以下に、環境設定ファイルのテンプレートが格納されています。
環境設定ファイルを作成する際には、必要なテンプレートファイルをコピーして利用してください。
[オフライン運用/シングル構成/ddバックアップの場合]
installdir/sample/offline/single/dd |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
[オフライン運用/シングル構成/ACMバックアップの場合]
installdir/sample/offline/single/acm |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
ファイルシステム上に作成したシングル構成のデータベースで、OSコピーによるオフライン運用を行う場合の環境設定ファイル作成例を以下に示します。
≪基本情報ファイルの条件≫
運用種別:オフライン
環境設定名:conf2
データベース運用形態:シングル
データベースファイル種別:ファイルシステム
データベースバックアップ方法:OSコピー
OPE_TYPE=2 CONF_NAME=conf2 DB_TYPE=1 DBF_TYPE=1 BK_TYPE=5
≪Oracle定義ファイルの条件≫
データベース名:dbname2
Oracle Version:11.2.0
Oracle Edition:Standard Edition
Oracleユーザー:oracle
ORACLE_HOME:/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_1
Gridユーザー:不要
Gridホーム:不要
ORA_DB_NAME=dbname2 ORA_VL=1 ORA_E=1 ORA_OWN=oracle ORA_HOME=/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_1 ORA_GRID_OWN= ORA_GRID_HOME=
注意
パラメーター値を記載しない場合も、“パラメーター名=”まで記載してください。
設定する領域の「種別」が「ディレクトリ」か、それ以外かによって設定する項目数が異なりますので、対応した条件の例を参照してください。
≪RMfO管理領域定義ファイルの条件(種別:ディレクトリ)≫
種別:ディレクトリ
ボリューム:不要
マウントポイント/ディレクトリ:/rmfo/conf2/rmfo_setup
0||/rmfo/conf2/rmfo_setup
注意
設定値を区切る「|」は、設定値を指定しない場合でも省略できません。
≪RMfO管理領域定義ファイルの条件(種別:ディレクトリ以外)≫
種別: ufs logging
ボリューム:/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2160s1
マウントポイント/ディレクトリ:/rmfo/conf2/rmfo_setup
2|/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2160s1|/rmfo/conf2/rmfo_setup
≪バックアップ基本情報ファイルの条件≫
バックアップ管理世代数:指定不可
不要バックアップ削除タイミング:指定不可
アーカイブログ自動削除:指定不可
リカバリ・カタログ登録:指定不可
実行ログ保存期間:31日
トレースレベル:標準
BK_GEN=-1 BK_DEL=-1 ARC_DEL=-1 CATALOG=-1 LOG_GEN=31 TRC_LVL=1
≪ノードリストファイルの条件≫
ホスト名:dbsvr2
ORACLE_SID:orasid2
ASMインスタンス名:不要
dbsvr2|orasid2|
注意
設定値を区切る「|」は、設定値を指定しない場合でも省略できません。
≪オフラインバックアップ定義ファイルの条件≫
未設定:/orasid2/dbf1
バックアップ元ボリューム1:/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2106s1
未設定:ufs logging
バックアップ先ボリューム1:/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2156s1
未設定:/orasid2/dbf2
バックアップ元ボリューム2:/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2106s2
未設定:ufs logging
バックアップ先ボリューム2:/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2156s2
未設定:/orasid2/dbf3
バックアップ元ボリューム3:/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2106s3
未設定:ufs logging
バックアップ先ボリューム3:/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2156s3
/orasid2/dbf1|/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2106s1|2|/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2156s1 /orasid2/dbf2|/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2106s2|2|/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2156s2 /orasid2/dbf3|/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2106s3|2|/dev/FJSVmplb/dsk/mplb2156s3
注意
設定値を区切る「|」は、設定値を指定しない場合でも省略できません。
ファイルシステム上に作成したシングル構成のデータベースで、ACM (OPC) によるオフライン運用を行う場合の環境設定ファイル作成例を以下に示します。
≪基本情報ファイルの条件≫
運用種別:オフライン
環境設定名:conf2
データベース運用形態:シングル
データベースファイル種別:ファイルシステム
データベースバックアップ方法:OPC
OPE_TYPE=2 CONF_NAME=conf2 DB_TYPE=1 DBF_TYPE=1 BK_TYPE=2
≪Oracle定義ファイルの条件≫
データベース名:dbname2
Oracle Version:11.2.0
Oracle Edition:Standard Edition
ORACLE_HOME:C:\app\Administrator\product\11.2.0\dbhome_1
Gridホーム:不要
ORA_DB_NAME=dbname2 ORA_VL=1 ORA_E=1 ORA_HOME=C:\app\Administrator\product\11.2.0\dbhome_1 ORA_GRID_HOME=
注意
パラメーター値を記載しない場合も、“パラメーター名=”まで記載してください。
≪RMfO管理領域定義ファイルの条件≫
フォルダー名:G:\rmfo\offline
0||G:\rmfo\offline
注意
設定値を区切る「|」は省略できません。
≪バックアップ基本情報ファイルの条件≫
バックアップ管理世代数:指定不可
不要バックアップ削除タイミング:指定不可
アーカイブログ自動削除:指定不可
実行ログ保存期間:31日
トレースレベル:標準
BK_GEN=-1 BK_DEL=-1 ARC_DEL=-1 LOG_GEN=31 TRC_LVL=1
≪ノードリストファイルの条件≫
ホスト名:dbsvr2
ORACLE_SID:orasid2
ASMインスタンス名:不要
dbsvr2|orasid2|
注意
設定値を区切る「|」は省略できません。
≪オフラインバックアップ定義ファイルの条件≫
バックアップ元ボリューム1:g1d180p1@DBSVR2
バックアップ先ボリューム1:g1d185p1@DBSVR2
バックアップ元ボリューム2:g1d181p1@DBSVR2
バックアップ先ボリューム2:g1d186p1@DBSVR2
バックアップ元ボリューム3:g1d182p1@DBSVR2
バックアップ先ボリューム3:g1d187p1@DBSVR2
|g1d180p1@DBSVR2||g1d185p1@DBSVR2 |g1d181p1@DBSVR2||g1d186p1@DBSVR2 |g1d182p1@DBSVR2||g1d187p1@DBSVR2
注意
設定値を区切る「|」は省略できません。