コンポーネントトランザクションサービスのAIM連携機能はデフォルトシステムでのみ提供しています。拡張システムでは、AIM連携用のワークユニットを動作させることはできません。
AIM連携機能の設計
拡張システムからAIM連携を行う場合には、下図に示すようにデフォルトシステム上にAIM連携用のワークユニットを配置し、アプリケーション間連携機能を用いて拡張システムからAIM連携を行うようシステムを設計してください。
なお、定義の登録や運用方法については、“4.3.3.2 サーバアプリケーション間連携機能の運用について”を参照してください。
AIM連携機能の運用
AIM連携機能を利用して運用を行う場合には下図に示すように、デフォルトシステムと拡張システムで個々に運用の設定が必要です。
デフォルトシステムの運用
Interstageを起動
ラッパーワークユニットを定義
自システムのネーミングサービスにオブジェクトを登録
拡張システムのネーミングサービスにオブジェクトを登録
ラッパーワークユニットを起動
拡張システムの運用
Interstageを起動
デフォルトシステムのラッパーワークユニットへの中継用ワークユニットを定義
ワークユニット定義の環境変数に自システム名を設定
自システムのネーミングサービスにオブジェクトを登録