システムのTCP/IP通信処理が起動していません。
【対処】
TCP/IP通信が可能か確認して、再度起動してください。
【原因】
ファイル転送を起動したカレントディレクトリのディスク使用量が100%になっている可能性があります。
【対処】
ファイル転送を起動したカレントディレクトリのディスクを空けて再度実行してください。
【原因】
起動コマンドを投入するカレントディレクトリのファイルシステムに、使用可能なディスク空き容量がない場合に本エラーとなります。
【対処】
以下のどちらかを実施します。
該当するファイルシステムのサイズを拡張する。
使用可能なディスク空き容量があるファイルシステムのカレントディレクトリに移動する。
その後、起動コマンドを投入してください。
【原因】
接続しているサーバまたはクライアントから、一定時間以上応答がないことが原因です。
詳細情報(connect)の場合は、相手システムが未起動などの原因で相手システムとの接続に失敗していることが考えられます。
【対処】
相手システムまたは回線で異常が発生していないかどうかを確認してください。
【原因】
接続しているサーバまたはクライアントから、一定時間以上応答がないことが原因です。
【対処】
相手システムの異常または回線異常が発生していないか確認します。または、運用に多くの時間を要していないか確認します。
【原因】
HTTPまたはHTTPS通信処理でエラーが通知されました。
【対処】
通信エラーが考えられますので、ネットワーク環境を確認後、再度実行してください。
【原因】
呼び出したプロセスが起動されていません。
【対処】
ファイル転送を再起動してください。
【原因】
システムが返却するエラーコードです。
【対処】
出力されているエラーメッセージ内容を、技術員に連絡してください。