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Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編
FUJITSU Software

B.5.3 複合機/プリンタの用紙使用状況レポートの内容

複合機/プリンタの用紙使用状況レポートの構成は以下のとおりです。

シート名

説明

概要部

集計対象月に対し、使用枚数を印刷コスト・CO2排出量の観点で出力します。

詳細部

集計対象月に対し、複合機/プリンタ単位で、用紙の使用量の内訳を出力します。

グループ別一覧

集計対象月に対し、使用枚数や目標に対する達成度をグループ別に出力します。

利用者別一覧

集計対象月に対し、使用枚数や目標に対する達成度を利用者別に出力します。

対象グループ

レポートの対象グループを出力します。

生成したレポートファイルや印刷結果のレイアウトは、使用しているMicrosoft® Excelのバージョンやサービスパックによって異なる場合があります。
レポートに出力される各値については、特に断りがない限り表示桁数以下を四捨五入して表示します。またデータが存在しない場合は0と表示します。
レポートに出力される値のうち、年度の概念を含むものについては、対象月以降のデータは集計値に含まれません。またレポート上にも表示されません。

本レポートの説明にある、「年度(年度開始月)」「1枚あたりの用紙代」「1枚あたりのCO2排出量」については、それぞれWebコンソールのログアナライザ動作設定[エコ監査設定]の「年度開始月設定」「1ページ(または1枚)あたりの用紙代」「1ページ(または1枚)あたりのCO2排出量」が使用されます。これらの値を変更する場合は、Webコンソールの設定を変更してください。詳細は“2.7.2.2.4 その他の条件を設定する”を参照してください。

概要

(1) レポートタイトル

レポート出力ツールで指定したレポートタイトルが表示されます。

(2) 対象台数

連携している複合機/プリンタの台数を表示します。対象となる複合機/プリンタがない場合は、0台と表示します。

部門管理者が本レポートを出力した場合は、「-」と表示します。

(3) 作成者名

レポート出力ツールで指定した作成者名が表示されます。

(4) 作成日

レポートを出力した日付が表示されます。

(5) 対象期間

レポート出力ツールで指定した対象期間が表示されます。

(6) 捺印欄

作成したファイルに捺印をするための領域です。必ず出力されます。

(7) 用紙代の概算値

集計対象月・年度累計の用紙代・CO2排出量の概算値について表示します。

  • 「(※)累計期間」には、対象期間に対応した期間が表示されます。

  • 用紙代は以下の計算式で求めます。
    用紙代=1枚あたりの用紙代×集計対象月の用紙使用枚数

  • CO2排出量は以下の計算式で求めます。
    CO2排出量=1枚あたりのCO2排出量×(A3用紙使用枚数×2+A4用紙使用枚数+B4用紙使用枚数×1.5+B5用紙使用枚数×0.75+Letter用紙使用枚数×0.97+Legal用紙使用枚数×1.23+その他サイズ用紙のA4換算枚数(注))
    注) 一部のその他サイズ用紙については、A4換算枚数に含まれない場合があります。

部門管理者が本レポートを出力した場合は、自部門の用紙使用枚数を対象として表示します。

(8) 今年度の使用枚数の推移

今年度の使用枚数および複合機/プリンタ台数の推移をグラフ出力します。

  • 使用枚数については前年度の使用枚数データがあれば、あわせて表示します。

  • 横軸は年度固定(年度開始月~年度終了月)です。

部門管理者が本レポートを出力した場合は、複合機/プリンタ台数は表示されません。また、使用枚数は自部門の用紙使用枚数を対象として表示します。

(9) 使用枚数の参考情報

以下のデータについて、前月と今月の情報を表示します。

  • 使用枚数

  • カラーの割合

  • 1upの割合

  • 片面の割合

部門管理者が本レポートを出力した場合は、自部門の使用枚数を対象として表示します。

(10) 前年との比較

使用枚数について、前年度と今年度の実績、予測をグラフ表示します。

  • 予測値については、今年度の実績を月平均し、その月平均を残りの月数で掛けた値となります。

部門管理者が本レポートを出力した場合は、自部門の使用枚数を対象として表示します。

(11) 利用用途の比率

以下の複合機/プリンタの利用用途別に使用枚数とその割合をグラフ表示します。

  • 印刷

  • コピー

  • FAX

各用途の表示順序は、枚数・割合の大小に関わらず固定です。

部門管理者が本レポートを出力した場合は、自部門の使用枚数を対象として表示します。

(12) 用紙サイズの比率

以下の複合機/プリンタ用紙サイズ別に使用枚数とその割合をグラフ表示します。

  • A3

  • A4

  • B4

  • B5

  • Letter

  • Legal

  • その他

各用紙サイズ用途の表示順序は、枚数・割合の大小に関わらず固定です。

部門管理者が本レポートを出力した場合は、自部門の使用枚数を対象として表示します。

(13) 今年度の用紙代/CO2排出量の推移

今年度の用紙代およびCO2排出量の推移をグラフ出力します。

  • 用紙代およびCO2排出量の計算式は、(7) 用紙代の概算値 で記載している計算式と同様です。

  • 横軸は年度固定(年度開始月~年度終了月)です。

部門管理者が本レポートを出力した場合は、自部門の使用枚数を対象として表示します。

(14) コメント

ユーザーの自由コメント欄です。

詳細部

部門管理者が本レポートを出力した場合、[詳細部]は出力されません。

(1) レポートタイトル

レポート出力ツールで指定したレポートタイトルが表示されます。

(2) [△]

複合機/プリンタの使用状態を示します。
△:使用枚数が0の複合機/プリンタを示します。

(3) No.

通し番号です。

(4) IPアドレス/ホスト名

複合機/プリンタを一意に識別するためのホスト名またはIPアドレスです。ホスト名が優先して表示されます。

(5) メーカー名

複合機/プリンタのメーカー名です。

(6) モデル名

複合機/プリンタのモデル名です。

(7) シリアル番号

複合機/プリンタのシリアル番号です。

(8) 使用枚数

複合機/プリンタ用紙の使用枚数です。0の場合、赤太字で表示されます。

(9) 印刷枚数

複合機/プリンタ用紙の使用枚数のうち、印刷に使用した枚数です。

(10) コピー枚数

複合機/プリンタ用紙の使用枚数のうち、コピーに使用した枚数です。

(11) FAX枚数

複合機/プリンタ用紙の使用枚数のうち、FAXに使用した枚数です。

(12) カラー枚数

複合機/プリンタ用紙の使用枚数のうち、カラーで使用した枚数です。

(13) 1up枚数

複合機/プリンタ用紙の使用枚数のうち、1upで使用した枚数です。

(14) 片面枚数

複合機/プリンタ用紙の使用枚数のうち、片面で使用した枚数です。

グループ別一覧

(1) レポートタイトル

レポート出力ツールで指定したレポートタイトルが表示されます。

(2) [▲]または[△]

目標枚数を超過する可能性があるグループを識別するためのフラグです。以下の条件に合致するグループに表示されます。

▲:レポート出力時点で集計対象月の使用枚数がすでに目標枚数を超過しているグループ

△:レポート出力時点では集計対象月の使用枚数は目標枚数を超過していないが、予測超過率が正となっているグループ

(3) No.

通し番号です。

(4) グループ名

グループ名が表示されます。

第2階層以下のグループの場合は以下のように表示します。

[第1階層のグループ名]/[第2階層のグループ名]/・・・

B.4.6 印刷情報とSystemwalker Desktop Keeperの情報を関連付ける”の設定で、クライアント(CT)やユーザーと関連付けを行っていない場合は、[所属不明]で出力されます。

予測超過率が正の場合は赤太字で表示されます。

(5) 人数

グループに所属している利用者の人数です。

(6) 使用枚数

グループが集計対象月に使用した枚数です。

(7) 印刷枚数

グループが集計対象月に使用した枚数のうち、印刷に使用した枚数です。

(8) コピー枚数

グループが集計対象月に使用した枚数のうち、コピーに使用した枚数です。

(9) 用紙代

グループが集計対象月に使用した枚数から算出した用紙代です。

以下の計算式で算出します。

用紙代=1枚あたりの用紙代×集計対象月の使用枚数

1枚あたりの用紙代は、初期値ではA41枚あたりの用紙代0.6円です。

(10) CO2排出量

グループが集計対象月に使用した枚数から算出したCO2排出量です。

以下の計算式で算出します。

CO2排出量=1枚あたりのCO2排出量(A4)×(A4用紙使用枚数+A3用紙使用枚数*2+ Letter用紙使用枚数*0.97+ Legal用紙使用枚数*1.23 +B4用紙使用枚数*1.5+B5用紙使用枚数*0.75+サイズ不明用紙のA4換算枚数)

(11) カラー枚数

グループが集計対象月に使用した枚数のうち、カラーを設定した枚数です。

(12) カラー割合

グループが集計対象月に使用した枚数のうち、カラーを設定した枚数の割合です。以下の計算式で算出します。

カラー割合=(カラー枚数)/(集計対象月の使用枚数)

(13) 1up枚数

グループが集計対象月に使用した枚数のうち、1upを設定した枚数です。

(14) 1up割合

グループが集計対象月に使用した枚数のうち、1upを設定した枚数の割合です。以下の計算式で算出します。

1up割合=(1up枚数)/(集計対象月の使用枚数)

(15) 片面枚数

グループが集計対象月に使用した枚数のうち、片面を設定した枚数です。

(16) 片面割合

グループが集計対象月に使用した枚数のうち、片面を設定した枚数の割合です。以下の計算式で算出します。

片面割合=(片面枚数)/(集計対象月の使用枚数)

(17) 1upかつ片面の場合より削減した枚数

グループが集計対象月に実施した印刷が全て1up/片面印刷だったと仮定した場合と比較して、削減できた枚数を表示します。

以下の計算式で算出します。

1upかつ片面の場合より削減した枚数=(集計対象月のページ数)-(集計対象月の使用枚数)

(18) 1upかつ片面の場合より削減した割合

グループが集計対象月に実施した印刷が全て1up/片面印刷だったと仮定した場合と比較して、削減できた割合を表示します。

以下の計算式で算出します。

1upかつ片面の場合より削減した割合=(1upかつ片面の場合より削減した枚数)/(集計対象月のページ数)

本値が大きい場合は、Nupや両面印刷等の枚数削減につながる設定を頻繁に実施したと考えられ、活動の取り組み度が高いと判断することができます。

(19) 目標枚数

グループ内の各利用者の目標枚数の合計です。

(20) 予測使用枚数

グループが集計対象月に使用すると予測される枚数です。

以下の計算式で算出します。

予測使用枚数=(集計対象月の使用枚数)/(集計対象月の消化日数)*(集計対象月の総日数)

(21) 予測超過率

集計対象月の予測枚数の、目標枚数に対する超過率です。

以下の計算式で算出します。

予測超過率=((集計対象月の予測使用枚数)/(目標枚数)-1)*100

値が正の場合は赤太字で表示されます。

(22) 目標までの残り枚数

目標枚数に抑えるために集計対象月に使用できる残り枚数です。

以下の計算式で算出します。

目標までの残り枚数=(目標枚数)-(集計対象月の使用枚数)

(23) 目標までの1日あたり残り枚数

目標枚数に抑えるために集計対象月に使用できる残り枚数で、さらに1日あたりの枚数です。

以下の計算式で算出します。

目標までの1日あたり残り枚数=((目標枚数)-(集計対象月の使用枚数))/(集計対象月の残日数)

利用者別一覧

(1) レポートタイトル

レポート出力ツールで指定したレポートタイトルが表示されます。

(2) [▲]または[△]

目標枚数を超過する可能性がある利用者を識別するためのフラグです。以下の条件に合致する利用者に表示されます。

▲:レポート出力時点で集計対象月の使用枚数がすでに目標枚数を超過している利用者

△:レポート出力時点では集計対象月の使用枚数は目標枚数を超過していないが、予測超過率が正となっている利用者

(3) No.

通し番号です。

(4) 従業員番号

従業員番号です。

複合機/プリンタ利用者情報設定ファイルにより氏名を設定した場合は「従業員番号(氏名)」の形式で表示されます。

B.4.6 印刷情報とSystemwalker Desktop Keeperの情報を関連付ける”の設定で、クライアント(CT)やユーザーと関連付けを行っていない利用者は、[所属不明_複合機/プリンタで管理されているユーザーID]で出力されます。

予測超過率が正の場合は赤太字で表示されます。

(5) グループ名

グループ名です。

第2階層以下のグループの場合は以下のように表示します。

[第1階層のグループ名]/[第2階層のグループ名]/・・・

B.4.6 印刷情報とSystemwalker Desktop Keeperの情報を関連付ける”の設定で、クライアント(CT)やユーザーと関連付けを行っていない利用者は、[所属不明]で出力されます。

予測超過率が正の場合は赤太字で表示されます。

(6) 使用枚数

利用者が集計対象月に使用した枚数です。

(7) 印刷枚数

利用者が集計対象月に使用した枚数のうち、印刷に使用した枚数です。

(8) コピー枚数

利用者が集計対象月に使用した枚数のうち、コピーに使用した枚数です。

(9) 用紙代

利用者が集計対象月に使用した枚数から算出した用紙代です。

以下の計算式で算出します。

用紙代=1枚あたりの用紙代×集計対象月の使用枚数

1枚あたりの用紙代は、初期値は、A4 1枚あたりの用紙代0.6円です。

(10) CO2排出量

利用者が集計対象月に使用した枚数から算出したCO2排出量です。

以下の計算式で算出します。

CO2排出量=1枚あたりのCO2排出量(A4)×(A4用紙使用枚数+A3用紙使用枚数*2+ Letter用紙使用枚数*0.97+
Legal用紙使用枚数*1.23 +B4用紙使用枚数*1.5+B5用紙使用枚数*0.75+サイズ不明用紙のA4換算枚数)

(11) カラー枚数

利用者が集計対象月に使用した枚数のうち、カラーを設定した枚数です。

(12) カラー割合

利用者が集計対象月に使用した枚数のうち、カラーを設定した枚数の割合です。以下の計算式で算出します。

カラー割合=(カラー枚数)/(集計対象月の使用枚数)

(13) 1up枚数

利用者が集計対象月に使用した枚数のうち、1upを設定した枚数です。

(14) 1up割合

利用者が集計対象月に使用した枚数のうち、1upを設定した枚数の割合です。以下の計算式で算出します。

1up割合=(1up枚数)/(集計対象月の使用枚数)

(15) 片面枚数

利用者が集計対象月に使用した枚数のうち、片面を設定した枚数です。

(16) 片面割合

利用者が集計対象月に使用した枚数のうち、片面を設定した枚数の割合です。以下の計算式で算出します。

片面割合=(片面枚数)/(集計対象月の使用枚数)

(17) 1upかつ片面の場合より削減した枚数

利用者が集計対象月に実施した印刷が全て1up/片面印刷だったと仮定した場合と比較して、削減できた枚数を表示します。

以下の計算式で算出します。

1upかつ片面の場合より削減した枚数=(集計対象月のページ数)-(集計対象月の使用枚数)

(18) 1upかつ片面の場合より削減した割合

利用者が集計対象月に実施した印刷が全て1up/片面印刷だったと仮定した場合と比較して、削減できた割合を表示します。

以下の計算式で算出します。

1upかつ片面の場合より削減した割合=(1upかつ片面の場合より削減した枚数)/(( 1upかつ片面の場合より削減した枚数)+(集計対象月の使用枚数))

本値が大きい場合は、Nupや両面印刷等の枚数削減につながる設定を頻繁に実施したと考えられ、活動の取り組み度が高いと判断することができます。

(19) 目標種別

複合機/プリンタ利用者情報設定ファイルに設定した、目標種別です。

目標種別が0の場合は、「前月よりX%減」と表示されます。

(Xは複合機/プリンタ利用者情報設定ファイルで設定した割合)

ただし、Xが0の場合は「前月と同じ」と表示されます。

目標種別が1の場合は、「個別指定」と表示されます。

(20) 目標枚数

目標種別に従った、具体的な目標枚数です。

目標種別が0の場合は、以下の値が表示されます。

目標枚数=(前月の使用枚数)×(1 - X/100)

(Xは複合機/プリンタ利用者情報設定ファイルで設定した割合)

目標種別が1の場合は、個別指定した値が表示されます。

(21) 予測使用枚数

グループが集計対象月に使用すると予測される枚数です。

以下の計算式で算出します。

予測使用枚数=(集計対象月の使用枚数)/(集計対象月の消化日数)*(集計対象月の総日数)

(22) 予測超過率

集計対象月の予測枚数の、目標枚数に対する超過率です。

以下の計算式で算出します。

予測超過率=((集計対象月の予測使用枚数)/(目標枚数)-1)*100

値が正の場合は赤太字で表示されます。

(23) 目標までの残り枚数

目標枚数に抑えるために集計対象月に使用できる残り枚数です。

以下の計算式で算出します。

目標までの残り枚数=(目標枚数)-(集計対象月の使用枚数)

(24) 目標までの1日あたり残り枚数

目標枚数に抑えるために集計対象月に使用できる残り枚数で、さらに1日あたりの枚数です。

以下の計算式で算出します。

目標までの1日あたり残り枚数=((目標枚数)-(集計対象月の使用枚数))/(集計対象月の残日数)

対象グループ

(1) レポートタイトル

レポート出力ツールで指定したレポートタイトルが表示されます。

(2) No.

通し番号です。

(3) グループ名

グループ名です。

第2階層以下のグループの場合は以下のように表示します。

[第1階層のグループ名]/[第2階層のグループ名]/・・・