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Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)
FUJITSU Software

6.7.3 プロセス監視

コマンドの動作状況、アプリケーションの動作状況およびアプリケーションの情報は、rdbpsコマンドを使用して収集します。

参照

rdbpsコマンドの指定方法の詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。

rdbpsコマンドの使用例と表示例を以下に示します。

(コマンドプロンプト“$”はSolaris、Linuxの場合です。Windowsの場合は、“>”になります。)

1

ログイン名に関するSQL情報を表示した場合

$ rdbps -u i4874 -e

RDBII rdbps DATE:2005/10/14 TIME:11/35/50
(1)       (2)    (3)    (4)     (5)     (6)     (7)
Uid       Pid    Sid    Status  Elapse  Type    Name
I4874     23045  1      ACT     0:02    SQL     APL001/CONNECT1
                 :
(1) ログイン名
(2) プロセスID
      (トランザクションモニタ配下のアプリケーションの場合は、現在
       動作中のクライアントプロセスIDが表示されます。)
(3) セションID
      (eオプションを指定した場合にだけ表示されます。)
      (マルチスレッド環境で動作しているアプリケーション以外の場合
       は“-----”が表示されます。)
(4) 動作状況
      ACT : Symfoware/RDBプロセス内で動作中
      INACT : Symfoware/RDBプロセス外で動作中
(5) Symfoware/RDBに接続してからの経過時間(単位は秒)
(6) クライアントプロセス種別
      SQL : アプリケーション
      TCP/IP : TCP/IP接続のアプリケーション
      RDBCMD : RDBコマンド
(7) モジュール名
      アプリケーション :
          アプリケーションロードモジュール名/コネクション名
          (アプリケーションロードモジュール名が15バイトを超える場
           合は、先頭の15バイトだけが出力されます。)
      TCP/IP接続のアプリケーション : 
          接続端末のIPアドレス/コネクション名
      RDBコマンド : 
          RDBコマンド名

2

アプリケーションに関する情報を表示した場合(sオプション)

$ rdbps -u i4874 -s -e

RDBII rdbps DATE:2005/10/14 TIME:11/35/50
(1)       (2)    (3)    (4)     (5)     (6)     (7)
Uid       Pid    Sid    Status  Elapse  Type    Name
I4874     23045  1      INACT     0:02  SQL     APL001/CONNECT1

SQL-Information
(8)                (9)     (10)          (11)          (12)
Time(Bind/Exec/Com)   AccTbl Com(Req/Real)  Fet(Req/Real)  Opl(Cur/Max)
  0:01/  0:00/  0:00       2     12/    12       0/ 0            2/   32

(13)                           (14)
 Exec(Ins/Upd/Del/Sel/Opn/Cal)  Bind(Ins/Upd/Del/Sel/Opn/Cal)
    4(  4/  0/  0/  0/  0/  0)     2(  2/  0/  0/  0/  0/  0)

(15)                 (16)                 (17)
Sort(File/Total/Max)  Work(File/Total/Max) Mem(k)
        0/    0/  0           0/    0/  0  1157

(18)                              (19) 
TransactionCnt(Commit/Rollback)   TransactionTime(Commit/Rollback) 
                    2/1                           00:250/00:010
           :
(1) ログイン名
(2) プロセスID
      (トランザクションモニタ配下のアプリケーションの場合は、現在
       動作中のクライアントプロセスIDが表示されます。)
(3) セションID
      (eオプションを指定した場合にだけ表示されます。)
      (マルチスレッド環境で動作しているアプリケーション以外の場合
       は“-----”が表示されます。) 
(4) 動作状況
      ACT : Symfoware/RDBプロセス内で動作中 
      INACT : Symfoware/RDBプロセス外で動作中 
(5) Symfoware/RDBに接続してからの経過時間(単位は秒)
(6) クライアントプロセス種別
      SQL : アプリケーション
      TCP/IP : TCP/IP接続のアプリケーション
(7) モジュール名
      アプリケーション : 
          アプリケーションロードモジュール名/コネクション名
          (アプリケーションロードモジュール名が15バイトを超える場
           合は、先頭の15バイトだけが出力されます。)
      TCP/IP接続のアプリケーション : 
          接続端末のIPアドレス/コネクション名
(8) トータル時間 (翻訳時間/実行時間/通信時間)(単位は秒)
(9) アプリケーションのアクセステーブル数
(10) 通信回数 (通信要求回数/実通信回数)
(11) データ返却通信回数 (データ返却要求回数/実データ返却通信回数)
(12) Opl情報 (Opl保持数/Opl保持数の最大値)
(13) トータルのSQL実行回数
      (INSERT/UPDATE/DELETE/SELECT/OPEN/CALL)
      高信頼性ログ書き込み処理の場合は、INSERT回数が加算されます。(その他は0固定)
(14) トータルのSQL文コンパイル回数
      (INSERT/UPDATE/DELETE/SELECT/OPEN/CALL)
      高信頼性ログ書き込み処理の場合は、INSERT回数が加算されます。(その他は0固定)
(15) ソート域情報 
       (出力ファイルによるソート使用回数/総ソート使用回数
         /最大ソート域サイズ(単位はキロバイト))
(16) 作業テーブル情報 
       (出力ファイルによる作業テーブル使用回数/総作業テーブル使
        用回数/最大作業テーブルサイズ(単位はキロバイト))
(17) SQL文の実行によって使用されるRDBシステムのローカルメモリ量(単位はキロバイト)
(18) トランザクション管理文実行回数(COMMIT文実行回数/ROLLBACK文実行回数)
       (Symfoware/RDBが内部で発行したコミットおよびロールバックも含まれます。) 
       (eオプションを指定した場合のみ表示されます。)
(19) トランザクション管理文実行時間(COMMIT文実行時間/ROLLBACK文実行時間)
       (単位は秒:ミリ秒)
       (Symfoware/RDBが内部で発行したコミットおよびロールバックも含まれます。)
       (eオプションを指定した場合のみ表示されます。)

3

アプリケーションに関する入出力情報を表示した場合(rオプション)

$ rdbps -u i4874 -r -e

RDBII rdbps DATE:2005/10/14 TIME:11/35/50
(1)       (2)    (3)    (4)     (5)     (6)     (7)
Uid       Pid    Sid    Status  Elapse  Type    Name
I4874     23045  1      INACT     0:02  SQL     APL001/CONNECT1

Resource-Information

(8)         (9)        (10)      (11)     (12)     (13)
Record(R/W) Index(R/W) Page(R/W) LockWait WaitTime DeadLock
    0/    2     0/   0    0/   3        0     0:00        0
                     :
(1) ログイン名
(2) プロセスID
      (トランザクションモニタ配下のアプリケーションの場合は、現在
       動作中のクライアントプロセスIDが表示されます。)
(3) セションID
      (eオプションを指定した場合にだけ表示されます。)
      (マルチスレッド環境で動作しているアプリケーション以外の場合
       は“-----”が表示されます。) 
(4) 動作状況
      ACT : Symfoware/RDBプロセス内で動作中
      INACT : Symfoware/RDBプロセス外で動作中
(5) Symfoware/RDBに接続してからの経過時間(単位は秒)
(6) クライアントプロセス種別
      SQL : アプリケーション
      TCP/IP : TCP/IP接続のアプリケーション
(7) モジュール名
      アプリケーション :
          アプリケーションロードモジュール名/コネクション名
          (アプリケーションロードモジュール名が15バイトを超える場
           合は、先頭の15バイトだけが出力されます。)
      TCP/IP接続のアプリケーション : 
          接続端末のIPアドレス/コネクション名
(8) レコード(レコードを検索した回数/レコードを更新した回数)
(9) キーインデックス(インデックスを検索した回数/インデックスを更新した回数)
     常に0が表示されます。
(10)ページ (ページの読込みを依頼した回数/ページの書込みを依頼した回数)
(11)占有待ち回数
(12)総占有待ち時間(単位は秒)
(13)デッドロック回数

4

アプリケーションに関する入出力情報をDSI単位表示した場合(iオプション)

$ rdbps -u i4874 -i -e

RDBII rdbps DATE:2005/10/14 TIME:11/35/50
(1)       (2)    (3)    (4)     (5)     (6)     (7)
Uid       Pid    Sid    Status  Elapse  Type    Name
I4874     23045  1      INACT     0:02  SQL     APL001/CONNECT1

DSI Resource-Information

(8)         (9)        (10)      (11)     (12)     (13)     (14)
Record(R/W) Index(R/W) Page(R/W) LockWait WaitTime DeadLock DBName.DSIName
    0/    2     0/   0    0/   3        0     0:00        0 ユーザログDB.ユーザログDSI
                     :
(1) ログイン名
(2) プロセスID
      (トランザクションモニタ配下のアプリケーションの場合は、現在
       動作中のクライアントプロセスIDが表示されます。)
(3) セションID
      (eオプションを指定した場合にだけ表示されます。)
      (マルチスレッド環境で動作しているアプリケーション以外の場合
       は“-----”が表示されます。)
(4) 動作状況
      ACT : Symfoware/RDBプロセス内で動作中
      INACT : Symfoware/RDBプロセス外で動作中
(5) Symfoware/RDBに接続してからの経過時間(単位は秒)
(6) クライアントプロセス種別
      SQL : アプリケーション
      TCP/IP : TCP/IP接続のアプリケーション
(7) モジュール名
      アプリケーション :
          アプリケーションロードモジュール名/コネクション名
          (アプリケーションロードモジュール名が15バイトを超える場
           合は、先頭の15バイトだけが出力されます。)
      TCP/IP接続のアプリケーション :
          接続端末のIPアドレス/コネクション名
(8) レコード(レコードを検索した回数/レコードを更新した回数)
(9) キーインデックス(インデックスを検索した回数/インデックスを更新した回数)
     常に0が表示されます。
(10)ページ (ページの読込みを依頼した回数/ページの書込みを依頼した回数)
(11)占有待ち回数
(12)総占有待ち時間(単位は秒)
(13)デッドロック回数
(14)データベース名.DSI名