A5 for Windows Azure(TM)サービスのWindows Azure上で、Systemwalker Operation Manager Windows Azure連携を利用する場合の導入手順について説明します。
サービスの契約
A5 for Windows Azure(TM)サービスの利用契約を行います。その際に“Systemwalker Operation Manager ジョブ管理サービス”を選択してください。サービスを利用するにあたっては、ご利用の環境に合わせたライセンスが必要です。
必要資材のダウンロード
A5 for Windows Azure(TM)サービスのサポートポータルのダウンロードページから、以下を任意のフォルダにダウンロードします。
Windows Azure連携機能(SW_OMGR_Tool_x.zip (注))
Visual Studioのプラグイン(FMWS_Tool_x.zip (注))
注) xは、バージョン/レベルを表すピリオド区切りの数字です。例:1.0.0
開発環境・スケジュールサーバ環境へのインストール
開発環境とスケジュールサーバ環境のそれぞれで以下の作業を行います。
2.でダウンロードしたVisual Studioのプラグイン(FMWS_Tool_x.zip)を使用します。
ダウンロードしたFMWS_Tool_x.zipは、圧縮形式ファイルです。任意の場所で解凍してください。解凍すると配下にプラグインとヘルプが格納されています。プラグインは、以下のセットアップコマンドを起動してインストールします。
Setup.exe |
インストールする際はVisual Studioを終了してください。インストール後、ミドルウェアサービスを利用するために、Visual Studioからどのように操作するかは、同梱されているヘルプを参照してください。
2.でダウンロードしたWindows Azure連携機能(SW_OMGR_Tool_x.zip)を使用します。SW_OMGR_Tool_x.zipは、圧縮形式ファイルです。任意の場所で解凍してください。解凍するとSW_OMGR_Tool_xフォルダが展開されて、配下にWindows Azure連携機能(mpjmcloud_setup)とソフトウェア説明書(readme)がフォルダ別に格納されています。
ソフトウェア説明書を確認した上で、Windows Azure連携機能をインストールします。
スケジュールサーバ環境において、以下の実行ファイルを環境にあわせて選択し、管理者権限のユーザーで実行してください。このとき、Systemwalker Operation Managerを停止する必要はありません。
[Windows x86環境の場合]
\mpjmcloud_setup\x86\mpjmcloud_setup_x86.exe |
[Windows x64環境の場合]
\mpjmcloud_setup\x64\mpjmcloud_setup_x64.exe |
インストールに必要なディスク容量とディスクの空き容量が表示されます。これを参考にして空きのあるドライブのインストール先ディレクトリを必要に応じて指定してください。
インストール先ディレクトリに指定できる文字は、74文字までの英数字です。インストール先にひらがな、カタカナ、漢字は指定できません。
インストール後にOSを再起動させる必要はありません。
参考
Systemwalker Operation Manager メディアパック V1 powered by Windows Azureを購入した上で、A5 for Windows Azure(TM)サービスのWindows Azureを利用することも可能です。その場合は、購入メディアから開発環境およびスケジュールサーバ環境へのインストールを行うため、上記手順の1.のみを実施してください。
導入後のシステム構成
導入によるオンプレミス側の環境構成を図に示します。