Systemwalker Service Quality Coordinatorは、管理対象サーバにインストールされたAgent機能が情報収集を行い、各Agentが収集した情報をManagerが一括管理する形で構成される製品です。以下に、インストール種別について説明します。
インストール種別 | 機能 |
---|---|
Enterprise Manager | 部門単位に配置されたManagerを一元管理します。Managerを二階層で構築し、負荷分散することにより、大規模なシステムも管理することが可能になります。(Enterprise Editionのみ) |
Manager | Agent、およびProxy Managerが収集した情報を一括管理します。また、サービス(HTTP/S, DNS, SMTP, 任意ポート)稼働の監視や、Browser Agentが採取した情報の収集サーバの役割も果たします。 |
Proxy Manager | ManagerとAgentの間で中継機能を提供します。ManagerとAgentが、ファイアーウォールで区切られる形態で、Proxy ManagerをAgent側に配置して中継することにより、サイトのセキュリティを高めることができます。また、Managerが行う、サービス(HTTP/S, DNS, SMTP, 任意ポート)稼働の監視やBrowser Agentが採取した情報の収集サーバの役割を代替することができます。 |
運用管理クライアント | Manager/Enterprise Managerに接続して、管理・操作するためのコンソール機能を提供します。運用管理者は、運用管理クライアントをインストールしたマシンの他、別マシン上からも、Webブラウザを運用管理クライアントに接続することにより、管理操作を行うこともできます。 動作プラットフォームは、Windowsのみです。Manager/Enterprise ManagerのプラットフォームがWindowsの場合は、Manager/Enterprise Managerと運用管理クライアントを同一サーバに導入することができます。 |
Agent for Server | サーバ内のリソース情報を管理することができます。 |
Agent for Business | Agent for Serverの機能に加え、以下に示す業務システムに関する資源を管理することができます。
|
Browser Agent | エンドユーザーがWebサーバにアクセスした情報から、エンドユーザーが実感するレスポンスを測定します。動作プラットフォームは、Windowsのみです。 |
なお、Agent機能については、Managerからリモートで監視するインストールレス型Agentもあります。このインストールレス型Agent機能は、Manager/Proxy Managerに含まれます。