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Systemwalker Operation Manager  Windows Azure 連携ガイド
FUJITSU Software

7.3.2 jmcloudazcleanup  Windows Azure連携クリーンアップコマンド

記述形式

jmcloudazcleanup {-r ロール識別子| -d デプロイメント識別子}

機能説明

クラウドジョブ実行依頼コマンド、またはデプロイメント制御コマンドが異常終了したことにより、Windows Azure上にコマンドが使用した環境が残っていないかを確認し、残っている場合は削除する機能です。

Windows Azure上のジョブの出力結果ファイルを取得しローカルドライブに格納する、Windows Azure上のジョブの出力結果を削除する、完了キューとハートビートキューを削除する、一時的に作成したBLOBを削除する、という処理を行います。

起動中のクラウドジョブ実行依頼コマンドやデプロイメント制御コマンドがあった場合、それらが利用中の完了キュー、ハートビートキュー、および一時的に作成したBLOBを削除してしまうことはありません。

オプション

-r ロール識別子

クリーンアップする必要のあるロールが定義されているロール識別子を指定します。

クラウドジョブ実行依頼中に強制終了が実行された場合や通信が切断したことによりWindows Azure上に残存した不要な資源を削除します。

-d デプロイメント識別子

クリーンアップする必要のあるデプロイメントが定義されているデプロイメント識別子を指定します。

デプロイメントの作成中に強制終了が実行された場合や通信が切断したことによりWindows Azure上に残存した不要な資源を削除します。

復帰値

復帰値

意味

0

正常終了

1

クリーンアップする対象が存在しませんでした。

2

クリーンアップに失敗した処理があります。コマンドは終了しましたが、各ファイルの操作にエラーがありました。

3

コマンドラインでエラーがあります

4

ロール識別子またはデプロイメント識別子に誤りがあります。

5

ロール識別子またはデプロイメント識別子に対する環境設定がありません。

コマンド格納場所

Windows

[Windows Azure 連携機能インストールディレクトリ]\mpjmcloud\bin

実行に必要な権限

システム管理者(Administratorsグループに属するユーザー)の権限が必要です。

注意事項

復帰値が“2”で終了した場合は、再度Windows Azure連携クリーンアップコマンドを実行してください。

複数回実行しても結果が同じ場合は、通信状態またはWindows Azureの環境に問題がある可能性があります。確認し問題を取り除いたあとに、再度Windows Azure連携クリーンアップコマンドを実行してください。