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Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編
FUJITSU Software

8.1.4 ログオン禁止

ポリシーとしてログオン禁止を設定すると、クライアント(CT)がインストールされているPCでは、指定したグループに所属しているユーザー名でのログオンを禁止できます。
禁止設定が可能なグループは以下のとおりです。

ドメインログオンした場合、同じユーザーIDがローカルコンピュータにもあるときは、ローカルユーザーの所属グループについてもログオンが禁止されます。

注意

ログオン禁止グループで指定したグループの入れ子になっているグループに所属しているユーザーは、ログオンが禁止されません。

例:以下の構成の場合、UserAはログオンが禁止されません。
・ログオン禁止グループ:Administrators
・Administrators所属グループ:Group1
・Group1所属ユーザー:UserA

ポリシーの設定から禁止が有効になるまで

  1. ポリシーの設定
    [端末初期設定]画面、または管理コンソール起動直後の画面(CTポリシー設定画面)の[ログオン]で、ログオンを禁止するグループを設定します。
    また、[端末動作設定]画面の[ログオン禁止作動開始時間]で、ログオンが検出されたあとの禁止動作(ログオフまたはシャットダウン)までの間隔を設定します。

  2. ポリシーの反映
    設定したポリシーがデータベースに反映されます。

  3. ポリシーの適用
    設定したポリシーがクライアント(CT)に適用されます。

  4. ログオン操作
    クライアント(CT)でログオンする場合、以下のどちらかの状態になります。

    • 禁止対象となるグループに所属しているユーザー名でログオンした場合は、クライアント(CT)はログオフまたはシャットダウンされる

    • 禁止対象ではないグループに所属しているユーザー名でログオンした場合は、クライアント(CT)にログオンできる

禁止された場合

禁止対象となっているグループに所属しているユーザー名でクライアント(CT)にログオンした場合、クライアント(CT)では、ポリシーの設定によって以下のどちらかのメッセージが表示されます。
ただし、[端末動作設定]画面の[ログオン禁止作動開始時間]で、[即時に禁止動作]が選択されている場合は、禁止画面は表示されません。