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Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書
FUJITSU Software

2.11 FJSVsormで始まるメッセージ


[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1001: 要求元名が正しく指定されていません。(要求元名=%1)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1001: Requiring agency name is different.(apname=%1)

【メッセージの意味】

返答要求APIまたはメッセージ表示APIの引数に指定した内容が間違っています。

【パラメタの意味】

%1: 指定した要求元名

【システムの処理】

APIは異常復帰コード(PR_ERR_PARAM)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

要求元名がNULLの場合は、要求元名を設定していません。要求元名が表示されている場合は、要求元名を半角英数字31文字以内で記述していません。要求元名を半角英数字31文字以内で設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1002: メッセージが正しく指定されていません。(要求元名=%1)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1002: Message is different.(apname=%1)

【メッセージの意味】

返答要求APIまたはメッセージ表示APIの引数に指定した内容が間違っています。

【パラメタの意味】

%1: 指定した要求元名

【システムの処理】

APIは異常復帰コード(PR_ERR_PARAM)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答要求APIまたはメッセージ表示APIの引数に、メッセージを設定していないか、指定したメッセージを、1~1023バイトの文字で記述していません。メッセージを1023バイト以内の文字で設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1003: タイムアウト時間が正しく指定されていません。(要求元名=%1)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1003: Timeout is different.(apname=%1)

【メッセージの意味】

返答要求APIの引数に指定した内容が間違っています。

【パラメタの意味】

%1: 指定した要求元名

【システムの処理】

APIは異常復帰コード(PR_ERR_PARAM)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答要求APIで指定したタイムアウト時間(返答要求が保持される時間)を0~1440の数値で設定していません。タイムアウト時間を0~1440で設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1004: ORMサービスとのストリーム間通信用ファイルのオープンに失敗しました。(ファイル名=%1)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1004: Opening of a stream file with ORMService went wrong.(file name=%1)

【メッセージの意味】

返答要求APIまたはメッセージ表示APIから返答メッセージサービスへの通信に使用されるストリーム間通信用ファイルにおいて、オープンエラーが発生しました。システム上でファイルディスクリプタ資源の枯渇、ファイルロックなどの不具合が一時的、または継続的に発生している可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: ORMサービスとのストリーム間通信用ファイル名

【システムの処理】

APIは異常復帰コード(PR_ERR_SEND)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

該当する、返答要求元プログラムを再実行してください。再実行しても結果が同じ場合は、以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1005: ORMサービスへのメッセージ送信に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1005: Can't send response message to ORMService.

【メッセージの意味】

返答要求APIまたはメッセージ表示APIが、返答メッセージサービスへ返答要求の送信をしようとしたが、サービスを認識することができませんでした。返答メッセージサービスが強制停止されたか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

APIは異常復帰コード(PR_ERR_SEND)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

該当する、返答要求元プログラムを再実行してください。再実行しても結果が同じ場合は、以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1006: ORMサービスからの返答識別番号受信に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1006: Can't receive response number from ORMService.

【メッセージの意味】

返答要求APIまたはメッセージ表示APIが、返答メッセージサービスからの返答識別番号通知の受信をしようとしたが、サービスを認識することができませんでした。返答メッセージサービスが強制停止されたか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

APIは異常復帰コード(PR_ERR_RCV)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

返答メッセージサービスを再起動しても発生する場合は、以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1007: ORMサービスからの応答受信に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1007: Can't receive response message from ORMService.

【メッセージの意味】

返答要求APIが、返答メッセージサービスからの返答に対する応答通知の受信をしようとしましたが、サービスを認識することができませんでした。返答メッセージサービスが強制停止されたか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

APIは異常復帰コード(PR_ERR_RCV)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

再起動しても発生する場合は、以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1008: ORMサービスとの通信再開に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1008: Resumption of ORMService and communication cannot be performed.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスとの接続がリトライ動作に入りましたが、再接続することができませんでした。返答メッセージサービスが電文受信中に強制停止されたのち、復帰が行われなかったか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

APIは異常復帰コード(PR_ERR_UEXPCT)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

再起動しても発生する場合は、以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1009: ORMサービスから未定義情報を受信しました。(Msgtype=%1, status=%2)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1009: Strange information was received from ORMService.(Msgtype=%1, status=%2)

【メッセージの意味】

返答要求API、またはメッセージ表示APIが、不当なメッセージ種別を持つ情報を受信しました。

サービスとコマンドのバージョンが異なっていて、処理できない電文がやり取りされたか、または外部より不正なアクセスが行われた可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: メッセージ種別

%2: ステータス

【システムの処理】

APIは異常復帰コード(PR_ERR_UEXPCT)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1010: 返答識別番号受信処理でエラーが発生しました。(error_no=%1)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1010: The error occurred in response number received.(error_no=%1)

【メッセージの意味】

返答要求APIが、返答メッセージサービスからの返答に対する応答通知の受信をしようとしたが、サービスを認識することができませんでした。返答メッセージサービスが強制停止されたか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: エラー番号(/usr/include/sysのerrno.hに定義されているerrnoに対応しています。)

【システムの処理】

APIは異常復帰コード(PR_ERR_UEXPCT)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

再起動しても発生する場合は、以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: INFO: 1011: リトライ中です。(要求元名=%1)
[UNIX]
FJSVsorm: INFO: 1011: Now, retrying.(apname=%1)

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスとの通信において、リトライ処理を実施しています。

【パラメタの意味】

%1: 指定した要求元名

【システムの処理】

リトライ処理を実行中です。

【対処方法】

特に対処する必要はありません。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1012: 応答メッセージの格納領域が指定されていません。(要求元名=%1)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1012: Storing area of response message is not specified.(apname=%1)

【メッセージの意味】

返答結果構造体の参照アドレスに不正なポインタを渡しています。

【パラメタの意味】

%1: 指定した要求元名

【システムの処理】

APIは異常復帰コード(PR_ERR_PARAM)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答結果構造体の参照ポインタを正しく設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1013: ORMサービスで異常が発生しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1013: Abnormalities occurred in ORMessage.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービス上で要求された処理を続行できないエラーが検出されました。

【システムの処理】

APIは異常復帰コード(値はサービス側で決定)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービス側よりエラーメッセージが出力されるので、そのエラーの内容に従ってください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1014: ORMサービスが起動していません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1014: ORMService is not started.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスの起動を行っていない可能性があります。

【システムの処理】

APIは異常復帰コード(PR_ERR_CONECT)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを起動してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1015: ORMサービスとの接続に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1015: Is not connectable with ORMService.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスとの通信が確立できません。

返答メッセージサービス上で多数の返答要求メッセージの処理が発生し、ソケットの待ち受けがビジーの状態であるか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

APIは異常復帰コード(PR_ERR_CONECT)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

該当する、返答要求元プログラムを再実行してください。再実行しても結果が同じ場合は、以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1016: ORMサービスとの通信が切断されました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1016: Communication with ORMService could not be continued.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスと接続したソケットがリトライ動作に入りましたが、再接続を行うことができませんでした。返答メッセージサービスが電文受信中に強制停止されたのち、復帰が行われなかったか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

APIは異常復帰コード(PR_ERR_UEXPCT)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

再起動しても発生する場合は、以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1017: 返答文字列の入力最大バイト長が正しく指定されていません。(要求元名=%1)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 1017: The input maximum byte chief of an answer character sequence is not specified correctly.(apname=%1)

【メッセージの意味】

返答要求APIの引数に指定した内容が間違っています。

【パラメタの意味】

%1: 指定した要求元名

【システムの処理】

APIは異常復帰コード(PR_ERR_PARAM)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

入力最大バイト長を1~320の数値で記述していません。入力最大バイト長を1~320で設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2001: 引数が正しくありません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2001: Invalid argument.

【メッセージの意味】

返答通知コマンド(ORMResponse)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMResponseコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

不当なオプションを設定しています。Usageに従い、正しく引数を設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2002: 返答識別番号が正しく指定されていません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2002: Wrong request number is set up.

【メッセージの意味】

返答通知コマンド(ORMResponse)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMResponseコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答識別番号が1~99999の数値で記述していません。返答識別番号を1~99999で設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2004: ORMサービスへの応答送信に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2004: Can't send response message to ORMService.

【メッセージの意味】

返答通知コマンド(ORMResponse)が、返答メッセージサービスへ返答に対する応答を送信しようとしましたが、サービスを認識することができませんでした。返答メッセージサービスが強制停止されたか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

ORMResponseコマンドは異常復帰コード(212)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

再起動しても発生する場合は、以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2005: ORMサービスからの処理完了受信に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2005: Completion reception of processing went wrong from ORMService.

【メッセージの意味】

返答通知コマンド(ORMResponse)が、返答メッセージサービスからの完了通知の受信をしようとしたが、サービスを認識することができませんでした。返答メッセージサービスが強制停止されたか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

ORMResponseコマンドは異常復帰コード(213)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

再起動しても発生する場合は、以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2006: 該当する要求元が存在しません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2006: User API place does not exist.

【メッセージの意味】

返答を通知する要求元のプログラムが存在しません。不当な返答識別番号により返答された可能性があります。

【システムの処理】

返答通知コマンド(ORMResponse)は異常復帰コード(1)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答要求元プログラムの状態を確認してください。返答要求元プログラムが正しく動作しているのであれば、ソケット異常の可能性があります。システムを再起動してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2009: 応答メッセージが正しく指定されていません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2009: Wrong response message is set up.

【メッセージの意味】

返答通知コマンド(ORMResponse)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMResponseコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージを返答可能文字数(320バイト)の範囲内で指定していません返答メッセージを1~320バイトの文字列で設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2011: ORMサービス内でエラーが発生しました。(error_no=%1)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2011: Error occurred in the reception from ORMService.(error_no=%1)

【メッセージの意味】

返答メッセージサービス上で要求された処理を続行できないエラーが検出されました。

【パラメタの意味】

%1: エラー番号(/usr/include/sysのerrno.hに定義されている番号に対応しています。)

【システムの処理】

返答通知コマンド(ORMResponse)は異常復帰コード(255)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

エラー番号に対応する原因と、後続の詳細メッセージの対処を参照してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2012: ORMサービスから未定義情報を受信しました。(Msgtype=0x%1)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2012: Strange information was received from ORMService.(Msgtype=0x%1)

【メッセージの意味】

返答通知コマンド(ORMResponse)が、不当なメッセージ種別を持つ情報を受信しました。

返答メッセージサービスとORMResponseコマンドのバージョンが異なっていて、処理できない電文がやり取りされたか、または外部より不正なアクセスが行われた可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: メッセージ種別

【システムの処理】

ORMResponseコマンドは異常復帰コード(255)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2014: ORMサービスが起動していません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2014: ORMService is not started.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスの起動を行っていない可能性があります。

【システムの処理】

返答通知コマンド(ORMResponse)は異常復帰コード(211)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを起動してください。返答メッセージサービスの起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2015: ORMサービスとの接続に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2015: Is not connectable with ORMService.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスとの通信が確立できません。

返答メッセージサービス上で多数の返答要求メッセージの処理が発生し、ソケットの待ち受けがビジーの状態であるか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

返答通知コマンド(ORMResponse)は異常復帰コード(211)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスの状態を確認してください。
返答メッセージサービスが正しく動作しているのであれば、ソケット異常の可能性があります。システムを再起動してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2016: コマンドの実行権限がありません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2016: There is no execution authority of a command.

【メッセージの意味】

返答通知コマンド(ORMResponse)の実行権限が割り当てられていないユーザで、ORMResponseコマンドを実行したためコマンドの実行が拒否されました。

【システムの処理】

ORMResponseコマンドは異常復帰コード(245)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

権限による制限なので特にありません。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2017: ACLマネージャセキュリティ認証(%1)に失敗しました。(code=%2,detail=%3)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2017: ACL manager security attestation(%1) went wrong.(code=%2,detail=%3)

【メッセージの意味】

ACLマネージャのAPI[MpFwsec_CreatePac]上でエラーが発生しました。エラーコードと詳細コードはAPIの復帰値です。

【パラメタの意味】

%1: ACLマネージャAPI名

%2: エラーコード

%3: 詳細コード

エラーコードと詳細コードについての詳細は、“ACLマネージのエラーコード詳細コード一覧”を参照してください。

【システムの処理】

返答通知コマンド(ORMResponse)は異常復帰コード(255)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

エラーコードとエラーメッセージを添付し、富士通技術員に連絡してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2018: 応答メッセージはサーバプログラムへ通知されませんでした。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2018: The answer response was not notified to a server program.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスが、返答要求APIへ返答要求の送信をしようとしたが要求元を認識することができませんでした。要求元のプログラムが終了されているか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

返答通知コマンド(ORMResponse)は異常復帰コード(222)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答要求元プログラムの状態を確認してください。

返答要求元プログラムが正しく動作しているのであれば、ソケット異常の可能性があります。システムを再起動してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2019: ACLマネージャセキュリティ認証ができません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 2019: ACL manager security attestation cannot be performed.

【メッセージの意味】

ACLマネージャによるセキュリティ認証が行えません。Systemwalker Centric Managerが正しくインストールされていない可能性があります。

【システムの処理】

返答通知コマンド(ORMResponse)コマンドは異常復帰コード(255)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

ACLマネージャのAPIライブラリの状態(存在の有無、パス)を確認してください。

確認後、APIライブラリに異常がない場合は、返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3001: 引数が正しくありません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3001: Invalid argument.

【メッセージの意味】

返答要求一覧表示コマンド(ORMReqList)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMReqListコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

不当なオプションを設定しています。正しく引数を設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3003: ORMサービスへの返答要求一覧情報の要求送信に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3003: Request to send the request information list to ORMService went wrong.

【メッセージの意味】

返答要求一覧表示コマンド(ORMReqList)が、返答メッセージサービスへ返答要求一覧情報要求の送信をしようとしたが、サービスを認識することができませんでした。返答メッセージサービスが強制停止されたか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

ORMReqListコマンドは異常復帰コード(212)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

再起動しても発生する場合は、以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3004: ORMサービスからの返答要求一覧情報受信に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3004: Receiving the request information list from ORMService went wrong.

【メッセージの意味】

返答要求一覧表示コマンド(ORMReqList)が、返答メッセージサービスからの返答要求一覧情報の受信をしようとしたが、サービスを認識することができませんでした。返答メッセージサービスが強制停止されたか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

ORMReqListコマンドは異常復帰コード(213)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

再起動しても発生する場合は、以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3005: ORMサービス内でエラーが発生しました。(error_no=%1)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3005: Error occurred while receiving the request information list.(error_no=%1)

【メッセージの意味】

返答メッセージサービス上で要求された処理を続行できないエラーが検出されました。

【パラメタの意味】

%1: エラー番号

【システムの処理】

返答要求一覧表示コマンド(ORMReqList)は異常復帰コード(255)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスよりエラーメッセージが出力されるので、そのエラーの内容に従ってください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3006: ORMサービスから未定義情報を受信しました。(Msgtype=0x%1)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3006: Strange information was received from ORMService.(Msgtype=0x%1)

【メッセージの意味】

返答要求一覧表示コマンド(ORMReqList)が、不当なメッセージ種別を持つ情報を受信しました。

返答メッセージサービスとORMReqListコマンドのバージョンが異なっていて、処理できない電文がやり取りされたか、または外部より不正なアクセスが行われた可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: メッセージ種別

【システムの処理】

ORMReqListコマンドは異常復帰コード(255)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: INFO: 3007: 指定された条件に合致する返答要求情報はありません。
[UNIX]
FJSVsorm: INFO: 3007: There is no request information corresponding to the specified conditions.

【メッセージの意味】

指定した抽出条件に合致する返答要求メッセージは現在要求されていません。

【システムの処理】

返答要求一覧表示コマンド(ORMReqList)は異常復帰コード(1)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

検索条件に合致したメッセージが存在しないため、検索条件を見直してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3008: 抽出条件に要求元名が二重に指定されています。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3008: Apnames are doubly specified to be extraction conditions.

【メッセージの意味】

返答要求一覧表示コマンド(ORMReqList)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMReqListコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

要求元名の抽出条件(-aオプション)を2つ以上指定しています。抽出条件の要求元名を1つだけ定義してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3009: 抽出条件に返答識別番号が二重に指定されています。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3009: Request number are doubly specified to be extraction conditions.

【メッセージの意味】

返答要求一覧表示コマンド(ORMReqList)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMReqListコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答識別番号の抽出条件(-nオプション)を2つ以上指定しています。抽出条件の返答識別番号を1つだけ定義してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3010: 抽出条件に返答要求受付時間が二重に指定されています。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3010: Request time are doubly specified to be extraction conditions.

【メッセージの意味】

返答要求一覧表示コマンド(ORMReqList)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMReqListコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答要求受付時間の抽出条件(-tオプション)を2つ以上指定しています。抽出条件の返答要求受付時間を1つだけ定義してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3011: 要求元名パラメタに抽出条件値が指定されていません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3011: Condition value is not specified to be apname.

【メッセージの意味】

返答要求一覧表示コマンド(ORMReqList)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMReqListコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

要求元名の抽出条件(-aオプション)に要求元名を指定していません。要求元名を正しく設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3012: 返答識別番号パラメタに抽出条件値が指定されていません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3012: Condition value is not specified to be request number.

【メッセージの意味】

返答要求一覧表示コマンド(ORMReqList)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMReqListコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答識別番号の抽出条件(-nオプション)に返答識別番号を指定していません。返答識別番号を正しく設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3013: 返答識別番号が正しく指定されていません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3013: Wrong request number is set up.

【メッセージの意味】

返答要求一覧表示コマンド(ORMReqList)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMReqListコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答識別番号の抽出条件(-nオプション)に指定した返答識別番号が、範囲内(1~99999)でありません。返答識別番号を正しく設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3014: 要求元名が正しく指定されていません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3014: Wrong apname is set up.

【メッセージの意味】

返答要求一覧表示コマンド(ORMReqList)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMReqListコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

要求元名に1~31バイトの半角英数字以外の文字列を指定しています。要求元名を正しく設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3015: 返答要求受付時間パラメタに抽出条件値が指定されていません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3015: Condition value is not specified to be request time.

【メッセージの意味】

返答要求一覧表示コマンド(ORMReqList)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMReqListコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答要求受付時間の抽出条件(-tオプション)に返答要求受付時間を指定していません。返答要求受付時間を正しく設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3016: 返答要求受付時間が正しく指定されていません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3016: Wrong request time is set up.

【メッセージの意味】

返答要求一覧表示コマンド(ORMReqList)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMReqListコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答要求受付時間の指定が日付の指定として間違っています。返答要求受付時間を正しく設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3017: ORMサービスが起動していません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3017: ORMService is not started.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスの起動を行っていない可能性があります。

【システムの処理】

返答要求一覧表示コマンド(ORMReqList)は異常復帰コード(211)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを起動してください。返答メッセージサービスの起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3018: ORMサービスとの接続に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3018: Is not connectable with ORMService.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスとの通信が確立できません。

返答メッセージサービス上で多数の返答要求メッセージの処理が発生し、ソケットの待ち受けがビジーの状態であるか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

返答要求一覧表示コマンド(ORMReqList)は異常復帰コード(211)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスの状態を確認してください。
返答メッセージサービスが正しく動作しているのであれば、ソケット異常の可能性があります。システムを再起動してください。

[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 3019: コマンドの実行権限がありません。
[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 3019: There is no execution authority of a command.

【メッセージの意味】

返答要求一覧表示コマンド(ORMReqList)の実行権限が割り当てられていないユーザで、ORMReqListコマンドを実行したため、コマンドの実行が拒否されました。

【システムの処理】

ORMReqListコマンドは異常復帰コード(245)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

権限による制限なので特にありません。

[UNIX]
FJSVsorm: INFO: 3020: ORMService is stop processing.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスが緩和停止を行っています。本処理中では新規の返答要求メッセージは受け付けなくなります。

【システムの処理】

返答要求一覧表示コマンド(ORMReqList)は正常復帰コードで復帰し、処理結果を表示します。

【対処方法】

返答要求を行いたい場合は、サービス停止後、再度サービスを起動してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3021: ACLマネージャセキュリティ認証(%1)に失敗しました。(code=%2,detail=%3)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3021: ACL manager security attestation(%1) went wrong.(code=%2,detail=%3)

【メッセージの意味】

ACLマネージャのAPI[MpFwsec_CreatePac]上でエラーが発生しました。エラーコードと詳細コードはAPIの復帰値です。

【パラメタの意味】

%1: ACLマネージャAPI名

%2: エラーコード

%3: 詳細コード

エラーコードと詳細コードについての詳細は、“ACLマネージャのエラーコード、詳細コード一覧”を参照してください。

【システムの処理】

返答要求一覧表示コマンド(ORMReqList)は異常復帰コード(255)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

エラーコードとエラーメッセージを添付し、富士通技術員に連絡してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3022: ACLマネージャセキュリティ認証ができません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 3022: ACL manager security attestation cannot be performed.

【メッセージの意味】

ACLマネージャによるセキュリティ認証が行えません。Systemwalker Centric Managerが正しくインストールされていない可能性があります。

【システムの処理】

返答要求一覧表示コマンド(ORMReqList)は異常復帰コード(255)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

ACLマネージャのAPIライブラリの状態を確認してください。(存在の有無、パス)

確認後、APIライブラリに異常がない場合は、返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4001: 返答要求APIへの再起動完了送信に失敗しました。返答識別番号=%1
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4001: Can't send reboot message to user API. reqno=%1

【メッセージの意味】

返答要求元に再起動完了通知を行おうとしたが返答要求を行った返答要求元が存在しません。返答要求を行った返答要求元プログラムが終了している可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: 返答識別番号

【システムの処理】

調査用ログを出力し、処理は継続します。

【対処方法】

返答要求元プログラムの状態を確認してください。
返答要求元プログラムが正しく動作しているのであれば、ソケット異常の可能性があります。システムを再起動してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4002: 返答要求処理デーモン作成に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4002: Can't make f3crgmsg.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスが実行されませんでした。次の4つが考えられます。

  • カレントディレクトリを変更できません。

  • FDの上限値をOSより取得することができません。

  • 返答要求処理デーモン(f3crgmsg)の生成に失敗しました。

  • コンソール端末のオープンに失敗しました。

【システムの処理】

返答メッセージサービス起動は行われません。

【対処方法】

資源不足等の環境上の障害を取り除き、返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

[UNIX]
FJSVsorm: INFO: 4003: ORMサービス開始。
[UNIX]
FJSVsorm: INFO: 4003: Start ORMessage.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスの開始が行われました。

【システムの処理】

返答メッセージサービスが起動中、または常駐中です。

【対処方法】

特に対処する必要はありません。

[UNIX]
FJSVsorm: INFO: 4004: ORMサービス停止。
[UNIX]
FJSVsorm: INFO: 4004: Stop ORMessage.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスの停止が行われました。

【システムの処理】

返答メッセージサービスが停止中です。

【対処方法】

特に対処する必要はありません。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4006: 返答識別番号保存用ファイルのオープンに失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4006: Can't open .SequenceNo.dat.

【メッセージの意味】

返答識別番号保存用ファイル(.SequenceNo.dat)がディレクトリ(/var/opt/FJSVsorm/data配下)に存在しないか、参照権限がないために参照できません。

【システムの処理】

返答識別番号は起動時より1から新規に割り振られます。

【対処方法】

返答識別番号保存用ファイルの状態を確認してください。

確認後、ファイルに異常がない場合は、返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4008: ストリーム間通信用ファイルの生成に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4008: Can't create .ORMSVR.

【メッセージの意味】

返答メッセージ用API(返答要求API・メッセージ表示API)、または返答メッセージ用コマンドとの通信に使用されるストリーム間通信用ファイルの生成に失敗しました。システム上でファイルディスクリプタ資源の枯渇、ファイルロックなどの不具合が一時的、または継続的に発生している可能性があります。

【システムの処理】

返答メッセージサービスを停止します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

再起動しても発生する場合は、以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4009: メッセージ受信用ストリーム属性設定に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4009: Can't set attribute to receive stream.

【メッセージの意味】

返答メッセージ用API(返答要求API・メッセージ表示API)、または返答メッセージ用コマンドとの通信に使用されるストリーム間通信用ファイルの属性の変更に失敗しました。システム上でファイルロックなどの不具合が一時的、または継続的に発生している可能性があります。

【システムの処理】

返答メッセージサービスを停止します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

再起動しても発生する場合は、以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4010: メッセージを受信できません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4010: Can't get message.

【メッセージの意味】

返答要求API、メッセージ表示API、または返答用コマンドからの通信の待ち受けに失敗しました。システムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

返答メッセージサービスを停止します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

再起動しても発生する場合は、以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4011: 返答要求一覧情報表示コマンドへの通知に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4011: Can't send complete message to ORMReqList command.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスが、返答要求一覧情報表示コマンド(ORMReqList)へデータを送信しようとしたが失敗しました。コマンドが強制停止されたか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。

【対処方法】

ORMReqListコマンドの状態を確認してください。

ORMReqListコマンドが正しく動作しているのであれば、ソケット異常の可能性があります。システムを再起動してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4012: システム監視エージェントへのラベル設定に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4012: Can't set label to Centric Manager.

【メッセージの意味】

システム監視エージェントに対して、ラベルの設定をしようとしたが失敗しました。システム監視がダウンしている可能性があります。

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。

【対処方法】

以下を確認し、システム監視の状態が正しいかどうかを確認してください。

  • /usr/lib/libopagt.soが存在するか。

  • /usr/lib/libopagt.soにパスがとおっているか。

システム監視の状態が正しくなかった場合は、システム監視機能を再インストールしてください。

システム監視の状態に問題がないことを確認した後、返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4013: システム監視エージェントへの送信に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4013: Can't send to Centric Manager.

【メッセージの意味】

システム監視エージェントに対して、メッセージを送信したが失敗しました。システム監視がダウンしている可能性があります。

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。

【対処方法】

システム監視の状態が正しいかどうか、以下を確認してください。

  • /usr/lib/libopagt.soが存在するか

  • /usr/lib/libopagt.soにパスがとおっているか

システム監視の状態が正しくなかった場合は、システム監視機能を再インストールしてください。

システム監視の状態に問題がないことを確認した後、返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

[UNIX]
FJSVsorm: INFO: 4014: 返答要求処理デーモンを再起動しています。
[UNIX]
FJSVsorm: INFO: 4014: Now, f3crgmsg is rebooted.

【メッセージの意味】

返答要求処理デーモン(f3crgmsg)の再起動を実施しています。

【システムの処理】

返答要求処理デーモン(f3crgmsg)が再起動中です。

【対処方法】

特に対処する必要はありません。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4015: 返答通知コマンドへの対処完了通知に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4015: Can't send complete message to ORMResponse command.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスが、返答通知コマンド(ORMResponse)へデータを送信しようとしたが、コマンドを認識することができませんでした。ORMResponseコマンドが強制停止されたか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。

【対処方法】

ORMResponseコマンドの復帰値から、コマンドが正常終了している(復帰値0で復帰している)かを確認してください。

ORMResponseコマンドが正しく動作している場合は、ソケット異常の可能性があります。システムを再起動してください。

ORMResponseコマンドが正しく動作していない場合は、ORMResponseコマンドの復帰値に従って対処してください。ORMResponse(返答通知コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4016: 返答要求APIへの返答要求受付不可の送信に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4016: Can't send any request accept message to user API.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスが、返答要求APIへ返答要求受け付け不可の通知を行おうとしましたが、返答要求を行った返答要求元プログラムが存在しません。返答要求元プログラムが終了している可能性があります。

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。調査用ログファイルに情報が書き込まれます。

【対処方法】

返答要求元プログラムの状態を確認してください。

返答要求元プログラムが正しく動作しているのであれば、ソケット異常の可能性があります。システムを再起動してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4017: 返答要求APIへの送信に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4017: Can't send message to user API.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスが、返答要求APIにデータの送信を行おうとしたが返答要求を行った返答要求元プログラムが存在しません。

返答要求元プログラムが終了している可能性があります。

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。調査用ログファイルに情報が書き込まれます。

【対処方法】

返答要求元プログラムの状態を確認してください。

返答要求元プログラムが正しく動作しているのであれば、ソケット異常の可能性があります。システムを再起動してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4018: 返答要求APIからの返答要求(再通知)の受信に失敗しました。返答識別番号=%1
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4018: Can't receive retry request from user API. reqno=%1

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスが、返答要求APIから返答要求の再通知の受信を行おうとしたが返答要求を行った要求元プログラムが存在しません。

返答要求元プログラムが終了している可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: 返答識別番号

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。調査用ログファイルに情報が書き込まれます。

【対処方法】

返答要求元プログラムの状態を確認してください。

返答要求元プログラムが正しく動作しているのであれば、ソケット異常の可能性があります。システムを再起動してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4019: ディレクトリ %1 の読み込みに失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4019: Can't read %1.

【メッセージの意味】

表示されているディレクトリを新規に作成しようとしましたが、作成することができませんでした。指定したパスの親ディレクトリが存在しないか、アクセス権で書き込み権限が与えられていない可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: ディレクトリ名

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。

【対処方法】

lsコマンドで、該当ディレクトリの状態を確認してください。

該当ディレクトリに読み込み権限が割り当てられていない場合は、chmodコマンドで、当該ディレクトリに読み込み権限を設定してください。

ディレクトリが存在しない場合は、返答メッセージのパッケージを再インストールしてください。

[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 4020: ファイル %1 の状態を獲得することが出来ませんでした。
[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 4020: Can't get file status filename = %1.

【メッセージの意味】

表示されているファイルの状態を取得しようとしましたが、取得することができません。ファイルが存在しないか、アクセス権で読み取り権限が与えられていない可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: ファイル名

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。

【対処方法】

lsコマンドで、該当ファイルの状態を確認してください。

該当ファイルに読み込み権限が割り当てられていない場合は、chmodコマンドで、当該ファイルに読み込み権限を設定してください。

ファイルが存在しない場合は、返答メッセージのパッケージを再インストールしてください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4021: 返答識別番号保存用ファイルからの読み込みに失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4021: Can't read .SequenceNo.dat.

【メッセージの意味】

/var/opt/FJSVsorm/data配下の返答識別番号保存用ファイル(.SequenceNo)に保存されていた返答識別番号を読み込むことができませんでした。ファイルが削除されたか、アクセス権が変更されている可能性があります。

【システムの処理】

返答識別番号は起動時より1から新規に割り振ります。処理は継続されます。

【対処方法】

以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4022: 返答識別番号ストリーム間通信用ファイル %1 への接続が出来ませんでした。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4022: Can't connect %1.

【メッセージの意味】

返答識別番号ストリーム間通信用ファイルを用いてソケット接続を復元できませんでした。システムのエラーである可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: ファイル名

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

再起動しても発生する場合は、以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 4023: 返答識別番号ファイル %1 が通信用ストリームファイルではありません。
[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 4023: %1 isn't stream file for communication.

【メッセージの意味】

ストリーム間通信用ファイルにアクセスしようとしたが、返答識別番号ストリーム間通信用ファイルはソケットファイルではありませんでした。返答要求元プログラムがすでに終了している可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: ファイル名

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。該当ファイルは削除されます。

【対処方法】

返答要求元プログラムの状態を確認してください。
返答要求元プログラムが正しく動作しているのであれば、ソケット異常の可能性があります。システムを再起動してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4025: 返答要求メッセージ格納領域獲得に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4025: Can't get request message storage area.

【メッセージの意味】

メモリを確保しようとしましたが、メモリが不足しています。

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。該当する返答要求は受け付けを破棄されます。

【対処方法】

スワップ領域を拡張するか、または必要ないプログラムを停止してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4026: FD数を増加できないため、返答要求を受け付けることができません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4026: Can't accept new request, because it is increased FD number.

【メッセージの意味】

通信用のファイルディスクリプタを確保できませんでした。

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。該当する返答要求メッセージは受け付けを破棄されます。

【対処方法】

資源不足等の環境上の障害を取り除き、返答メッセージサービス再起動後、再実行してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 4029: %1 ファイルを削除できませんでした。
[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 4029: Can't remove %1.

【メッセージの意味】

表示されているファイルを削除しようとしましたが、削除することができません。ファイルが存在しないか、アクセス権で書き込み権限が与えられていない可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: ファイル名

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。

【対処方法】

lsコマンドで、当該ファイルの状態を確認してください。

該当ファイルが存在しない場合は、すでにファイルが削除されているため、対処する必要はありません。

該当ファイルに書き込み権限が割り当てられていない場合は、chmodコマンドで、書き込み権限を設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4030: 返答メッセージ保存用ファイルの読み込みに失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4030: Can't read .Response.dat.

【メッセージの意味】

/var/opt/FJSVsorm/data配下のメッセージ保存ファイル(ORMessage)に保存されていた返答要求中のメッセージを読み込むことができませんでした。ファイルが削除されたか、アクセス権が変更されている可能性があります。

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。

【対処方法】

以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4031: 受信データタイプが異常です。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4031: Invalid message type at receive data.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスが、不当なメッセージ種別を持つ情報を受信しました。返答メッセージサービスと返答メッセージ用コマンドのバージョンが異なっていて、処理できない電文がやり取りされたか、または外部より不正なアクセスが行われた可能性があります。

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。

【対処方法】

以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: INFO: 4032: Centric Managerが存在しません。
[UNIX]
FJSVsorm: INFO: 4032: Centric Manager is not existed.

【メッセージの意味】

システム監視エージェントが存在しません。Systemwalker Centric Managerが正しくインストールされていない可能性があります。

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。

【対処方法】

以下を確認し、Systemwalker Centric Managerのインストール時に、システム監視エージェントが正しくインストールされているかどうかを確認してください。

  • /usr/lib/libopagt.soが存在するか

  • /usr/lib/libopagt.soにパスがとおっているか

正しくインストールされていなかった場合は、システム監視機能を再インストールしてください。
対処後、返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 4033: API同時受付最大数を超過しました。
[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 4033: The API simultaneous receptionist maximum number was exceeded.

【メッセージの意味】

返答要求の最大要求数を超過したので新規の要求は拒否されました。

【システムの処理】

返答要求APIは異常復帰コード(PR_ERR_CONNECTOVER)を戻り値として復帰します。返答メッセージサービスは継続されます。

【対処方法】

既存の返答要求メッセージを処理した後、再度要求を行ってください。

[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 4034: 緩和停止中のため、リクエストは受け付けられません。
[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 4034: Since ORMService is stop processing, request is not received.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスが緩和停止を行っています。本処理中では新規の返答要求メッセージは受け付けなくなります。

【システムの処理】

返答メッセージサービスは緩和停止中です。

緩和停止中に実行された返答要求API、またはメッセージ表示APIは(PR_ERR_ORMSTOP)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

再度実行する場合は、返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4035: %1 ファイルをオープンできませんでした。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4035: Can't open %1.

【メッセージの意味】

表示されているファイルを参照しようとしましたが、ファイルが存在しません。エラーが後続に出力される可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: ファイル名

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。

【対処方法】

ファイルが削除されたか、アクセス権が設定されていない可能性があります。

lsコマンドで、該当ファイルの状態を確認してください。

該当ファイルに読み込み権限が割り当てられていない場合は、chmodコマンドで、当該ファイルに読み込み権限を設定してください。

ファイルが存在しない場合は、返答メッセージのパッケージを再インストールしてください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4036: %1 ファイルから読み込めませんでした。(line:%2)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4036: Can't read %1. (line:%2)

【メッセージの意味】

設定ファイルに設定されている項目が間違っている可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: ファイル名

%2: 設定ファイル行番号

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。設定値は初期値を適用します。

【対処方法】

設定ファイルのユーザによる変更は動作保証していません。以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4038: %1 ファイルへの定義が正しくありません。(line:%2 %3)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4038: Invalid format in %1. (line:%2 %3)

【メッセージの意味】

設定ファイルに設定されている項目が間違っている可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: ファイル名

%2: 設定ファイル行番号

%3: 設定内容

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。設定値は初期値を適用します。

【対処方法】

設定ファイルのユーザによる変更は動作保証していません。以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 4039: %1 ファイルがありません。
[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 4039: %1 does not exist.

【メッセージの意味】

表示されているファイルを参照しようとしましたが、ファイルが存在しません。エラーが後続に出力される可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: ファイル名

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。設定値は初期値を適用します。

【対処方法】

lsコマンドで、該当ファイルの状態を確認してください。

該当ファイルに読み込み権限が割り当てられていない場合は、chmodコマンドで、当該ファイルに読み込み権限を設定してください。

ファイルが存在しない場合は、返答メッセージのパッケージを再インストールしてください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4041: コンソール表示初期化コマンドへの対処完了通知に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4041: Can't send complete message to ORMInitDisplay.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスが、コンソール表示初期化コマンド(ORMInitDisplay)へデータを送信しようとしましたが、コマンドを認識することができませんでした。ORMInitDisplayコマンドが強制停止されたか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。

【対処方法】

コンソール表示初期化コマンドの状態を確認してください。返答用コマンドが正しく動作しているのであれば、ソケット異常の可能性があります。システムを再起動してください。

ORMInitDisplayコマンドの復帰値から、コマンドが正常終了している(復帰値0で復帰している)かを確認してください。

ORMInitDisplayコマンドが正常終了していた場合は、サービス上のソケット異常の可能性があるため、返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

ORMInitDisplayコマンドが正常終了していなかった場合は、ORMInitDisplayコマンドの復帰値に従って対処してください。
ORMInitDisplay(コンソール表示初期化コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4042: %1 を作成できませんでした。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4042: Can't create %1.

【メッセージの意味】

表示されているファイルを新規に作成しようとしましたが、作成することができませんでした。指定したパスの親ディレクトリが存在しないか、アクセス権で書き込み権限が与えられていない可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: ファイル名

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。

【対処方法】

lsコマンドで、該当ファイルの状態を確認してください。

該当ファイルに読み込み権限が割り当てられていない場合は、chmodコマンドで、当該ファイルに読み込み権限を設定してください。

ファイルが存在しない場合は、返答メッセージのパッケージを再インストールしてください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4043: メッセージ表示要求データをORMessageファイルにセーブできませんでした。(msgno=%1)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4043: Can't save message-request in ORMessage file. (msgno=%1)

【メッセージの意味】

/var/opt/FJSVsorm/data配下のメッセージ保存ファイル(ORMessage)にメッセージを保存しようとしたが保存できません。サービス実行中にファイルが削除されたか、アクセス権がない可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: 返答識別番号

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。

【対処方法】

lsコマンドで、該当ファイルの状態を確認してください。

該当ファイルに読み込み権限が割り当てられていない場合は、chmodコマンドで、当該ファイルに読み込み権限を設定してください。

ファイルが存在しない場合は、返答メッセージのパッケージを再インストールしてください。

[UNIX]
FJSVsorm: INFO: 4044: 発生メッセージ出口コマンドの存在を確認できません。
[UNIX]
FJSVsorm: INFO: 4044: Existence of ORMNoticeMsg can't be checked.

【メッセージの意味】

発生メッセージ出口コマンド(ORMNoticeMsg)が/opt/FJSVsorm/binディレクトリ配下に配置されていません。

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。

【対処方法】

ORMNoticeMsgコマンドを実装している場合とORMNoticeMsgコマンドを実装していない場合で対処方法が異なります。

ORMNoticeMsgコマンドを実装していない場合は、特に対処する必要はありません。

ORMNoticeMsgコマンドを実装している場合は、実装しているORMNoticeMsgコマンドが、/opt/FJSVsorm/bin直下に配置されているかを確認してください。配置されていなかった場合は、/opt/FJSVsorm/binに実装したORMNoticeMsgコマンドを配置してください。

[UNIX]
FJSVsorm: INFO: 4045: 発生メッセージ出口コマンドを実行できませんでした。
[UNIX]
FJSVsorm: INFO: 4045: Can't execute ORMNoticeMsg.

【メッセージの意味】

発生メッセージ出口コマンド(ORMNoticeMsg)が/opt/FJSVsorm/bin配下に配置されていますが、実行はできませんでした。

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。

【対処方法】

ORMNoticeMsgコマンドを実装している場合とORMNoticeMsgコマンドを実装していない場合で対処方法が異なります。

ORMNoticeMsgコマンドを実装していない場合は、特に対処する必要はありません。

ORMNoticeMsgコマンドを実装している場合は、lsコマンドで、実装しているORMNoticeMsgコマンドに実行権限が割り振られているかを確認してください。権限が付与されていない場合は、chmodコマンドで実行権限を設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 4046: コマンド実行権がありません。(user=%1, command=%2)
[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 4046: There is no command execution authority.(user=%1, command=%2)

【メッセージの意味】

実行したユーザに対して、実行権限が割り当てられていないコマンドを実行したため、コマンドの実行が拒否されました。

【パラメタの意味】

%1: ユーザ名

%2: コマンド名

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。

【対処方法】

権限による制限なので特に対処する必要はありません。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4047: 再起動時にメッセージ表示要求データを保証できませんでした。(msgno=%1)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4047: ORMessage Request has not been guaranteed at the time of a reboot.(msgno=%1)

【メッセージの意味】

/var/opt/FJSVsorm/data配下のメッセージ保存ファイル(ORMessage)に保存されていた返答要求中のメッセージを復元することができませんでした。

【パラメタの意味】

%1: エラー番号(/usr/include/sysのerrno.hに定義されているerrnoに対応しています。)

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。

【対処方法】

/var/opt/FJSVsorm/temp配下の一時ファイル(.ORMSVR)が削除されたか、アクセス権が設定されていない可能性があります。lsコマンドで、“.ORMSVR”の状態を確認してください。

“.ORMSVR”が削除されている場合は、返答メッセージサービスを再起動してください。

“.ORMSVR”ファイルにアクセス権が設定されていない場合は、chmodコマンドで書き込み権限を設定した後、返答メッセージサービスを再起動してください。

返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4049: 返答内容送信に失敗しました。(resno=%1, msg=%2)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4049: Can't send response to Centric Manager. (resno=%1, msg=%2)

【メッセージの意味】

システム監視エージェントに対して、メッセージの通知を実施しましたが、受け付けられませんでした。システム監視エージェントがダウンしている可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: 返答番号

%2: 返答要求メッセージ

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。

【対処方法】

メッセージの返答先の業務サーバで、Systemwalker Centric Managerが起動しているかどうかを確認してください。

停止している場合は、業務サーバのSystemwalker Centric Managerを起動してください。

起動している場合は、該当する返答要求を行ったプログラムが中断された可能性があります。その場合、特に対処は必要はありません。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4050: ログ処理用コマンドを実行できませんでした。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4050: Can't execute ORMLog.

【メッセージの意味】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)の処理要求により新たな子プロセスを起動しようとしたが、起動に失敗しました。プロセス起動の上限に接触している可能性があります。

【システムの処理】

返答メッセージサービスは継続します。

【対処方法】

資源不足等の環境上の障害を取り除き、再起動してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4051: グローバル領域獲得に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4051: Can't get memory for global area.

【メッセージの意味】

グローバルメモリを確保しようとしましたが、メモリが不足しています。

【システムの処理】

返答メッセージサービス起動は行いません。

【対処方法】

スワップ領域を拡張するか、または必要ないプログラムを停止してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4052: 作業領域獲得に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4052: Can't get memory for work area.

【メッセージの意味】

メモリを確保しようとしましたが、メモリが不足しています。

【システムの処理】

返答メッセージサービス起動は行いません。

【対処方法】

スワップ領域を拡張するか、または必要ないプログラムを停止してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4053: 起動ディレクトリの変更に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4053: Can't change starting directory.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスのカレントディレクトリを変更しようとしましたが、失敗しました。

【システムの処理】

返答メッセージサービス起動は行いません。

【対処方法】

原因として、以下のようなファイルシステム(/var/opt/FJSVsorm/varディレクトリ)の環境上の問題が考えられます。

  • ディレクトリがマウントされているドライブがアンマウントされたり、物理的に故障したりして、ディレクトリにアクセスできなくなった。

  • 該当ディレクトリが人為的に削除された

ディレクトリが削除された場合は、ディレクトリを再度作成して、返答メッセージサービスを再起動してください。

ディレクトリにアクセスできなくなった場合は、ドライブの設定(マウント状態等)が間違っている可能性があるので、ドライブの設定を確認し、正しくディレクトリにアクセスできるように修正した後、返答メッセージサービスを再起動してください。

ファイルシステム(/var/opt/FJSVsorm/varディレクトリ)の環境上の障害を取り除いた後、再起動してください。

返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4054: 子プロセス %1 が異常終了しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 4054: The child process (%1) carried out the unusual end.

【メッセージの意味】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)の処理要求により新たな子プロセスを起動したが、子プロセス上でエラーが発生し、異常終了しました。以下の理由が考えられます。

  • 返答要求処理ログファイル(ORMessageDB.csv)が、不正に編集されていた。

【パラメタの意味】

%1: 子プロセス名

【システムの処理】

返答要求処理デーモン(f3crgmsg)の終了である場合は、管理デーモン(f3crgsvr)が再度子プロセスを起動します。

【対処方法】

返答要求処理デーモン(f3crgmsg)の状態を確認してください。

返答要求処理デーモン(f3crgmsg)が起動している場合は、返答メッセージサービスを再起動してください。

停止している場合は、5分ほど待った後、返答要求処理デーモン(f3crgmsg)再起動してください。返答要求処理デーモン(f3crgmsg)が再起動されなかった場合は、返答メッセージサービスを再起動してください。再起動された場合は対処は必要ありません。

返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

また、返答ログ表示コマンド実行時において出力された場合は、返答要求処理ログファイルが手作業により編集されている可能性があります。以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 5001: Can't open %1.

【メッセージの意味】

表示されているファイルがオープンできません。

【パラメタの意味】

%1: ファイル名

【システムの処理】

返答メッセージサービスは初期値を使用し、動作を行います。

【対処方法】

以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 5002: Can't read %1.

【メッセージの意味】

表示されているファイルが読み取れません。

【パラメタの意味】

%1: ファイル名

【システムの処理】

返答メッセージサービスは初期値を使用し、動作を行います。

【対処方法】

以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 5003: Can't get (%1) form %2.

【メッセージの意味】

表示されているファイルの読み込みで解析エラーが発生したため、表示されている設定識別子を取得できませんでした。設定ファイルの内容が不正です。

【パラメタの意味】

%1: 設定識別子

%2: ファイル名

【システムの処理】

返答メッセージサービスは初期値を使用し、動作を行います。

【対処方法】

以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 5004: Invalid value in %1. (line:%2 %3)

【メッセージの意味】

表示されているファイルの読み込みで解析エラーが発生しました。内容に表示されている値は無効な値です。設定ファイルの内容が不正です。

【パラメタの意味】

%1: ファイル名

%2: 行番号

%3: 内容

【システムの処理】

返答メッセージサービスは初期値を使用し、動作を行います。

【対処方法】

以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 5005: Invalid label in %1. (line:%2 %3)

【メッセージの意味】

表示されているファイルの読み込みで解析エラーが発生しました。内容に表示されている返答識別子(ラベル)は無効な返答識別子です。設定ファイルの内容が不正です。

【パラメタの意味】

%1: ファイル名

%2: 行番号

%3: 内容

【システムの処理】

返答メッセージサービスは初期値を使用し、動作を行います。

【対処方法】

以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 5006: It defines before. (previous line:%1 %2%3)

【メッセージの意味】

初期設定ファイル(ORM.ini)の読み込みで解析エラーが発生しました。設定ファイルの内容が不正です。表示されている設定識別子に対して定義が2箇所で行われています。

【パラメタの意味】

%1: 行番号

%2: 設定識別子

%3: 設定識別子の設定値(まはた設定文字列)

【システムの処理】

返答メッセージサービスは初期値を使用し、動作を行います。

【対処方法】

以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 5007: %1 does not exist.

【メッセージの意味】

表示されているファイルがオープンできません。

【パラメタの意味】

%1: ファイル名

【システムの処理】

返答メッセージサービスは初期値を使用し、動作を行います。

【対処方法】

以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6001: 不正な引数が指定されました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6001: Invalid argument.

【メッセージの意味】

コンソール表示初期化コマンド(ORMInitDisplay)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMInitDisplayコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

不当なオプションを設定しています。Usageに従い、正しく引数を設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6003: 返答要求をクリアできませんでした。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6003: The answer demand could not be cleared.

【メッセージの意味】

コンソール表示初期化コマンド(ORMInitDisplay)がシステム監視エージェントに対して、メッセージの初期化を要求しましたが、システム監視エージェントでの処理に失敗しました。システム監視エージェントがダウンしている可能性があります。

【システムの処理】

ORMInitDisplayコマンドは異常復帰コード(223)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

運用管理サーバがダウンしている可能性があります。運用管理サーバで、Systemwalker Centric Managerが起動しているかを確認してください。

Systemwalker Centric Managerが起動していることを確認した後、コマンドを再実行してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6004: 返答要求を再通知できませんでした。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6004: The reply request has not been re-notified.

【メッセージの意味】

コンソール表示初期化コマンド(ORMInitDisplay)がシステム監視エージェントに対して、メッセージの再通知を実施しましたが、受け付けられませんでした。システム監視エージェントがダウンしている可能性があります。

【システムの処理】

ORMInitDisplayコマンドは異常復帰コード(224)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

運用管理サーバがダウンしている可能性があります。運用管理サーバで、Systemwalker Centric Managerが起動しているかを確認してください。

Systemwalker Centric Managerが起動していることを確認した後、コマンドを再実行してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6005: ORMサービスからの処理完了受信でエラーが発生しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6005: Completion reception of processing went wrong from ORMService.

【メッセージの意味】

コンソール表示初期化コマンド(ORMInitDisplay)が、返答メッセージサービスからの処理完了通知の受信をしようとしたが、サービスを認識することができませんでした。サービスが強制停止されたか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

ORMInitDisplayコマンドは異常復帰コード(213)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

再起動しても発生する場合は、以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6006: ORMサービスから未定義情報を受信しました。(Msgtype=0x%1)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6006: Strange information was received from ORMService.(Msgtype=0x%1)

【メッセージの意味】

コンソール表示初期化コマンド(ORMInitDisplay)が、不当なメッセージ種別を持つ情報を受信しました。

返答メッセージサービスとORMInitDisplayコマンドのバージョンが異なっていて、処理できない電文がやり取りされたか、または外部より不正なアクセスが行われた可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: メッセージ種別

【システムの処理】

ORMInitDisplayコマンドは異常復帰コード(255)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6007: ORMサービスが起動していません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6007: ORMService is not started.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスの起動を行っていない可能性があります。

【システムの処理】

コンソール表示初期化コマンド(ORMInitDisplay)は異常復帰コード(211)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを起動してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6008: ORMサービスとの接続に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6008: Failed to connect with ORMService.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスとの通信が確立できません。

返答メッセージサービス上で多数の返答要求メッセージの処理が発生し、ソケットの待ち受けがビジーの状態であるか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

コンソール表示初期化コマンド(ORMInitDisplay)は異常復帰コード(211)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスの状態を確認してください。

返答メッセージサービスが正しく動作しているのであれば、ソケット異常の可能性があります。

[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 6009: コマンドの実行権限がありません。
[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 6009: There is no execution authority of a command.

【メッセージの意味】

コンソール表示初期化コマンド(ORMInitDisplay)の実行権限が割り当てられていないユーザで、ORMInitDisplayコマンドを実行したためコマンドの実行が拒否されました。

【システムの処理】

ORMInitDisplayコマンドは異常復帰コード(245)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

権限による制限なので特に対処する必要はありません。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6010: ORMサービスへのコンソール表示初期通知に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6010: The initial notice of a console display in ORMservice went wrong.

【メッセージの意味】

コンソール表示初期化コマンド(ORMInitDisplay)が、返答メッセージサービスへ初期化通知の送信をしようとしたが、サービスを認識することができませんでした。返答メッセージサービスが強制停止されたか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

ORMInitDisplayコマンドは異常復帰コード(212)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

再起動しても発生する場合は、以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6011: ACLマネージャセキュリティ認証(%1)に失敗しました。(code=%2,detail=%3)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6011: ACL manager security attestation(%1) went wrong.(code=%2,detail=%3)

【メッセージの意味】

ACLマネージャのAPI[MpFwsec_CreatePac]上でエラーが発生しました。エラーコードと詳細コードはAPIの復帰値です。

【パラメタの意味】

%1: ACLマネージャAPI名

%2: エラーコード

%3: 詳細コード

エラーコードと詳細コードについての詳細は、“ACLマネージャのエラーコード、詳細コード一覧”を参照してください。

【システムの処理】

コンソール表示初期化コマンド(ORMInitDisplay)は異常復帰コード(255)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

エラーコードとエラーメッセージを添付し、富士通技術員に連絡してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6012: ACLマネージャセキュリティ認証ができません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6012: ACL manager security attestation cannot be performed.

【メッセージの意味】

ACLマネージャによるセキュリティ認証が行えません。Systemwalker Centric Managerが正しくインストールされていない可能性があります。

【システムの処理】

コンソール表示初期化コマンド(ORMInitDisplay)は異常復帰コード(255)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

以下を確認し、ACLマネージャのAPIライブラリの状態を確認してください。

  • /opt/systemwalker/lib/libmpfwsec.soが存在するか

  • /opt/systemwalker/lib/libmpfwsec.soにパスがとおっているか

ACLマネージャのAPIライブラリの状態が正しくなかった場合は、Systemwalker Centric Managerを再インストールしてください。

ACLマネージャのAPIライブラリの状態に問題がないことを確認した後、返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6013: ORMサービス内でエラーが発生しました。(error_no=%1)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 6013: Error occurred in the reception from ORMService.(error_no=%1)

【メッセージの意味】

返答メッセージサービス上で要求された処理を続行できないエラーが検出されました。

【パラメタの意味】

%1: エラー番号

【システムの処理】

コンソール表示初期化コマンド(ORMInitDisplay)は異常復帰コード(255)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスよりエラーメッセージが出力されるので、そのエラーの内容に従ってください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7001: 引数が正しくありません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7001: Invalid argument.

【メッセージの意味】

コマンドのパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)は異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

不当なオプションを設定しています。Usageに従い、正しく引数を設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7002: ORMサービスへの返答要求処理結果要求情報の送信要求に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7002: The Request to Send of the answer demand information on ORMservice went wrong.

【メッセージの意味】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)が、返答メッセージサービスへ返答要求処理結果要求情報の送信をしようとしたが、サービスを認識することができませんでした。返答メッセージサービスが強制停止されたか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

ORMViewReplylogコマンドは異常復帰コード(212)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。
再起動しても発生する場合は、以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7003: ORMサービスからの返答要求処理結果情報受信に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7003: Answer demand information reception went wrong from ORMservice.

【メッセージの意味】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)が、返答メッセージサービスより返答要求処理結果情報の受信をしようとしたが、サービスを認識することができませんでした。サービスが強制停止されたか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

ORMViewReplylogコマンドは異常復帰コード(213)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。
再起動しても発生する場合は、以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7004: ORMサービス内でエラーが発生しました。(error_no=%1)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7004: Error occurred in the reception from ORMService.(error_no=%1)

【メッセージの意味】

返答メッセージサービス上で要求された処理を続行できないエラーが検出されました。

【パラメタの意味】

%1: エラー番号

【システムの処理】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)は異常復帰コード(255)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスでエラーメッセージが出力されるので、そのエラーの内容に従ってください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7005: ログ出力先ディレクトリが正しく指定されていません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7005: The log output place directory is not specified correctly.

【メッセージの意味】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMViewReplylogコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

以下の項目について間違いがないかを確認してください。

  • ディレクトリではないパスを指定していないか。

  • フルパスとして不正な文字列を指定していないか。

Usageに従い、正しく引数を設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7006: ログ出力先ディレクトリにアクセスできません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7006: A log output place directory cannot be accessed.

【メッセージの意味】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)を実行したユーザが指定したログ出力先ディレクトリに書き込み権限を持っていないか、またはすでにファイルが存在し、そのファイルに対して書き込み権限を持っていない可能性があります。

【システムの処理】

ORMViewReplylogコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

ORMViewReplylogコマンドに指定したディレクトリに対して、以下を確認してください。

  • 指定したディレクトリが存在していること。

  • 書き込み権限が設定されていること。

確認後、コマンドを再度実行してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7007: 抽出条件に要求元名が二重に指定されています。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7007: Apnames are doubly specified to be extraction conditions.

【メッセージの意味】

コマンドのパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)は異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

要求元名の抽出条件(-aオプション)を2つ以上指定しています。抽出条件の要求元名を1つだけ定義してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7008: ORMサービスから未定義情報を受信しました。(Msgtype=0x%1)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7008: Received undefined information from ORMService.(Msgtype=0x%1)

【メッセージの意味】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)が、不当なメッセージ種別を持つ情報を受信しました。

返答メッセージサービスとORMViewReplylogコマンドのバージョンが異なっていて、処理できない電文がやり取りされたか、または外部より不正なアクセスが行われた可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: メッセージ種別

【システムの処理】

ORMViewReplylogコマンドは異常復帰コード(255)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

以下のディレクトリ内のファイルを採取し、富士通技術員に連絡してください。

  • /var/opt/FJSVsorm/log

  • /var/opt/FJSVsorm/data

  • /var/opt/FJSVsorm/var

  • /etc/opt/FJSVsorm/system

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7009: 抽出条件に返答識別番号が二重に指定されています。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7009: Request number are doubly specified to be extraction conditions.

【メッセージの意味】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMViewReplylogコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答識別番号の抽出条件(-nオプション)を2つ以上指定しています。抽出条件の返答識別番号を1つだけ定義してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7010: 抽出条件に返答要求受付時間が二重に指定されています。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7010: Request time are doubly specified to be extraction conditions.

【メッセージの意味】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMViewReplylogコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答要求受付時間の抽出条件(-tオプション)を2つ以上指定しています。抽出条件の返答要求受付時間を1つだけ定義してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7011: 要求元名パラメタに抽出条件値が指定されていません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7011: Condition value is not specified to be apname.

【メッセージの意味】

コマンドのパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)は異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

要求元名の抽出条件(-aオプション)に要求元名を指定していません。要求元名を正しく設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7012: 返答識別番号パラメタに抽出条件値が指定されていません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7012: Condition value is not specified to be request number.

【メッセージの意味】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMViewReplylogコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答識別番号の抽出条件(-nオプション)に返答識別番号を指定していません。返答識別番号を正しく設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7013: 返答識別番号が正しく指定されていません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7013: Wrong request number is set up.

【メッセージの意味】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMViewReplylogコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答識別番号の抽出条件(-nオプション)に指定した返答識別番号が範囲内(1~99999)でありません。返答識別番号を正しく設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7014: 要求元名が正しく指定されていません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7014: Wrong apname is set up.

【メッセージの意味】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMViewReplylogコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

要求元名に1~31バイトの半角英数字以外の文字列を指定しています。要求元名を正しく設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7015: 返答要求受付時間パラメタに抽出条件値が指定されていません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7015: Condition value is not specified to be request time.

【メッセージの意味】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMViewReplylogコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答要求受付時間の抽出条件(-tオプション)に返答要求受付時間を指定していません。返答要求受付時間を正しく設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7016: 返答要求受付時間が正しく指定されていません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7016: Wrong request time is set up.

【メッセージの意味】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)のパラメタに指定した内容が間違っています。

【システムの処理】

ORMViewReplylogコマンドは異常復帰コード(201)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答要求受付時間の指定が日付の指定として間違っています。返答要求受付時間を正しく設定してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7017: ORMサービスが起動していません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7017: ORMService is not started.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスの起動を行っていない可能性があります。

【システムの処理】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)は異常復帰コード(211)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスを起動してください。返答メッセージサービスの起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7018: ORMサービスとの接続に失敗しました。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7018: Is not connectable with ORMService.

【メッセージの意味】

返答メッセージサービスとの通信が確立できません。

返答メッセージサービス上で多数の返答要求メッセージの処理が発生し、ソケットの待ち受けがビジーの状態であるか、またはシステムに不具合が発生している可能性があります。

【システムの処理】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)コマンドは異常復帰コード(211)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

返答メッセージサービスの状態を確認してください。
返答メッセージサービスが正しく動作しているのであれば、ソケット異常の可能性があります。システムを再起動してください。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7019: ACLマネージャセキュリティ認証(%1)に失敗しました。(code=%2,detail=%3)
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7019: ACL manager security attestation(%1) went wrong.(code=%2,detail=%3)

【メッセージの意味】

ACLマネージャのAPI[MpFwsec_CreatePac]上でエラーが発生しました。エラーコードと詳細コードはAPI の復帰値です。

【パラメタの意味】

%1: エラーが発生したAPI名

%2: エラーコード

%3: 詳細コード

エラーコードと詳細コードについての詳細は、“ACLマネージャのエラーコード、詳細コード一覧”を参照してください。

【システムの処理】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)は異常復帰コード(255)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

エラーコードとエラーメッセージを添付し、富士通技術員に連絡してください。

[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 7020: コマンドの実行権限がありません。
[UNIX]
FJSVsorm: WARNING: 7020: There is no execution authority of a command.

【メッセージの意味】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)の実行権限が割り当てられていないユーザで、ORMViewReplylogコマンドを実行したためコマンドの実行が拒否されました。

【システムの処理】

ORMViewReplylogコマンドは異常復帰コード(245)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

権限による制限なので特に対処する必要はありません。

[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7021: ACLマネージャセキュリティ認証ができません。
[UNIX]
FJSVsorm: ERROR: 7021: ACL manager security attestation cannot be performed.

【メッセージの意味】

ACLマネージャによるセキュリティ認証が行えません。Systemwalker Centric Managerが正しくインストールされていない可能性があります。

【システムの処理】

返答ログ表示コマンド(ORMViewReplylog)は異常復帰コード(255)を戻り値として復帰します。

【対処方法】

以下を確認し、ACLマネージャのAPIライブラリの状態を確認してください。

  • /opt/systemwalker/lib/libmpfwsec.soが存在するか

  • /opt/systemwalker/lib/libmpfwsec.soにパスがとおっているか

ACLマネージャのAPIライブラリの状態が正しくなかった場合は、Systemwalker Centric Managerを再インストールしてください。

ACLマネージャのAPIライブラリの状態に問題がないことを確認した後、返答メッセージサービスを再起動してください。返答メッセージサービスの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”内の返答メッセージ機能デーモンの起動/停止を参照してください。