高信頼性ログ機能の運用には、システム構成によって、以下の3つのパターンが考えられます。
パターン1:業務データベースがSymfoware Serverのデータベースサーバでのユーザログの取得
パターン2:業務データベースが他社データベースのデータベースサーバでのユーザログの取得(Oracleのデータベースサーバなど)
パターン3:業務データベース処理がないアプリケーションサーバでのユーザログの取得(HUBサーバ(注)など)
注) HUBサーバとは、業務システムの統合や拡張性・柔軟性・高可用性を実現するために、送信送受信業務代行、複数HUB連携、各種フォーマット変換などを行うためのサーバです。本章ではデータベースを配置しないサーバで、ユーザログの取得要件が高い代表的なサーバという位置付けで例として記述しています。
以下に、それぞれの運用パターンのシステム構成図を示します。
図1.1 パターン1:業務データベースがSymfoware Serverのデータベースサーバでのユーザログの取得
業務データベースがSymfoware Serverの場合は、Symfoware Serverの機能を利用して性能の高い高信頼性ログ機能の運用を行うことができます。この場合の詳細な機能は、“第5章 業務データベースがSymfoware Serverの場合”を参照してください。
図1.2 パターン2:業務データベースが他社データベースのデータベースサーバでのユーザログの取得
図1.3 パターン3:業務データベース処理がないHUBサーバなどでのユーザログの取得