V15.x から V16.0 へのアップグレード手順は、以下の通りです。
注意
以下の手順でアップグレードを行う前に、必ずシステム(OS)バックアップを取得してください。
環境設定情報において、パスを設定する項目のうち、ドライブ直下以外を指定しているものについて、値の最後に「\」が設定されていると、V16.0では機能を実行できなくなります。
そのため、該当する環境設定情報の設定値が存在する場合、アップグレード前に、環境設定情報の変更を行い、環境設定値に含まれる最後の「\」を削除してください。
資源の退避
本製品のインストール先配下の、confインストールフォルダー配下のすべての資源を、confインストールフォルダーごと、インストール先配下以外の任意の場所にバックアップします。
アンインストール
旧バージョンレベルの製品をアンインストールします。アンインストールについては、各バージョンレベルのマニュアルの「7.2.3 アンインストール」を参照してください。
その際、バックアップの初期化や運用環境設定の削除など、アンインストールの前後に行う手順については、実施する必要はありません (ただし、JRE/JDKについては、サポート対象バージョンレベルが異なるため、必要に応じて再インストールしてください)。
インストール
V16.0をインストールします。インストールについては、「6.1.3 インストール」を参照してください。
その際、「6.1.4 インストールの後に」の手順については、実施する必要はありません。
資源のリストア
「1. 資源の退避」の手順でバックアップしたconfインストールフォルダーを、その配下の資源も含めてすべて、V16.0のインストール先配下にリストアします。
各種設定ファイルの変更
「2. アンインストール」の手順で、JRE/JDKを再インストールした場合は、RMfO環境変数設定ファイルのRMFO_JAVAPATH値を変更します。
詳細については、「6.1.4 インストールの後に」を参照してください。