■機能概要
Solaris 11のSolaris ゾーンからGlobal ZoneとNon-global Zoneごとの性能情報を収集し、一元管理します。
本機能で収集したNon-global Zoneの性能情報を、Global ZoneのSolarisの性能情報と突き合わせて総合的に判断することによって、サーバ内でのリソースを最適化でき、利用効率の向上を図ることができます。
Global ZoneのSolarisの性能情報をレポートとして表示します。これにより、Global Zoneのリソースの使用状況を把握できます。
Non-global Zoneの性能情報をZone単位で積み上げてレポートとして表示します。これにより、各Zoneのリソースの使用状況を把握できます。
ポイント
Solaris 10のSolaris ゾーンを監視する場合は、各ゾーンにAgentをインストールすることにより、ゾーンごとのリソースの使用状況を把握できます。
■収集できる情報
Solaris ゾーンについて、Global ZoneとNon-global Zoneごとの性能情報を収集する方法と主な性能情報は以下のとおりです。
物理サーバ | 仮想マシン |
---|---|
ホストOS(Solaris)から、CPU/メモリ/ディスクの性能情報を収集します。 | Global Zoneから、CPU/メモリの性能情報を収集します。 |
注意
Solaris ゾーンを監視対象とした場合、ホストOSのSolarisの性能情報も収集されます。
ポイント
Solaris ゾーンは、インストールレス型エージェントで管理することもできます。「2.2 仮想資源管理」を参照してください。
■収集間隔
収集間隔は、1分です。
■手順
連携を行うための手順を説明します。