同期を行わない運用について運用形態を以下に示します。
同期を行わない運用においても同期を行う運用と同様に、イベントの通知と対処情報の同期が可能です。同期を行わない運用では、構成情報や定義情報をそれぞれのサーバで保存しており、片方の運用管理サーバがダウンした場合でも切り替え作業などは発生しません。
また、それぞれの運用管理サーバで使用できる機能に制限はありませんが、主系サーバ、従系サーバからそれぞれ異なるポリシーを同一のサーバに配付すると不整合を起こす場合があり、運用上の注意が必要です。同一のサーバにポリシーを配付した場合、後から配付したポリシーが適用されます。
ポイント
対処連携
一方の運用管理クライアントでイベントを対処すると、もう一方の運用管理クライアントの同一イベントも対処されます。
対処連携するイベントの状態は、[対処済]または[保留]です。
対処連携は、同期時間などの定義内容を変更することができます。詳細は、“サーバ間連携の詳細定義”を参照してください。