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Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書
FUJITSU Software

2.2.5 表示

インストールレス型Agentで収集した仮想環境の性能情報は、以下の方法で表示できます。

VMware ESX/VMware ESXiの場合
  • サマリ

    サマリツリーの以下のノードを選択することで表示できます。

    • [VMware(仮想ホスト)]ノード(VMware(Physical)Monitor)

    • [VMware(仮想マシン積み上げ)]ノード(VMware(Virtual)StackMonitor)

  • 詳細

    詳細ツリーの[VMware]ノードを選択すると表示できます。

  • レポート

    • VMwareカテゴリーのレポート

    • 汎用レポートカテゴリーのレポート

    • スペック情報カテゴリーのレポート

      注意

      スペック情報カテゴリーのレポートを表示する前に、監視サーバでsqcCollectSpec(インストールレス型Agent管理スペック情報収集コマンド)実行してください。コマンドの詳細は、リファレンスマニュアル「sqcCollectSpec(インストールレス型Agent管理スペック情報収集コマンド)」を参照してください。

      スペック情報は、監視サーバ(Manager/Proxy Manager)がWindows版の場合に収集されます。

      収集対象は以下のとおりです。

      •VMware ESX(HTTPS通信の場合のみ)

      •VMware ESXi


VMware vCenterの場合
  • サマリ

    サマリツリーの以下のノードを選択することで表示できます。

    • [VMware(クラスタ)]ノード(VMware(Cluster)Monitor)

    • [VMware(リソースプール)]ノード(VMware(ResourcePool)Monitor)

  • 詳細

    詳細ツリーの[VMware]ノードを選択すると表示できます。

  • レポート

    • VMwareカテゴリーのレポート

    • 汎用レポートカテゴリーのレポート


Hyper-Vの場合
  • サマリ

    サマリツリーの以下のノードを選択することで表示できます。

    • [サーバリソース]ノード(ServerMonitor)

    • [Hyper-V(仮想ホスト)]ノード(HyperV(Physical)Monitor)

    • [Hyper-V(仮想マシン積み上げ)]ノード(HyperV(Virtual)StackMonitor)

  • 詳細

    詳細ツリーの[Windows]ノード、[Hyper-V]ノードを選択すると表示できます。

  • レポート

    • Hyper-Vカテゴリーのレポート

    • 汎用レポートカテゴリーのレポート

注意

Hyper-Vを監視対象とした場合、Windowsの性能情報も表示できます。

ただし、Hyper-VのホストOS(Windows)から取得した以下のCPUの性能情報は値が正しくありません。

  • サマリのServerMonitorのCPU使用率

  • 詳細のWindowsのCPUBUSY(WIN_CPUBUSY)の情報

  • レポートのWindowsのCPUおよびWIN_CPUBUSYに関する情報

物理サーバのCPUの性能情報を確認したい場合は、Hyper-Vから取得したCPUの性能情報の値を確認してください。

  • サマリのHyperV(Physical)MonitorのCPU使用率

  • 詳細のHyper-VのHV_CPUの情報

  • レポートのHyper-VのCPUおよびHV_CPUに関する情報


Linux仮想マシン機能(KVM)の場合
  • サマリ

    サマリツリーの以下のノードを選択することで表示できます。

    • [サーバリソース]ノード(ServerMonitor)

    • [KVM(仮想マシン積み上げ)]ノード(KVM(Virtual)StackMonitor)

  • 詳細

    詳細ツリーの[Linux]ノード、[KVM]ノードを選択すると表示できます。

  • レポート

    • Linux仮想マシン機能(KVM)カテゴリーのレポート

    • 汎用レポートカテゴリーのレポート

注意

Linux仮想マシン機能(KVM)を監視対象とした場合、Linuxの性能情報も表示できます。


Linux仮想マシン機能(Xen)の場合
  • サマリ

    サマリツリーの以下のノードを選択することで表示できます。

    • [サーバリソース]ノード(ServerMonitor)

    • [Xen(仮想マシン積み上げ)]ノード(Xen(Virtual)StackMonitor)

  • 詳細

    詳細ツリーの[Linux]ノード、[Xen]ノードを選択すると表示できます。

  • レポート

    • Linux仮想マシン機能(Xen)カテゴリーのレポート

    • 汎用レポートカテゴリーのレポート

注意

Linux仮想マシン機能(Xen)を監視対象とした場合、Linuxの性能情報も表示できます。


Solaris ゾーンの場合
  • サマリ

    サマリツリーの以下のノードを選択することで表示できます。

    • [サーバリソース]ノード(ServerMonitor)

    • [Solaris Zone(仮想マシン積み上げ)]ノード(SolarisZone(Virtual)StackMonitor)

  • 詳細

    詳細ツリーの[Solaris]ノード、[SolarisZone]ノードを選択すると表示できます。

  • レポート

    • Solaris Zoneカテゴリーのレポート

    • 汎用レポートカテゴリーのレポート

注意

Solaris ゾーンを監視対象とした場合、Solaris ゾーンの性能情報も表示できます。


注意

  • サマリ画面でデータを表示した場合、データの表示が10~15分程度遅れているように見えます。
    これはインストールレス型Agentの場合、以下の流れでデータが収集されるためです。



    【例 18:00データの場合】

    18:00

    収集を開始

    18:05

    収集を終了

    18:10

    Manager/Proxy Managreが性能データを回収
    このとき、18:00のデータとしてコンソールに表示されます(収集開始の時刻を基準として表示しています。18:00データの値は18:00から18:05までの平均値となります)。
    次の性能データの回収まで、5分間(18:15ごろまで)この状態が続きます。


  • Manager/Proxy Managerのサービスを起動したあと、最初の収集タイミングに被監視サーバ側にスクリプトを送るため、15分~20分程度後に最初のデータが表示されます。

  • VMware ESX(HTTPS接続の場合)、VMware ESXi、VMware vCenterの場合は、Manager/Proxy ManagerからAPIを使って直接仮想環境のデータを収集するため、上記のようにデータが遅れることなく収集されます。