ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Desktop Keeper 導入ガイド
FUJITSU Software

2.10.1 データベースの公開設定を行う(統合管理サーバ/管理サーバ)

スマートデバイス中継サーバから統合管理サーバ/管理サーバのデータベースに接続するために以下の値が初期設定されています。

ポート番号:42050

この値を変更したい場合には、以下の手順を実行してください。
Systemwalker Desktop Keeperの管理サーバ/統合管理サーバで実施します。
Systemwalker Desktop Keeperの管理サーバ/統合管理サーバの構築が終了してから実施してください。

ポイント

統合管理サーバおよび管理サーバと、スマートデバイス中継サーバの配置関係について

3階層のシステム構成においては、スマートデバイス中継サーバは統合管理サーバへ接続するようにします。

統合管理サーバが存在しない2階層のシステム構成においては、スマートデバイス中継サーバは管理サーバへ接続してください。詳細は"1.2.1.4 スマートデバイス中継サーバの設置基準"を参照してください。

  1. 管理サーバの[サーバ設定ツール]から、Systemwalker Desktop Keeperのサーバ設定ツールを起動します。
    [スタート]/[アプリ]-[Systemwalker Desktop Keeper]-[サーバ]-[サーバ設定ツール]で起動できます。
    管理サーバ導入時に設定した[ユーザーID]と[パスワード]を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
    [サーバ設定ツール]画面が表示されます。

  2. Systemwalker Desktop Keeperのサービスを停止します。
    [サービス]-[サービスの停止]で、Systemwalker Desktop Keeperのサービスを停止します。

  3. [サーバ設定ツール]画面の[管理サーバ設定]ボタンをクリックし、[ポート番号設定]の[管理サーバ<---->スマートデバイス中継サーバ]のポート番号を設定します。
    初期値:42050
    インストール時にはデフォルトのポート番号が設定されています。

  4. 実際にスマートデバイス中継サーバを使用するために、以下の設定を行います。

    1. Servicesファイルを編集します。
      Servicesファイルの格納先:C:\WINDOWS\system32\drivers\etc
      Servicesファイルに追加する設定:Swdtk 通信ポート番号/tcp
      注)通信ポートは手順3.で設定した値を使用してください。

  5. Symfoware RDB SWDTKサービスを再起動します。
    [コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]-[Symfoware RDB SWDTK]を再起動します。

  6. Systemwalker Desktop Keeperのサービスを起動します。
    手順1.と同じ手順で、Systemwalker Desktop Keeperのサーバ設定ツールを起動し、[サービス]-[サービスの起動]で、Systemwalker Desktop Keeperのサービスを起動します。

  7. ファイアウォールで、リモート接続に使用する接続用ポートを開放します。
    スマートデバイス中継サーバから、管理サーバのSymfowareデータベースへリモート接続を可能とするために設定したポート番号を、ファイアウォールの「例外」として登録し、ポートを開放します。
    開放するポート番号は、手順3.で設定した値です。