ページの先頭行へ戻る
Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)
FUJITSU Software

11.12.2 RDBシステムの変更

ここでは、以下の操作について説明します。

RDBシステムの情報の表示

登録されているRDBシステムの情報を表示する場合は、rdbhsrscコマンドのpオプションにより表示します。

$ rdbhsrsc -p

  RDBII rdbhsrsc DATE:2005/01/26 TIME:14:13:46

  Resource:rdbsys1                       (1)
  Interval:3                             (2)
  Lang    :ja                            (3)
  Mode    :hotstandby                    (4)
  RDA-SV  :off                           (5)
  Timeout:600                            (6)
  ChkTimes:6                             (7)
  Aciton  :message                       (8)
  SysNode :node1RMS                      (9)
  SysNode :node2RMS                      (9)
(1) RDBシステム名
(2) プロセス監視間隔(単位は秒)
(3) 言語種別
    Symfoware/RDB起動時に使用するロケールを表示します。
(4) RDBシステムの利用モード
    standby   :スタンバイ機能を利用した運用
    hotstandby:ホットスタンバイ機能を利用した運用
(5) RDA-SVとの連携
    off       :RDA-SVと連携しない
(6) タイムアウト時間(単位は秒)
    0の場合は無応答監視はしない
(7) タイムアウトチェック回数(単位は回)
(8) 無応答検出時のアクション
    message :qdg13960wのメッセージを出力し、タイムアウト時間内に
              レスポンスを保証できなかったことを通知します。
    failover:qdg12673uのメッセージを出力し、クラスタ切替えを行います。
(9) SysNode名

$ rdbhsrsc -p

  RDBII rdbhsrsc DATE:2005/01/26 TIME:14:13:46

  Resource:rdbsys1                       (1)
  Interval:3                             (2)
  Lang    :ja_JP.UTF-8                   (3)
  Mode    :hotstandby                    (4)
  Timeout:600                            (5)
  ChkTimes:6                             (6)
  Aciton  :message                       (7)
  SysNode :node1RMS                      (8)
  SysNode :node2RMS                      (8)
(1) RDBシステム名
(2) プロセス監視間隔(単位は秒)
(3) 言語種別
    Symfoware/RDB起動時に使用するロケールを表示します。
(4) RDBシステムの利用モード
    standby   :スタンバイ機能を利用した運用
    hotstandby:ホットスタンバイ機能を利用した運用
(5) タイムアウト時間(単位は秒)
    0の場合は無応答監視はしない
(6) タイムアウトチェック回数(単位は回)
(7) 無応答検出時のアクション
    message :qdg13960wのメッセージを出力し、タイムアウト時間内に
              レスポンスを保証できなかったことを通知します。
    failover:qdg12673uのメッセージを出力し、クラスタ切替えを行います。
(8) SysNode名

ポイント

ノード名にはクラスタノード名とSysNode名があります。SysNode名はクラスタノード名+“RMS”となります。Interstage Business Application ServerではSysNode名を使用します。SysNodeの詳細は、“PRIMECLUSTER導入運用手引書”を参照してください。

RDBシステムの内容の変更

登録されているRDBシステムを一度削除し、再度登録します。

注意

クラスタアプリケーションの起動時に、RDBシステムの内容を変更しないでください。

RDBシステムの削除

登録されているRDBシステムを削除する場合は、以下の手順で行います。

  1. 対象RDBシステムが登録されているクラスタアプリケーションを停止します。

  2. クラスタアプリケーションとRDBリソースを削除します。

  3. rdbhsrscコマンドのdオプションによってRDBシステムを削除します。

    登録されているRDBシステムを削除する場合

    $ rdbhsrsc -d