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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Interstage HTTP Server 2.2運用ガイド
FUJITSU Software

8.2.16 ahs00018

AHS: ERROR: ahs00018: (%s1)%s2: make_sock: could not bind to address %s3 [%s4]

可変情報

%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:IPアドレス:ポート番号
%s4:環境定義ファイル名

意味

ソケットへのアドレス割当てに失敗しました。

システムの処理

Webサーバの起動処理を中止します。

ユーザの対処

出力されたエラー詳細番号%s1を確認し、以下の表を参照してエラー詳細番号%s1に対する対処を行ってください。

エラー詳細番号%s1

意味・対処

備考


OS 10013
OS 10048

Webサーバ起動時に出力された場合、以下の対処を行ってください。

  • Webサーバを停止した直後にWebサーバを起動した場合は、停止したWebサーバが使用していたIPアドレス・ポート番号%s3(またはポート番号%s3)の解放処理が完了していない可能性があります。しばらく時間(数秒程度)をおいてから、再度Webサーバを起動してください。

  • 設定したIPアドレス・ポート番号%s3(またはポート番号%s3)が、他のサービスで使用されています。
    設定したIPアドレス・ポート番号%s3(またはポート番号%s3)が、他のサービスに設定されているIPアドレスおよびポート番号と重複していないかを確認してください。重複している場合は、そのサービスを終了させるか、異なるIPアドレス・ポート番号(またはポート番号)を設定してください。IPアドレスおよびポート番号の設定に問題がない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

  • 環境定義ファイル%s4に、Listenディレクティブが同一のIPアドレスとポート番号の組合せで複数設定しています。
    不要なListenディレクティブを削除してください。



(注)


125


98


OS 10049

無効なアドレスを指定しています。
環境定義ファイル%s4のListenディレクティブの設定に誤りがないかを確認してください。

  


126


22
99


99

IPアドレス%s3が割り当てられているネットワークインタフェースが有効になっていない可能性があります。
IPアドレス%s3が割り当てられているネットワークインタフェースの設定を確認してください。ネットワークインタフェースカードの設定に問題がない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

  

上記以外の場合

エラー詳細内容%s2を確認して、失敗の原因を取り除いてください。

  

注)環境定義ファイル%s4のListenディレクティブにIPアドレスを指定していない場合は、以下のメッセージが連続して出力されることがあります。

  • IPアドレス:ポート番号%s3のIPアドレスが「[::]」のメッセージ

  • IPアドレス:ポート番号%s3のIPアドレスが「0.0.0.0」のメッセージ