以下に、環境設定ファイルのテンプレートが格納されています。
環境設定ファイルを作成する際には、必要なテンプレートファイルをコピーして利用してください。
[オンライン運用/シングル構成/RMANバックアップの場合]
installdir\sample\online\single\rman |
installdir : 本製品のインストールフォルダー
[オンライン運用/シングル構成/ACMバックアップの場合]
installdir\sample\online\single\acm |
installdir : 本製品のインストールフォルダー
ファイルシステム上に作成したシングル構成のデータベースで、RMANによるオンライン運用を行う場合の環境設定ファイル作成例を以下に示します。
≪基本情報ファイルの条件≫
運用種別:オンライン
環境設定名:conf1
データベース運用形態:シングル
データベースファイル種別:ファイルシステム
データベースバックアップ方法:RMAN
OPE_TYPE=1 CONF_NAME=conf1 DB_TYPE=1 DBF_TYPE=1 BK_TYPE=1
≪Oracle定義ファイルの条件≫
データベース名:dbname1
Oracle Version:11.2.0
Oracle Edition:Standard Edition
ORACLE_HOME:C:\app\Administrator\product\11.2.0\dbhome_1
Gridホーム:不要
ORA_DB_NAME=dbname1 ORA_VL=1 ORA_E=1 ORA_HOME=C:\app\Administrator\product\11.2.0\dbhome_1 ORA_GRID_HOME=
注意
パラメーター値を記載しない場合も、“パラメーター名=”まで記載してください。
「データベース運用形態」が「シングル」の場合、設定は不要です。
≪RMfO管理領域定義ファイルの条件≫
フォルダー名:G:\rmfo\online
0||G:\rmfo\online
注意
設定値を区切る「|」は省略できません。
≪バックアップ基本情報ファイルの条件≫
バックアップ管理世代数:1世代
不要バックアップ削除タイミング:後削除
アーカイブログ自動削除:手動
実行ログ保存期間:31日
トレースレベル:標準
BK_GEN=1 BK_DEL=2 ARC_DEL=2 LOG_GEN=31 TRC_LVL=1
≪ノードリストファイルの条件≫
ホスト名:dbsvr1
ORACLE_SID:orasid1
ASMインスタンス名:不要
dbsvr1|orasid1|
注意
設定値を区切る「|」は省略できません。
≪データファイルバックアップ定義ファイルの条件≫
バックアップ管理世代数:1世代
フォルダー名:H:\rmfo\bkdbf
1|0||H:\rmfo\bkdbf
注意
設定値を区切る「|」は省略できません。
2世代以上の場合、定義する行数は管理世代数分必要になります。必ず上から世代順に設定してください。
データファイルバックアップ定義ファイル (rmfo_bkdbf.ini)と同じ形式になります。
指定方法については、「データファイルバックアップ定義ファイル (rmfo_bkdbf.ini)」を参照してください。
定義ファイルの設定値については、制御ファイルバックアップ先の情報を指定してください。
データファイルバックアップ定義ファイル (rmfo_bkdbf.ini)と同じ形式になります。
指定方法については、「データファイルバックアップ定義ファイル (rmfo_bkdbf.ini)」を参照してください。
定義ファイルの設定値については、アーカイブログバックアップ先の情報を指定してください。
「基本情報ファイル(rmfo_system.ini)」の「データベース運用形態」が「シングル」の場合、設定は不要です。
「基本情報ファイル(rmfo_system.ini)」の「データベースバックアップ方法」が「RMAN」の場合、設定は不要です。
≪リカバリ・カタログ・データベース定義ファイルの条件≫
データベース名(ORACLE_SID):Rorasid1
ORACLE_HOME:C:\app\Administrator\product\11.2.0\dbhome_1
リスナー名:LISTENER_Rorasid1
ポート番号:1522
リカバリ・カタログ・ユーザー名:rman_user
同時接続可能OSユーザー・プロセス最大数:150
SGAコンポーネント合計サイズ:640
一時表領域サイズ:300
R_DB_NAME=Rorasid1 R_ORA_HOME=C:\app\Administrator\product\11.2.0\dbhome_1 R_LSNR_NAME=LISTENER_Rorasid1 R_PORT=1522 R_USER=rman_user R_PROCESSES=150 R_SGATARGET=640 R_TEMPSIZE=300
リカバリ・カタログ・データベースのSYSパスワードを指定してください。
≪リカバリ・カタログ・データベースSYSパスワードファイルの条件≫
SYSパスワード:catalog_sys_password
catalog_sys_password
注意
このファイルは、オンライン環境設定コマンドで有効化したときに暗号化されます。暗号化された場合、ファイルの拡張子が「.crp」に変更されます。暗号化ファイルは再設定時には使用できませんので、再度「.ini」ファイルを作成してください。
リカバリ・カタログ・ユーザーのパスワードを指定してください。
≪リカバリ・カタログ・ユーザーパスワードファイルの条件≫
リカバリ・カタログ・ユーザーパスワード:catalog_user_password
catalog_user_password
注意
このファイルは、オンライン環境設定コマンドで有効化したときに暗号化されます。暗号化された場合、ファイルの拡張子が「.crp」に変更されます。暗号化ファイルは再設定時には使用できませんので、再度「.ini」ファイルを作成してください。