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Interstage Application Server マルチシステム運用ガイド
FUJITSU Software

E.5 システムダウン時の動作

  クライアントからオブジェクト呼出し時に振り分け先のシステムがダウンしている場合、オブジェクト呼出しは通信エラー(COMM_FAILURE)となります。この場合、ネーミングサービスのオブジェクトリファレンスの獲得から再実行してください。再実行時には、運用中のサーバへ振り分けられます。

  また、システムが異常状態から復旧した場合、クライアントからの再振り分けを行う必要があります。そのため、ネーミングサービスのオブジェクトリファレンスの獲得を再実行してください。

  システムダウンの復旧時には、ダウンしたシステムを保守フェーズに切り替え、システムを運用可能な状態(Interstage、ワークユニットを起動し、運用環境が整った状態)にした後、保守フェーズを解除してください。

  1. システムダウン

  2. 保守フェーズへ切り替え

  3. ダウン原因を取り除く

  4. Interstageの起動

  5. ワークユニットの起動

  6. 保守フェーズの解除