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Systemwalker Operation Manager  Windows Azure 連携ガイド
FUJITSU Software

2.2.1 A5 for Windows Azure(TM)サービスのWindows Azureを利用する場合

A5 for Windows Azure(TM)サービスのWindows Azure上で、Systemwalker Operation Manager Windows Azure連携を利用する場合の導入手順について説明します。

  1. サービスの契約

    A5 for Windows Azure(TM)サービスの利用契約を行います。その際に“Systemwalker Operation Manager ジョブ管理サービス”を選択してください。サービスを利用するにあたっては、ご利用の環境に合わせたライセンスが必要です。

  2. 必要資材のダウンロード

    A5 for Windows Azure(TM)サービスのサポートポータルのダウンロードページから、以下を任意のフォルダにダウンロードします。

    • Windows Azure連携機能(SW_OMGR_Tool_x.zip (注))

    • Visual Studioのプラグイン(FMWS_Tool_x.zip (注))

    注) xは、バージョン/レベルを表すピリオド区切りの数字です。例:1.0.0

  3. 開発環境・スケジュールサーバ環境へのインストール

    開発環境とスケジュールサーバ環境のそれぞれで以下の作業を行います。

    【開発環境】

    2.でダウンロードしたVisual Studioのプラグイン(FMWS_Tool_x.zip)を使用します。

    ダウンロードしたFMWS_Tool_x.zipは、圧縮形式ファイルです。任意の場所で解凍してください。解凍すると配下にプラグインとヘルプが格納されています。プラグインは、以下のセットアップコマンドを起動してインストールします。

    Setup.exe

    インストールする際はVisual Studioを終了してください。インストール後、ミドルウェアサービスを利用するために、Visual Studioからどのように操作するかは、同梱されているヘルプを参照してください。

    【スケジュールサーバ環境】

    2.でダウンロードしたWindows Azure連携機能(SW_OMGR_Tool_x.zip)を使用します。SW_OMGR_Tool_x.zipは、圧縮形式ファイルです。任意の場所で解凍してください。解凍するとSW_OMGR_Tool_xフォルダが展開されて、配下にWindows Azure連携機能(mpjmcloud_setup)とソフトウェア説明書(readme)がフォルダ別に格納されています。

    ソフトウェア説明書を確認した上で、Windows Azure連携機能をインストールします。

    スケジュールサーバ環境において、以下の実行ファイルを環境にあわせて選択し、管理者権限のユーザーで実行してください。このとき、Systemwalker Operation Managerを停止する必要はありません。

    [Windows x86環境の場合]

    \mpjmcloud_setup\x86\mpjmcloud_setup_x86.exe

    [Windows x64環境の場合]

    \mpjmcloud_setup\x64\mpjmcloud_setup_x64.exe

    インストールに必要なディスク容量とディスクの空き容量が表示されます。これを参考にして空きのあるドライブのインストール先ディレクトリを必要に応じて指定してください。

    インストール先ディレクトリに指定できる文字は、74文字までの英数字です。インストール先にひらがな、カタカナ、漢字は指定できません。

    インストール後にOSを再起動させる必要はありません。


参考

Systemwalker Operation Manager メディアパック V1 powered by Windows Azureを購入した上で、A5 for Windows Azure(TM)サービスのWindows Azureを利用することも可能です。その場合は、購入メディアから開発環境およびスケジュールサーバ環境へのインストールを行うため、上記手順の1.のみを実施してください。


導入後のシステム構成

導入によるオンプレミス側の環境構成を図に示します。