Systemwalker認証リポジトリが何らかの理由で使用できなくなった場合、Systemwalker共通ユーザー管理機能、およびSystemwalkerシングル・サインオン機能の運用は行うことができません。
この場合は、接続先リポジトリの設定を無効化し、Systemwalker製品個別の認証方法(旧バージョンの認証方法)に戻す必要があります。
Systemwalker認証リポジトリが復旧した場合は、接続先リポジトリの設定を有効化し、Systemwalker共通ユーザー管理機能、およびSystemwalkerシングル・サインオン機能の運用を再開することができます。
接続先リポジトリ設定の無効化する方法と、接続先リポジトリの設定を有効化する方法について説明します。
接続先リポジトリの設定を無効化する
接続先リポジトリの設定を無効化する手順は以下のとおりです。
以下のコマンドを実行します。
swidmg_set_repository DISABLE |
swidmg_set_repositoryコマンドの実行場所と格納先は以下のとおりです。
【コマンド実行場所】
Systemwalker製品名 | インストール種別 |
---|---|
Systemwalker Centric Manager | 運用管理サーバ 部門管理サーバ 業務サーバ |
Systemwalker Operation Manager | サーバ |
Systemwalker Service Quality Coordinator | 運用管理クライアント |
【格納先】
OS | 格納先 |
---|---|
Windows | %F4AM_INSTALL_PATH%\F4AMidmg\client |
UNIX | /opt/FJSVswaic/client |
swidmg_set_repositoryコマンドの詳細については、“swidmg_set_repository(接続先Systemwalker認証リポジトリ設定コマンド)”を参照してください。
各Systemwalker製品へログインするユーザーを登録します。
ユーザーの登録方法については、各Systemwalker製品のマニュアルを参照してください。
各Systemwalker製品のWebコンソールから認証を行ってください。
ポイント
Systemwalker製品によっては、製品の再起動が必要になる場合があります。
製品の再起動が必要かは、各Systemwalker製品のSystemwalker認証リポジトリを利用する場合の手順が記載されているマニュアルを参照してください。
接続先リポジトリの設定を有効化する
接続先リポジトリの設定を有効化する手順は以下のとおりです。
以下のコマンドを実行します。
swidmg_set_repository ENABLE |
swidmg_set_repositoryコマンドの実行場所と格納先は以下のとおりです。
【コマンド実行場所】
Systemwalker製品名 | インストール種別 |
---|---|
Systemwalker Centric Manager | 運用管理サーバ 部門管理サーバ 業務サーバ |
Systemwalker Operation Manager | サーバ |
Systemwalker Service Quality Coordinator | 運用管理クライアント |
【格納先】
OS | 格納先 |
---|---|
Windows | %F4AM_INSTALL_PATH%\F4AMidmg\client |
UNIX | /opt/FJSVswaic/client |
swidmg_set_repositoryコマンドの詳細については、“swidmg_set_repository(接続先Systemwalker認証リポジトリ設定コマンド)”を参照してください。
接続先リポジトリ設定の無効化の手順2で登録したユーザーが必要なければ、削除してください。
ポイント
Systemwalker製品によっては、製品の再起動が必要になる場合があります。
製品の再起動が必要かは、各Systemwalker製品のSystemwalker認証リポジトリを利用する場合の手順が記載されているマニュアルを参照してください。